那須岳-茶臼岳(1915m)
2015.04.03
2015.3.29(日) 
場所:栃木県、那須町
形態:雪山ハイキング
標高差:525m
メンバー:相方、長男、ぜいぜい
コースタイム:
自宅3:30~道の駅那須高原友愛の森6:30/6:55~那須ロープウェイ駅P7:15/7:35~那須岳登山指導所8:00~
峰の茶屋跡避難小屋8:45/9:25~茶臼岳山頂10:00/10:40~那須ロープウェイ駅P12:25


場所:栃木県、那須町
形態:雪山ハイキング
標高差:525m
メンバー:相方、長男、ぜいぜい
コースタイム:
自宅3:30~道の駅那須高原友愛の森6:30/6:55~那須ロープウェイ駅P7:15/7:35~那須岳登山指導所8:00~
峰の茶屋跡避難小屋8:45/9:25~茶臼岳山頂10:00/10:40~那須ロープウェイ駅P12:25

ここは風のお山、右からも左からも前からも後ろからもまるで人を痛めつけるように吹きすさぶ。
人を試すのか、拒絶しているのか、荒涼として、そして火山ガスを吹き上げ、そこは地獄の佇まい。
そんなお山を鎮めるように登山口にも山頂にも鳥井が立ち、りっぱなお社があたりをへいげいする。
そんな荒ぶるお山。
****************************************************
さあ、今日もよいお天気です。
ロープウェイの駐車場はもうすでに半分は埋まっていてそれぞれ準備にいとまがありません。
峠の茶屋まで車道を横切るかたちで道がつく。
登山口の鳥井は昨年の1月と同じ深さまで埋もれていて、あら、これはまだまだ雪深いのかしらと思いますが
尾根に出ればそこは春山、大分雪も減ってぽかぽかと暖かなというより汗がしたたり落ちる。

雪は大分腐っているし所々土も出ているので、特にアイゼンの必要は感じません。
している人と半々といったところ。
快適に峰の茶屋跡までやってきます。

さあ、今日は朝日岳が目標で、踏み跡もついているトラバース道ですが、下からずっと眺めて来た感じではどうも怖そう。
ここは沢下まで滑落している情報もあるので思案です。
相方は冬コースの剣ヶ峰からと提案します。足の速い長男は先に茶臼岳に登っているので、しばらく下ってくるのを待ちます。
峰の茶屋跡で休んでいると、途中で抜かしたグループがやってきます。
どうやら朝日岳のようで、やはり剣ヶ峰に取りつくようです。どんなルート取りをするのか観察していると、
さらに3人Pもやってきてグループを抜かして登っていきますが、ここからが修羅場。。。
グループが手こずっている岩場を抜かしてその先で、頭大の落石を2度ほど起こします。
先頭のグループのリーダーは急いで岩陰に身を隠し、2番手の人はジャンプして岩を避け、
猛然と3人Pの所に向かって多分苦言を呈している模様。
見ていた私達はもちろん真っ青、「止めようね」と茶臼岳に向かうことにします。
3人Pとグループの二人ほどは先に進んだようですが、グループの後続はどうやら断念した模様。
やはり積雪期のルートなので、雪がないと相当に危険と思います。

途中下山してきた長男には状況を説明して行かないように忠告。
相方と二人茶臼岳の山頂を目指します。途中1箇所氷結していた所がありましたが、なんとかクリア。
山頂の雪はすっかり溶けていて風もなくぽかぽか陽気です。
日光方面や会津方面はまだまだ雪深く見えます。

