乗鞍岳(3025.6m)敗退っていうか、はなから無理。。。
2015.03.10
2015.3.8(日) 
場所:北ア、乗鞍岳
形態:雪山ハイキング
標高差:1050m
メンバー:相方、長男、ぜいぜい
コースタイム:自宅3:30~乗鞍第3P7:55/8:30~夢の平クワッド8:40~かもしかリフト9:00/9:20~ゲレンデトップ9:30~
肩の小屋手前相方敗退12:50(乗鞍岳山頂長男12:30)~ゲレンデトップ14:30~乗鞍第3P15:30(長男16:00)

摩利支天岳(2872m)を見上げて

場所:北ア、乗鞍岳
形態:雪山ハイキング
標高差:1050m
メンバー:相方、長男、ぜいぜい
コースタイム:自宅3:30~乗鞍第3P7:55/8:30~夢の平クワッド8:40~かもしかリフト9:00/9:20~ゲレンデトップ9:30~
肩の小屋手前相方敗退12:50(乗鞍岳山頂長男12:30)~ゲレンデトップ14:30~乗鞍第3P15:30(長男16:00)

摩利支天岳(2872m)を見上げて
1ヶ月ぶりのお山となった。
日曜になると雨模様の天気になったり、予定が入ったりとで思うようにお山に向かえなかった。
この週末はやっと天候にも恵まれるはずで、相方は気軽に乗鞍岳に行こうと。
簡単に言うけれど、厳冬期の3000m級に日帰りとは、内心「山、なめてね?」とは思う。
まあ、ぜいぜい家の場合は、3人と言えども恐ろしくペースが違って単独行となるので、
私は行ける所まででいいやという気持ちです。
3人分の地形図を取り、コンパスも各々準備してのいつものスタイルでいざ乗鞍に向かう。
***************************************************
自宅を出て中央高速に入る前に何やら雨模様、長野に入るとそれは雪に変わる。
まさかまさかの天候の変わりっぷりに、登山口敗退の文字が脳裏をかすめます。
乗鞍に向かうには塩尻でICを降り、日本アルプスサラダ街道を使うほうが、行き帰りとも渋滞にぶつからず都合がいい。
途中「今井恵みの里道の駅」で朝食をとり、R158から乗鞍へと入っていく。
道沿いは昨晩からの雪のせいで、それは美しい新雪の樹氷になっていて、おもわず車を止めて撮影タイムとなる。
いい撮影ポイントがいっぱいあったので、内心ここで写真を撮っていたいという思いもかすめますが、
そんなこと相方が許してくれる訳もlなく、早く早くとせかされる。


スキー場に着き10分程歩いて夢の平クワッドに乗車、かもしかリフトに至ると、濃霧のためリフトが中々動かない。

大分足止めされて、しびれを切らしたBCスキーヤーがシールをつけて歩き出すと、そこでリフトが動き出す。。。いやはや
ゲレンデトップからはツアーコースとなっていて、圧倒的にスキーとボーダーの人で登山の人は数えるほど。
相変わらず濃い霧に包まれる。

この最初の急登をツボ足で登って行くと、昨日の新雪で潜るので急いでわかん装着。
その間に相方と長男はとっとと行ってしまう、ここから単独行ですかと早くも心細くもありますが、まあ人いっぱいですから。
最初の急登をこなすと、そこから先傾斜は緩くなって、霧の中は時折明るさも感じる。
気温が急速に上がっていくので、樹氷はどんどん溶けていってしまうし、汗だくになるし、春山の風情です。

踏み跡と1~6までの標識で迷うことなくツアーコースを登っていく。
ツアーコース終了地点で位ヶ原と肩の小屋方面へと分岐します。

肩の小屋を目指して、左手のリボンを頼りにわかんで直登してしまったら、踏ん張りが効かずになんとも恐怖。。。
落ちれば谷底まで行きそうな場所で、ちょっとここは無理で戻ろうと回れ右をするも、更に恐怖。。。
またまた回れ右をして後ろ向きでキックステップでやっとこ戻ります。
下で休憩していたスキーグループが、右手の鞍部目指してトラバースしていったので、
私も途中からそのトラバースに習って登ります。

