西ゼン~平標山(1983.7m)
2015.10.27
2015.10.18(日)
場所:新潟県湯沢町(魚野川流域 仙ノ倉谷西ゼン)
形態:沢登り
標高差:1020m
メンバー:相方、長男
コースタイム:毛渡沢ゲート前P6:10~バッキガ平橋6:25~ダイコンオロシ沢出合7:50~西ゼン東ゼン二俣9:00~
第1スラブ帯9:45~第2スラブ帯10:25~1対1二俣12:05~池塘登山道13:30/14:00~平標山14:25/14:30~岩魚沢林道登山口16:45

第1スラブ帯、クリックでウェブアルバムにリンクします

場所:新潟県湯沢町(魚野川流域 仙ノ倉谷西ゼン)
形態:沢登り
標高差:1020m
メンバー:相方、長男
コースタイム:毛渡沢ゲート前P6:10~バッキガ平橋6:25~ダイコンオロシ沢出合7:50~西ゼン東ゼン二俣9:00~
第1スラブ帯9:45~第2スラブ帯10:25~1対1二俣12:05~池塘登山道13:30/14:00~平標山14:25/14:30~岩魚沢林道登山口16:45

第1スラブ帯、クリックでウェブアルバムにリンクします
今年こそはと相方が意気込んでいた西ゼン
いかにも上越的なスラブの登攀は沢屋なら誰もがあこがれを持って登攀を試みたい沢だろう。
西ゼンは谷川連峰の端っこ上越側に位置し、北斜面であるため毎年遅くまで雪渓が残る。
そのために同じ標高差にもかかわらず、白毛門沢に比べると極端に入渓者は少ない。
我家ではシーズン先駆けて入渓する勇気はもちろんなく、いずれのグループが入渓するのをひたすら待った。
今年の谷川の沢はいつまでも雪渓が残っていて、web上の7月のレポでは雪渓で追い返され、9月に入ってやっと遡行者のレポを発見
9/27、毛渡沢ゲート前まで行ったものの雨であえなく敗退
今日の日、前日の雨もありまたも跳ね返されるのかと危惧、それでも当日はこれ以上望みようのない最高の晴天となった。
長い西ゼンの遡行において危惧されるのは下山時間、ザイルを出したり藪こぎに手間取ると、ヘッ電下山というレポもかなりある。
膝がもう風前の灯でもある相方が下山4hの平標新道の激下りには耐えられないだろう。
そこで、端から西ゼンの遡行はパスと思っていたぜいぜいが、車を西側登山口である平標山町営駐車場にまわして
相方の下山をフォローすることにする。
******************************************************
毛渡沢ゲート前Pにはすでに先行者が1台、準備の最中もう1台3人パーティがやってきた。
おじさんグループだったけど、いかにも沢慣れしてるなと感じたのはその支度の早さだった。
支度に手間取っている長男を残して相方が先行、林道が大分整備された影響か若干登山道の様子が違うようだ。
平標新道渡渉点より入渓する。

ゴーロを進むと最初の滝場は8mナメ滝、続いて6m滝は右から

その上が東ゼンとの二俣となって、右俣の西ゼンに入る。
若干のヌメリがありそうでその先のナメ滝、25m、20mはそのまま右を巻いていく。この界隈の紅葉がピークのようだ。

入口の滝場をいずれも左から越えて行くといよいよ第1スラブ帯が始まる。
第1スラブ帯の方が傾斜が緩いようだが、右手を行くと草付きから藪にまで押し上げられて、中々沢に復帰できず苦労した
というレポを見ていたので、ここは左手から突破していく。
こういったスラブ帯はルーファイによって行動を左右されるので、現地での慎重なルーファイが必須となる。
ぜいぜいが一緒なら、ザイルを出しっぱなしだなあと憎まれ口を言われるが、事実慎重を期したい場所であることは間違いなく
相方と長男二人なので、ノーザイルでサクサクと登っていく。





第1スラブ帯を出て、4m、6mの滝場を越え、二段15m滝も左から越えていく

そして間髪をいれずに第2スラブ帯が始まる。
圧倒的な高度感と振り返れば大源太山と背後には巻機山から続く国境稜線の山々が目線の高さへと連なっていく。
言葉には表せない高揚感に身を置く、アドレナリン全開の登攀だ。




