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ヌク沢左俣左沢

2015.07.13
2015.7.12(日)

場所:山梨県山梨市(笛吹川流域 ヌク沢左俣左沢)
形態:沢登り
標高差:950m
メンバー:相方、ぜいぜい
コースタイム:
自宅21:05~西沢渓谷駐車場23:20/6:00~ヌク沢橋入渓6:20/6:40~第2堰堤(近丸新道横断地点)8:40/8:50~
第3堰堤10:25~奥の二俣11:25/11:35~近丸新道登山道2100m地点15:15/15:35~西沢渓谷駐車場19:00


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7m滝 クリックでウェブアルバムにリンクします

ヌク沢1 ヌク沢2 クリックOK
巨大堰堤はえも言われぬ威圧感がある。
ここを越したら(あんまり越す人もそんなにいないと思うけど)もう後戻りは出来ないという諦めと、
踏み込んでしまったという恐怖といったら大げさだろうか。。。

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ヌク沢といえば、大滝を有する左俣右沢が有名だけれど、左沢もまた侮りがたい沢だった。
特に奥の二俣を過ぎてから、いままでの奥秩父らしい優しさが消えて風景が一変する。
10mクラスの滝場がほぼ切れ目なく標高差にして300m近く続き、また両岸は巻きようのない急峻な岩肌が現れて
万年初級者にはドキドキの連続だった。
右沢の230mの大滝には劣るだろうけれど、充分に登り甲斐のある手応えのある沢だと思う。
鶏冠谷右俣と同程度のレベルと思う。ヌメリが強かったら今回は歯が立たなかったかもしれない。

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今回の沢は標高差950m、ヘタレなので早めの出発だが、ぽつぽつと西沢渓谷や甲武信に向けた人達と前後して歩く。
先週から急に気温が上がって梅雨の中休みとなった休日、朝方はやはり空気が清々しい。
ヌク沢入渓点まで20'程、いままで気にしていなかったけれど、古い橋脚の遺構があった。第1堰堤を右から越えて入渓準備。

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河原や小滝を織り交ぜながら平和な沢が続く。さして標高も上がらず、やや薄暗いことが、かえって涼しさを増して心地よい。

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前方には滝音を響かせて水量の多いひょんぐった7m滝が横の姿で現れる。遠目でも正面からもまた右手からも
それぞれに姿を変えて表情の豊かな滝だ。(トップ写真)

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右岸から7mの滝を合わせると、景色のよい滝場が続いて、両岸のゴルジュの圧迫を忘れさせてくれる。

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この先で追い越していったパーティは、なんと2年前米子沢でお会いした方だった。沢の世界はほんと狭いです。
そしてこの滝7mがなかなかの曲者。
最後の人が登っている1段が私では中々踏ん切りがつかず登れない。
お助けを出してもらったけれど、2度スリップして下まで落ちる。ここは残置があるので、ぜひザイルを出して欲しかった。
いや、ほんと怖かった、なんとか登ったけど。。。
この後もう1パーティが追いついて、今回はうちも含めた3パーティのようです。

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その後もいい感じの滝とナメが続いて飽きさせない。第2堰堤までのこの区間は沢としては愁眉。
この区間を登山道で巻いてしまうのはいかにももったいない。

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前方が明るく開けてくると近丸新道横断点と、第2堰堤が現れる。全くなんでこんな所にと風情も何もない堰堤がうらめしい。
堰堤は少し手前から登り始めてやや高めに巻く踏み跡がある。下りが怖かった。(ってかこんなとこ怖がってたらだけど。。。)
第3堰堤まではナメがところどころに。。。

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第3堰堤は左岸にしっかりとした踏み跡で楽に巻ける。(2枚目写真)
第3堰堤からは沢は荒れ始めて、特に左岸からのガレが目立つ。これも堰堤と林道の功罪でしょう。
こんな巨大な堰堤が中流部に5基、本当に必要なんだろうか。。。
第4~第6堰堤は、大ザレが現れる場所で相方が右岸に平場を発見、登ってみると仕事道が現れる。
堰堤工事で造られたものだろうか、左俣の堰堤まで一気に巻けたので、右俣との出合がよくわからなかった。
この間の堰堤は一つ一つ越すにはザレていて大分難儀しそう。

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左俣に入っていずれも簡単な滝場を越えると

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1650m圏で奥の二俣となり左沢へ、10mのゴトゴトの滝を越え

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やや、ヌメリの強いやっかいなナメを左岸から巻くと

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少し荒れた区間を過ぎて、いよいよ詰めまでほぼ途切れることのない急な滝場の連続になります。
途中では、ヌメリが強くなったり、岩がボロボロだったり、CSやめて~だったり、落石注意だったり、
逃げ場がないだけに気を抜けません。
本当に危険な所は、写真全くなしです。両岸の岸壁がなんともうらめしい。。。

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1900m圏の二俣は登山道に近い左へ

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標高が2000mを超えたところでやっと水涸れ、右岸の登りやすそうな斜面を探すも、結局最後のガレまで行って
そこから左の尾根に登って、登山道2100m地点へ、いやあ長かった。。。

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登山道脇で沢装備を解く時の、開放感と達成感の心地よさに浸り、あそこがどうだったとか、ほんとにやばいなんて語りながら
振り返るひととき。。。
それもまあ一瞬で、下山では痛い膝や足裏にひ~ひ~言いながら、時間を掛けて下ってゆく。
近丸新道の森林軌道跡に入ると、眼下には朝辿った沢が、白い飛沫の1本の帯となって下流に駆けていく。
あんなに水量多かったかなと思いながら、鳥たちの今日最後のさえずりを聞きながら駐車場へと戻った。
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Comment

- おくがけど

フェルトとラバー、両方の性能を併せ持つソールが出たら、1級半ぐらい上の遡行レベルの沢に行けるような気がする。
気のせいかもしれないが。
2015.07.15 Wed 19:58 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆おくがけちゃん
ですね~ラバーだとまったく歯がたたないヌメリ沢はうちは速攻敗退ですもん。
ラバーに装着できるわらじとか作ってくれないかなあ。
2015.07.15 Wed 21:11 URL [ Edit ]

- gankoya

2年前、米子沢でカメラのシャッターを切っていただきました。
今回も登攀中の写真を撮っていただきましたね!
ありがとうございました。

写真の一歩、ちょっと決意が必要でした。
お互いに、ケガ無く永く楽しみたいものです。
2015.07.17 Fri 16:50 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ gankoyaさん
ご訪問ありがとうございます。
まさかの2度目再会でしたね。
私は初めすぐわからなかったのですが、
さすがに相方は前回写真撮ったのでよく覚えていたようでした。
あの時は息子さんがご一緒でしたよね。
うちも時々息子と3人で沢行ってます。
こちらこそお互いに安全に永く沢や山で楽しみたいですね。
2015.07.17 Fri 22:44 URL [ Edit ]

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