なんか山頂方面の展望は全くなく、ここで怖い思いをしてしまったので、もう自分のなかではここでいいやと
ぷつっと糸が切れます。風のなさそうな分岐まで戻って、ゆっくり休憩にします。
ここの斜面はわかんは無理で、アイゼンとピッケルに装備を変えるべきでした。
休憩中に、一番で登ったらしいスキーヤーや位ヶ原山荘宿泊組の方々がそろそろ下ってきています。
相方と長男は男らしく直登だったようで、
相方は肩の小屋から朝日岳経由で乗鞍岳を目指し、長男は朝日岳と蚕玉岳の鞍部を目指して乗鞍岳です。

が、相方トイレ小屋から肩の小屋に向かうのに、やや摩利支天岳側に振れてしまったようです。
で、相方ももうここで敗退です。

長男のみが、果敢に剣ヶ峰山頂を目指します。
「俺(つきを)持ってる」らしいので、長男が剣ヶ峰に取り付く頃には、霧も晴れ、雲海の上に頭を出す四方のジャイアントたちが
青空の元、そびえ立つ様が素晴らしかったといいます。
私は一人どんどん下って行くと青空も見え始めてきます。

ゲレンデトップで下ってきた相方も追いついてきます。
意外と傾斜のあるゲレンデトップを下り、あとはゆるゆるとゲレンデを下って、第3駐車場まで戻りました。
***覚え書き***
・乗鞍スキー場のリフトが使えるのは、12月下旬から3月下旬までです。下りのリフトは使えません。
・第3駐車場(トイレあり)に駐車して、スキー場に入った所がリフト券売り場です、(400円*2枚)ここより上では売っていないので注意です。
・位ヶ原山荘は通年営業です。(今回は通っていません)
・温泉は、乗鞍高原の湯けむり館(720円)でした。
日曜になると雨模様の天気になったり、予定が入ったりとで思うようにお山に向かえなかった。
この週末はやっと天候にも恵まれるはずで、相方は気軽に乗鞍岳に行こうと。
簡単に言うけれど、厳冬期の3000m級に日帰りとは、内心「山、なめてね?」とは思う。
まあ、ぜいぜい家の場合は、3人と言えども恐ろしくペースが違って単独行となるので、
私は行ける所まででいいやという気持ちです。
3人分の地形図を取り、コンパスも各々準備してのいつものスタイルでいざ乗鞍に向かう。
***************************************************
自宅を出て中央高速に入る前に何やら雨模様、長野に入るとそれは雪に変わる。
まさかまさかの天候の変わりっぷりに、登山口敗退の文字が脳裏をかすめます。
乗鞍に向かうには塩尻でICを降り、日本アルプスサラダ街道を使うほうが、行き帰りとも渋滞にぶつからず都合がいい。
途中「今井恵みの里道の駅」で朝食をとり、R158から乗鞍へと入っていく。
道沿いは昨晩からの雪のせいで、それは美しい新雪の樹氷になっていて、おもわず車を止めて撮影タイムとなる。
いい撮影ポイントがいっぱいあったので、内心ここで写真を撮っていたいという思いもかすめますが、
そんなこと相方が許してくれる訳もlなく、早く早くとせかされる。



スキー場に着き10分程歩いて夢の平クワッドに乗車、かもしかリフトに至ると、濃霧のためリフトが中々動かない。

大分足止めされて、しびれを切らしたBCスキーヤーがシールをつけて歩き出すと、そこでリフトが動き出す。。。いやはや
ゲレンデトップからはツアーコースとなっていて、圧倒的にスキーとボーダーの人で登山の人は数えるほど。
相変わらず濃い霧に包まれる。


この最初の急登をツボ足で登って行くと、昨日の新雪で潜るので急いでわかん装着。
その間に相方と長男はとっとと行ってしまう、ここから単独行ですかと早くも心細くもありますが、まあ人いっぱいですから。
最初の急登をこなすと、そこから先傾斜は緩くなって、霧の中は時折明るさも感じる。
気温が急速に上がっていくので、樹氷はどんどん溶けていってしまうし、汗だくになるし、春山の風情です。