昨秋に歩いた南月山方面や流石山方面はしっかり雪がついているようです。

山頂を後に下山途中、朝日岳山頂に人影を発見、積雪期~残雪期は朝日岳南尾根からのバリエーションもあるようで
岩場を登っているパーティも何組か見かけます。

トラバースを下山中のパーティもいました。意外とトラバース歩けたのかな。

順調に下ってよせばいいのに私は駐車場目指して行きます。
ズボズボの所を嫌ってアスファルトの道を行こうとしたわけなのですが、眼の前が駐車場なのに、なんと除雪車が
駐車場の際を削ってくれていまして、3mほどの垂壁は降りれません。
戻るのもしゃくなのでなんとか低そうな所を探して、後ろ向きに登山靴キックステップと、ストックで切込を入れて降りました。
本日の核心部となってしまいました。
下山後はお目当てのホテルの温泉がまだ開いてなかったので、17号沿いの会◯屋という旅館で日帰り温泉でした。
安かったし、貸し切りだったし、お湯もまあまあだったのですが、う~ん、寂れた感というか哀愁たっぷりでした。
人を試すのか、拒絶しているのか、荒涼として、そして火山ガスを吹き上げ、そこは地獄の佇まい。
そんなお山を鎮めるように登山口にも山頂にも鳥井が立ち、りっぱなお社があたりをへいげいする。
そんな荒ぶるお山。
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さあ、今日もよいお天気です。
ロープウェイの駐車場はもうすでに半分は埋まっていてそれぞれ準備にいとまがありません。
峠の茶屋まで車道を横切るかたちで道がつく。
登山口の鳥井は昨年の1月と同じ深さまで埋もれていて、あら、これはまだまだ雪深いのかしらと思いますが
尾根に出ればそこは春山、大分雪も減ってぽかぽかと暖かなというより汗がしたたり落ちる。


雪は大分腐っているし所々土も出ているので、特にアイゼンの必要は感じません。
している人と半々といったところ。
快適に峰の茶屋跡までやってきます。


さあ、今日は朝日岳が目標で、踏み跡もついているトラバース道ですが、下からずっと眺めて来た感じではどうも怖そう。
ここは沢下まで滑落している情報もあるので思案です。
相方は冬コースの剣ヶ峰からと提案します。足の速い長男は先に茶臼岳に登っているので、しばらく下ってくるのを待ちます。
峰の茶屋跡で休んでいると、途中で抜かしたグループがやってきます。
どうやら朝日岳のようで、やはり剣ヶ峰に取りつくようです。どんなルート取りをするのか観察していると、
さらに3人Pもやってきてグループを抜かして登っていきますが、ここからが修羅場。。。
グループが手こずっている岩場を抜かしてその先で、頭大の落石を2度ほど起こします。
先頭のグループのリーダーは急いで岩陰に身を隠し、2番手の人はジャンプして岩を避け、
猛然と3人Pの所に向かって多分苦言を呈している模様。
見ていた私達はもちろん真っ青、「止めようね」と茶臼岳に向かうことにします。
3人Pとグループの二人ほどは先に進んだようですが、グループの後続はどうやら断念した模様。
やはり積雪期のルートなので、雪がないと相当に危険と思います。

途中下山してきた長男には状況を説明して行かないように忠告。
相方と二人茶臼岳の山頂を目指します。途中1箇所氷結していた所がありましたが、なんとかクリア。
山頂の雪はすっかり溶けていて風もなくぽかぽか陽気です。
日光方面や会津方面はまだまだ雪深く見えます。


昨秋に歩いた南月山方面や流石山方面はしっかり雪がついているようです。


山頂を後に下山途中、朝日岳山頂に人影を発見、積雪期~残雪期は朝日岳南尾根からのバリエーションもあるようで
岩場を登っているパーティも何組か見かけます。

トラバースを下山中のパーティもいました。意外とトラバース歩けたのかな。


順調に下ってよせばいいのに私は駐車場目指して行きます。
ズボズボの所を嫌ってアスファルトの道を行こうとしたわけなのですが、眼の前が駐車場なのに、なんと除雪車が
駐車場の際を削ってくれていまして、3mほどの垂壁は降りれません。
戻るのもしゃくなのでなんとか低そうな所を探して、後ろ向きに登山靴キックステップと、ストックで切込を入れて降りました。
本日の核心部となってしまいました。
下山後はお目当てのホテルの温泉がまだ開いてなかったので、17号沿いの会◯屋という旅館で日帰り温泉でした。
安かったし、貸し切りだったし、お湯もまあまあだったのですが、う~ん、寂れた感というか哀愁たっぷりでした。
Comment
- mt.racco
今の時期の茶臼は、被写体としても最高に格好いいですね~~^^
・・・スキーだと滑落リスクMAXですが・・・
・・・スキーだと滑落リスクMAXですが・・・
2015.04.03 Fri 19:09 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆mt.raccoさん
そうですね~真冬だと火口湖が雪の下ですが、今は雪が溶けて(飛んで?)凍った青白い火口湖が見えていい感じだと思いました。
スキーの時期はよくわからないけど厳冬期でしょうか?
一気にロープウェイ駅まで。。。いいなあ、楽しそう。
そうですね~真冬だと火口湖が雪の下ですが、今は雪が溶けて(飛んで?)凍った青白い火口湖が見えていい感じだと思いました。
スキーの時期はよくわからないけど厳冬期でしょうか?
一気にロープウェイ駅まで。。。いいなあ、楽しそう。
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