第2スラブ帯が終了すると3m、6mの小滝はあまりにヌメリが強かったため右から巻いて、1:1の二俣は右俣へ
そして遥か彼方の平標山に向かってここから楽しい藪こぎタイム。。。
この秋はもう随分と藪こぎ三昧だったので、なんか藪こぎしないと終わった気がしない。。。なんてことはなくひ~ひ~漕ぎます。


登山道の池塘にたどり着いてやっと装備解除、平標山山頂を踏んで、山の家経由で岩魚沢林道に降り立った。
長い1日だった。


いかにも上越的なスラブの登攀は沢屋なら誰もがあこがれを持って登攀を試みたい沢だろう。
西ゼンは谷川連峰の端っこ上越側に位置し、北斜面であるため毎年遅くまで雪渓が残る。
そのために同じ標高差にもかかわらず、白毛門沢に比べると極端に入渓者は少ない。
我家ではシーズン先駆けて入渓する勇気はもちろんなく、いずれのグループが入渓するのをひたすら待った。
今年の谷川の沢はいつまでも雪渓が残っていて、web上の7月のレポでは雪渓で追い返され、9月に入ってやっと遡行者のレポを発見
9/27、毛渡沢ゲート前まで行ったものの雨であえなく敗退
今日の日、前日の雨もありまたも跳ね返されるのかと危惧、それでも当日はこれ以上望みようのない最高の晴天となった。
長い西ゼンの遡行において危惧されるのは下山時間、ザイルを出したり藪こぎに手間取ると、ヘッ電下山というレポもかなりある。
膝がもう風前の灯でもある相方が下山4hの平標新道の激下りには耐えられないだろう。
そこで、端から西ゼンの遡行はパスと思っていたぜいぜいが、車を西側登山口である平標山町営駐車場にまわして
相方の下山をフォローすることにする。
******************************************************
毛渡沢ゲート前Pにはすでに先行者が1台、準備の最中もう1台3人パーティがやってきた。
おじさんグループだったけど、いかにも沢慣れしてるなと感じたのはその支度の早さだった。
支度に手間取っている長男を残して相方が先行、林道が大分整備された影響か若干登山道の様子が違うようだ。
平標新道渡渉点より入渓する。


ゴーロを進むと最初の滝場は8mナメ滝、続いて6m滝は右から


その上が東ゼンとの二俣となって、右俣の西ゼンに入る。
若干のヌメリがありそうでその先のナメ滝、25m、20mはそのまま右を巻いていく。この界隈の紅葉がピークのようだ。

入口の滝場をいずれも左から越えて行くといよいよ第1スラブ帯が始まる。
第1スラブ帯の方が傾斜が緩いようだが、右手を行くと草付きから藪にまで押し上げられて、中々沢に復帰できず苦労した
というレポを見ていたので、ここは左手から突破していく。
こういったスラブ帯はルーファイによって行動を左右されるので、現地での慎重なルーファイが必須となる。
ぜいぜいが一緒なら、ザイルを出しっぱなしだなあと憎まれ口を言われるが、事実慎重を期したい場所であることは間違いなく
相方と長男二人なので、ノーザイルでサクサクと登っていく。








第1スラブ帯を出て、4m、6mの滝場を越え、二段15m滝も左から越えていく


そして間髪をいれずに第2スラブ帯が始まる。
圧倒的な高度感と振り返れば大源太山と背後には巻機山から続く国境稜線の山々が目線の高さへと連なっていく。
言葉には表せない高揚感に身を置く、アドレナリン全開の登攀だ。






第2スラブ帯が終了すると3m、6mの小滝はあまりにヌメリが強かったため右から巻いて、1:1の二俣は右俣へ
そして遥か彼方の平標山に向かってここから楽しい藪こぎタイム。。。
この秋はもう随分と藪こぎ三昧だったので、なんか藪こぎしないと終わった気がしない。。。なんてことはなくひ~ひ~漕ぎます。




登山道の池塘にたどり着いてやっと装備解除、平標山山頂を踏んで、山の家経由で岩魚沢林道に降り立った。
長い1日だった。




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