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日々のぜいぜい

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日光白根山

2016.02.09
2016.2.7(日) 

場所:群馬県片品村(丸沼高原スキー場Pより)
形態:雪山ハイキング
標高差:580m
メンバー:相方、長男、ぜいぜい
コースタイム:自宅4:00~丸沼高原スキー場P8:20/9:00~<ゴンドラ>~日光白根山登山口9:30~
日光白根山山頂(2577.6m)11:50/12:00~(ぜいぜいは2500m圏まで、昼食12:15/12:30)~ゴンドラ乗り場14:10


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正月休みのあの日、前白根山から眺める奥白根山のその堂々としたたたずまいに
なんとりっぱな山であろうと思った。
その日は夜半からテントもあわやというくらいの強風で翌朝の登頂を断念したのだった。後ろ髪引かれながらの下山だった。
あれから1ヶ月、願ってもない好天が北関東にもたらされるようだ。

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冬場の3:30起床はやっぱり辛い。と、何時に起きても毎度同じことを言う。。。
こんな早朝にもかかわらず、圏央道そして関越はかなり交通量が多く、さすがスキーシーズンど真ん中だ。
これは帰りが思い遣られるねと、朝からちょっと不安モードだが、明け方前の星たちも煌めいて、今日は絶好の登山日和。

R120はスキー客で所々渋滞で、なんだか尾瀬トップシーズンより混んでます。
広大な丸沼高原スキー場Pだけど、あれよあれよというまにも満杯になっていく。
チケット売り場で登山届を出し、往復のゴンドラと保証金の代金を支払う。

山頂駅では結構風が冷たくて、今シーズン初めてのバラクラバをかぶる。
手袋も一番厚い冬山用で、写真を撮るのにあたふたしていたら、相方と長男はとっとと行ってしまった。
なんて冷たいと、雪山の寒さと微塵もない夫婦愛、親子愛を嘆きながら二荒山神社の鳥居をくぐって登山スタートだ。

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トレースがしっかりついているので、なんの苦もなく七色平まで
大日如来さんもたっぷりの雪を頂いて、お社もすっかりかまくら状態

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シラビソのゆるやかな樹林帯を登っていくと、ここが地獄ナギだろうか、なんとなくトラバースがいやらしく見えたので、
しばし考えてここでアイゼン装着。すると、あとから来た男性2人のパーティに「ひとり?」と聞かれます。
「歩くの遅いので、連れに置いてきぼりです」と答えると、「いっしょに行く?」とやさしいお言葉。
ただ、歩くのが遅いので先にいってもらいます。

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登山道はときどきジグを切りながらも延々と中腹をトラバースして行き、トラバースが苦手な自分には、なんともいやな道。
落ちた時の用心に、ピッケルを出すことにします。が、斜面の雪がフカフカすぎて全然効かない。
途中、ストックが木の枝にからまって四苦八苦していると、もう下ってきた男性に外していただく、ほんと申し訳ない。

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トラバースの後に平場のステージまたトラバースと繰り返し、いよいよ低木帯となって青空に向かって直登だ。
急斜面に差し掛かると、アイゼンが雪で滑り出し始め、
それを上から見てくださっていた先ほどの男性2人パーティの方が的確に指示を出してくれ、気にかけて頂いてほんと申し訳ないです。

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ここをクリアすると、ついに森林限界、さすがに風が半端ない。今日は風速10m位で登れない程の風ではないけれど
風に吹き飛ばされた、氷粒がほっぺたに当って痛いので、はずしていたバラクラバを再度かぶって歩き出す。
眼下には錫ヶ岳から皇海山の稜線が延び、その奥は赤城山だろうか。

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そして目の前にはいよいよ奥白根の荒々しい風貌が飛び込んできます。
男性2人パーティも斜面に取り付いているのが手に取るように見える。
そして私も雪道からいよいよバーンの地帯へと踏み込みます。
途中ちょっと分かりづらくなったりしますが、とにかく鞍部を目指す。

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そうして登っているさなか、もう相方たちが下ってきてしまう。。。
あと山頂まで標高差70m、一旦南峰に登り、また鞍部まで下って登り返した先が奥白根山の山頂なのだという。
私の足だとここまで往復で1hは見ておいた方がいいと言われ、帰りのゴンドラが15:30最終なのと、
山頂直下の下りも悪いということで、単独では不安もあり、ここで断念して一緒に下ることにする。

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ここから先は相方たちの記録

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                                               お社のある所が南峰
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             こっちが山頂

独立峰だけあって、山頂は360度の展望、気温-20℃だったようだ。
東には男体山と、大真名子、女峰、太郎の揃い踏み、眼下には完全に凍結した五色沼と前白根山

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南東には中禅寺湖

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相方達と合流しゲレンデトップに戻ったのは14時。。。う~ん、時間的には山頂まで行けたかなあ。
いずれリベンジがあればです。
最後にゲレンデから日光白根山

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***覚え書き***
・ゴンドラは往復¥2000+リフトカード保証金1000円で下山届(口頭)をしてリフトカードと引き換えに返してもらえます。
・日帰り温泉、加羅倉館¥430
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Comment

- hiro

いやらしいトラバースは夏は両側いっぱいカニコウモリの群落でしたわ。私もここは雪があったらヤダな。。と思ったです。先も急な坂だしね・・・
最後、鞍部まで行ってそこから下がって登ってだと思うんだけど、岩をみんな上がるんですかね・・
なんだか、晴天で羨ましい~^^
2016.02.10 Wed 17:35 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ hiroちゃん
夏はお花のお山だよね。
シラネアオイとかコマクサも咲いてるのかなあ。
トラバースは落ちたら止まらないな結構傾斜急なところもあって緊張しちゃった。
下りのトラバースは何とも感じないんだけど、登りのトラバースがなんだか怖い変な人です。
お天気狙いでhiroちゃんも雪山どんどん実力つけてるから、行ってみたらどうかな~
2016.02.10 Wed 20:58 URL [ Edit ]

良いですね! -    河童

 純白の雪うらやましいですね。
やっぱ冬はこうでなきゃですよ(^o^)
 四国山地は昨日も大雨・・・
今日は植物園でも行ってこようかなぁ(笑)
2016.02.14 Sun 08:21 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆河童ちゃん
こちらも今日は朝から大雨、午後から梅園に行ってきました。
あんまり冬らしくない冬だけど、どこかで大どんでん返しあるのかな。
そうだとしても穏便に季節はめぐってほしいね。
2016.02.14 Sun 22:50 URL [ Edit ]

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