雷川中流域で遊ぶ
2014.11.25
2014.11.23(日) 
場所:山梨県:笛吹川流域-雷(いかずち)川
形態:沢登り
メンバー:相方、ぜいぜい
コースタイム:自宅6:15~道の駅まきおか8:25/8:45~雷集落最終地点8:57/9:20~1118m圏二俣右沢へ10:35~
30m大ナメ滝11:05/11:40~1118m二俣、左俣へ往復12:10~1100mテン場14:50

不動滝 クリックでウェブアルバムにリンクします

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場所:山梨県:笛吹川流域-雷(いかずち)川
形態:沢登り
メンバー:相方、ぜいぜい
コースタイム:自宅6:15~道の駅まきおか8:25/8:45~雷集落最終地点8:57/9:20~1118m圏二俣右沢へ10:35~
30m大ナメ滝11:05/11:40~1118m二俣、左俣へ往復12:10~1100mテン場14:50

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確か文化の日の連休沢登りは、”釜の沢、下流で遊ぶ”だったよな。
で今回の連休は”雷川中流域で遊ぶ”です。
今回に至っては明らかに敗退で、全くもって歯が立たず、いや、アクアステルス、ラバーソール立たずです。。。
。
。
。
雷川を知ったのはつい最近のヤマレコのレポ(こちらでは雷沢と表示)、延々とナメが続く見るからに癒し系。
レコの写真でもみなスタスタ歩いているものばかりだったので、よもやヌメるとは想定外。。。
実際沢は、石英閃緑岩ぽい感じ、水は冷たく、適度な水量と傾斜で、ヌメリの要素は感じられなかった。

昨年の丹沢地獄棚沢もおぞましくヌメったけれど、それでも滝場以外は普通に歩くことができました。
でもここはほんのちょっとの傾斜でも、つ~っと滑っていく。
沢床もほとんどゴツゴツしていないナメなので、ここはアイスリンクですか?な状況で、
おのずと落ち葉の詰まった両岸を歩くようになります。
この落ち葉の下もまた岩盤なのと、湿ったところはやはり滑るので、全く気が抜けません。
延々続くナメを歩くことができたなら、この上ない幸せな沢旅になったはずなのに、
アクアステルスの無能を初めて感じた沢でありました。
***************************************************
さて、今回は久しぶりに相方と二人のテン泊です。
「稜線まで詰めない沢は不毛だ」と言う日頃スパルタな長男がいないので、
なにこのリラックス感!
とは言うものの貴重なボッカが欠けているので、重荷はずっしりと肩に来ます。そうは言っても1泊ですからたかが知れていますが
道の駅みとみで朝食を済ませて、雷集落に向かいます。
三富温泉白龍閣のすぐ先のバス停から車1台幅の細い道を登って行くと、雷集落です。
途中に不動滝の案内板があり、その先の雷川に掛かる橋で集落はおしまいです。
橋の少し先の左のスペースに車を停めます。ちょうど地元の方の車が登って来られて、明日まで停める旨を伝えて
快く送り出していただきました。
すぐに熊罠があって、なんと獲物が掛かっていてびっくり。。。
林道を登って行くと、チラチラとナメがいい感じの沢筋が見えてきますが、数えただけでも都合17基の堰堤固め打ちなので
ここはおとなしく林道歩きに徹します。

1020m圏で右に登って行く林道と別れて左に進み橋を渡って、すぐ右折し、右岸沿いの林道を登って行くと堰堤を2基越えて
また左岸に戻ると林道はおしまい。そこにはマツダのタイタンの廃車がポツンと取り残されていました。

ここから入渓ですぐに1118m圏の二俣は右俣に入ります。
向かう先には適度な斜面のナメが続いて気分が盛り上がってきます。

その気持も滑床に一歩足を踏み入れた途端に、これはまずいという不安が広がります。
ここまでヌメった沢床は初めてで慎重に足を運びますが、厳しい。。。


そして1200m地点で30m大ナメ滝が現れます。
左岸の水流とのコンタクトラインをたどれば、難しくないルート取りですが、そこまですらたどりつけません。

仕方なく少し手前の左岸の露岩帯を登ってルートを探りますが、トラバースを掛ける所が、重荷ではとても躊躇するスラブで
行けそうで行けない微妙なライン。

更に大高巻きするかしばし思案しますが、そんなに無理することもないかとあっさりと敗退を決意。
まだ標高差100mしか進んでいないけど、二俣まで戻ることにします。
時間はまだ12時過ぎ、昼食を食べて、せっかくなので左俣を行けるところまで探検に向かいます。
こちらは沢に陽が入るので、明るくのびやかな感じで、ナメが続いているのは右俣と同じです。
が、ヌメヌメ地獄なのもいっしょで、両岸が乾いていることがせめてもの救いです。
地形図をみても緩やかそうなので、倉掛山まで行けそうな雰囲気です。どなたかぜひ!


こちらの沢も堪能したので、1100m圏に格好のテン場があったので、今日はここで幕とします。
夜半は各種獣が賑やかにあたりを徘徊しているようで、時々物音にびっくりして起きますが、
何事も無く朝を迎えました。
予定ではヤマレコのレポにのっとって、1220m圏三俣を右に入り、最終的には1560.1Pの赤岩御殿に乗って
そこから三窪高原の稜線に乗って、倉掛山~白沢峠~白沢橋と下ってバスで雷集落まで戻る予定でした。
遠大な計画は初っ端で頓挫してしまいましたが、雷川右俣と左俣中間尾根の取っ付きに赤い紐が結んであり
相方は途中まで登って行くと踏み跡が続いているとのこと。
この尾根を探って稜線まで向かう手立てもあったかなとふと思ったけれど、自宅においてきた計画書との変更はまずいし
丹沢だったら行っただろうけど、他県の情報がまったくないバリにもまた二の足を踏んで
まあ、まったりな今回の沢は丁度いい沢納めだったように思います。
2日目は国師ヶ岳へ
で今回の連休は”雷川中流域で遊ぶ”です。
今回に至っては明らかに敗退で、全くもって歯が立たず、いや、アクアステルス、ラバーソール立たずです。。。
。
。
。
雷川を知ったのはつい最近のヤマレコのレポ(こちらでは雷沢と表示)、延々とナメが続く見るからに癒し系。
レコの写真でもみなスタスタ歩いているものばかりだったので、よもやヌメるとは想定外。。。
実際沢は、石英閃緑岩ぽい感じ、水は冷たく、適度な水量と傾斜で、ヌメリの要素は感じられなかった。