踏み跡と1~6までの標識で迷うことなくツアーコースを登っていく。
ツアーコース終了地点で位ヶ原と肩の小屋方面へと分岐します。


肩の小屋を目指して、左手のリボンを頼りにわかんで直登してしまったら、踏ん張りが効かずになんとも恐怖。。。
落ちれば谷底まで行きそうな場所で、ちょっとここは無理で戻ろうと回れ右をするも、更に恐怖。。。
またまた回れ右をして後ろ向きでキックステップでやっとこ戻ります。
下で休憩していたスキーグループが、右手の鞍部目指してトラバースしていったので、
私も途中からそのトラバースに習って登ります。

なんか山頂方面の展望は全くなく、ここで怖い思いをしてしまったので、もう自分のなかではここでいいやと
ぷつっと糸が切れます。風のなさそうな分岐まで戻って、ゆっくり休憩にします。
ここの斜面はわかんは無理で、アイゼンとピッケルに装備を変えるべきでした。
休憩中に、一番で登ったらしいスキーヤーや位ヶ原山荘宿泊組の方々がそろそろ下ってきています。
相方と長男は男らしく直登だったようで、
相方は肩の小屋から朝日岳経由で乗鞍岳を目指し、長男は朝日岳と蚕玉岳の鞍部を目指して乗鞍岳です。


が、相方トイレ小屋から肩の小屋に向かうのに、やや摩利支天岳側に振れてしまったようです。
で、相方ももうここで敗退です。

長男のみが、果敢に剣ヶ峰山頂を目指します。
「俺(つきを)持ってる」らしいので、長男が剣ヶ峰に取り付く頃には、霧も晴れ、雲海の上に頭を出す四方のジャイアントたちが
青空の元、そびえ立つ様が素晴らしかったといいます。
私は一人どんどん下って行くと青空も見え始めてきます。

ゲレンデトップで下ってきた相方も追いついてきます。
意外と傾斜のあるゲレンデトップを下り、あとはゆるゆるとゲレンデを下って、第3駐車場まで戻りました。
***覚え書き***
・乗鞍スキー場のリフトが使えるのは、12月下旬から3月下旬までです。下りのリフトは使えません。
・第3駐車場(トイレあり)に駐車して、スキー場に入った所がリフト券売り場です、(400円*2枚)ここより上では売っていないので注意です。
・位ヶ原山荘は通年営業です。(今回は通っていません)
・温泉は、乗鞍高原の湯けむり館(720円)でした。
Comment
- mt.racco
こんばんは。
乗鞍とは珍しいところに行かれましたね…板を履いていない人は殆ど居ないでしょう^^
それにしても、さすが3000m峰!!
ガスっていても画になりますね。
今回は残念でしたが、次回は是非山頂を踏めるといいですねぇ~
ちなみに、これを機会に板を掃いてみたくなりませんでしたか?
乗鞍とは珍しいところに行かれましたね…板を履いていない人は殆ど居ないでしょう^^
それにしても、さすが3000m峰!!
ガスっていても画になりますね。
今回は残念でしたが、次回は是非山頂を踏めるといいですねぇ~
ちなみに、これを機会に板を掃いてみたくなりませんでしたか?
2015.03.12 Thu 22:23 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆mt.raccoさん
そうですね、登山の方はうち以外では5人ほど見かけたかしらん?
やはりスキーヤー・ボーダーさんが大部分でした。
ツアーコース位の傾斜ならと一瞬は思いますが、最後のゲレンデが急ですもんね~
私若いころ2度ほど捻挫してるので、もう怖さが先に来ちゃうんですよ。
で、この日はツアーコースは重馬場でしたから、スキーのみなさん、下りは結構難儀だったかもですね。
そうですね、登山の方はうち以外では5人ほど見かけたかしらん?
やはりスキーヤー・ボーダーさんが大部分でした。
ツアーコース位の傾斜ならと一瞬は思いますが、最後のゲレンデが急ですもんね~
私若いころ2度ほど捻挫してるので、もう怖さが先に来ちゃうんですよ。
で、この日はツアーコースは重馬場でしたから、スキーのみなさん、下りは結構難儀だったかもですね。
- ロビ
おぉー 再度の乗鞍ですな
なんだか スキー場の位置関係がよくわからないけど
だいぶ長い歩きになるんちゃうの?
チャレンジャーやね
乗鞍の雪の斜面は疲れた想い出甦るけど
上での眺めは素晴らしいからねーまた見たくなる
しかし若者はさすがな体力だね
行きに出会った荘厳な雪景色ステキやわ
いい景色に出会えたね ^^
なんだか スキー場の位置関係がよくわからないけど
だいぶ長い歩きになるんちゃうの?
チャレンジャーやね
乗鞍の雪の斜面は疲れた想い出甦るけど
上での眺めは素晴らしいからねーまた見たくなる
しかし若者はさすがな体力だね
行きに出会った荘厳な雪景色ステキやわ
いい景色に出会えたね ^^
2015.03.12 Thu 22:47 URL [ Edit ]
- おくがけど
それにしても長男さんは強いなぁ。3時間で登頂とな。
私は5回ぐらい挑戦して、昨年ようやく登れました。当たり前ですが、そんな簡単な山じゃないです。私も日帰りじゃ、無理っす。
私は5回ぐらい挑戦して、昨年ようやく登れました。当たり前ですが、そんな簡単な山じゃないです。私も日帰りじゃ、無理っす。
2015.03.13 Fri 00:48 URL [ Edit ]
今年 - 河童
ここ行こうかなぁ?
四国はまだ随分雪があり、
まだまだ遊べそうです。
こちらも例年と比べて多いんでしょうか?
四国はまだ随分雪があり、
まだまだ遊べそうです。
こちらも例年と比べて多いんでしょうか?
2015.03.13 Fri 06:53 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ろびさん
第3駐車場は善五郎の滝のある所で、レストランやまぼうしがあります。
枝林道を10分歩いて、一番長いリフトで、それを使うと三本滝レストハウス、道路を渡って反対側が最後のリフト
ツアーコースは伊奈川左岸を登っていくようなルートになっていて、登山道とは全然違います。
雪の状態で肩の小屋をめざすか、朝日岳と蚕玉岳の鞍部を目指すかになるみたい。
写真にはまるとお山だけよりも、そこに行く道すがらのがフォトジェニックなとこあるよね~でも、相方止まってくれないか、真っ暗かどっちかなんだよね(爆
☆おくがけちゃん
下りもおんなじくらい時間掛かっているから、よっぽど登りが強いんだろうなあ。
若者の体力はうらやましいね。
☆河童ちゃん
スキー場は3/29までなのでそれ以降はリフトは使えないです。全部歩きは相当きつそう。(下りはリフト使えません)
4月上旬に乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインが開通するので(バスのみね)そうなればもち日帰り雪山できますよ。
雪はうちの方は今年は少なかったかな。
北ア、八ヶ岳は多分平年並みじゃないかしらん?
ここのところ暖かいので雪解け早そうですね。
第3駐車場は善五郎の滝のある所で、レストランやまぼうしがあります。
枝林道を10分歩いて、一番長いリフトで、それを使うと三本滝レストハウス、道路を渡って反対側が最後のリフト
ツアーコースは伊奈川左岸を登っていくようなルートになっていて、登山道とは全然違います。
雪の状態で肩の小屋をめざすか、朝日岳と蚕玉岳の鞍部を目指すかになるみたい。
写真にはまるとお山だけよりも、そこに行く道すがらのがフォトジェニックなとこあるよね~でも、相方止まってくれないか、真っ暗かどっちかなんだよね(爆
☆おくがけちゃん
下りもおんなじくらい時間掛かっているから、よっぽど登りが強いんだろうなあ。
若者の体力はうらやましいね。
☆河童ちゃん
スキー場は3/29までなのでそれ以降はリフトは使えないです。全部歩きは相当きつそう。(下りはリフト使えません)
4月上旬に乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインが開通するので(バスのみね)そうなればもち日帰り雪山できますよ。
雪はうちの方は今年は少なかったかな。
北ア、八ヶ岳は多分平年並みじゃないかしらん?
ここのところ暖かいので雪解け早そうですね。
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