昨年の丹沢地獄棚沢もおぞましくヌメったけれど、それでも滝場以外は普通に歩くことができました。
でもここはほんのちょっとの傾斜でも、つ~っと滑っていく。
沢床もほとんどゴツゴツしていないナメなので、ここはアイスリンクですか?な状況で、
おのずと落ち葉の詰まった両岸を歩くようになります。
この落ち葉の下もまた岩盤なのと、湿ったところはやはり滑るので、全く気が抜けません。
延々続くナメを歩くことができたなら、この上ない幸せな沢旅になったはずなのに、
アクアステルスの無能を初めて感じた沢でありました。
***************************************************
さて、今回は久しぶりに相方と二人のテン泊です。
「稜線まで詰めない沢は不毛だ」と言う日頃スパルタな長男がいないので、
なにこのリラックス感!
とは言うものの貴重なボッカが欠けているので、重荷はずっしりと肩に来ます。そうは言っても1泊ですからたかが知れていますが
道の駅みとみで朝食を済ませて、雷集落に向かいます。
三富温泉白龍閣のすぐ先のバス停から車1台幅の細い道を登って行くと、雷集落です。
途中に不動滝の案内板があり、その先の雷川に掛かる橋で集落はおしまいです。
橋の少し先の左のスペースに車を停めます。ちょうど地元の方の車が登って来られて、明日まで停める旨を伝えて
快く送り出していただきました。
すぐに熊罠があって、なんと獲物が掛かっていてびっくり。。。
林道を登って行くと、チラチラとナメがいい感じの沢筋が見えてきますが、数えただけでも都合17基の堰堤固め打ちなので
ここはおとなしく林道歩きに徹します。


1020m圏で右に登って行く林道と別れて左に進み橋を渡って、すぐ右折し、右岸沿いの林道を登って行くと堰堤を2基越えて
また左岸に戻ると林道はおしまい。そこにはマツダのタイタンの廃車がポツンと取り残されていました。


ここから入渓ですぐに1118m圏の二俣は右俣に入ります。
向かう先には適度な斜面のナメが続いて気分が盛り上がってきます。


その気持も滑床に一歩足を踏み入れた途端に、これはまずいという不安が広がります。
ここまでヌメった沢床は初めてで慎重に足を運びますが、厳しい。。。



そして1200m地点で30m大ナメ滝が現れます。
左岸の水流とのコンタクトラインをたどれば、難しくないルート取りですが、そこまですらたどりつけません。

仕方なく少し手前の左岸の露岩帯を登ってルートを探りますが、トラバースを掛ける所が、重荷ではとても躊躇するスラブで
行けそうで行けない微妙なライン。

更に大高巻きするかしばし思案しますが、そんなに無理することもないかとあっさりと敗退を決意。
まだ標高差100mしか進んでいないけど、二俣まで戻ることにします。
時間はまだ12時過ぎ、昼食を食べて、せっかくなので左俣を行けるところまで探検に向かいます。
こちらは沢に陽が入るので、明るくのびやかな感じで、ナメが続いているのは右俣と同じです。
が、ヌメヌメ地獄なのもいっしょで、両岸が乾いていることがせめてもの救いです。
地形図をみても緩やかそうなので、倉掛山まで行けそうな雰囲気です。どなたかぜひ!




こちらの沢も堪能したので、1100m圏に格好のテン場があったので、今日はここで幕とします。

夜半は各種獣が賑やかにあたりを徘徊しているようで、時々物音にびっくりして起きますが、
何事も無く朝を迎えました。
予定ではヤマレコのレポにのっとって、1220m圏三俣を右に入り、最終的には1560.1Pの赤岩御殿に乗って
そこから三窪高原の稜線に乗って、倉掛山~白沢峠~白沢橋と下ってバスで雷集落まで戻る予定でした。
遠大な計画は初っ端で頓挫してしまいましたが、雷川右俣と左俣中間尾根の取っ付きに赤い紐が結んであり
相方は途中まで登って行くと踏み跡が続いているとのこと。
この尾根を探って稜線まで向かう手立てもあったかなとふと思ったけれど、自宅においてきた計画書との変更はまずいし
丹沢だったら行っただろうけど、他県の情報がまったくないバリにもまた二の足を踏んで
まあ、まったりな今回の沢は丁度いい沢納めだったように思います。
2日目は国師ヶ岳へ
Comment
- 坂月沢蚊
沢が綺麗ですね。沢歩きはしたことが無いので実感が湧きませんがヌメヌメしてたら怖いでしょうね。
いっそ、スケート靴でチャレンジ!
いっそ、スケート靴でチャレンジ!
2014.11.26 Wed 20:00 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ 坂月沢蚊さん
晩秋の落ち葉にまみれた沢も風情があってとてもいいものです。
晩秋の沢は水量が減ってくるので、おのずとヌメリは増えてくるんですが
まさは、ここまでひどいとは想定外でした。
スケート靴ですか?いや、いっそスキーでジャンプって感じでした。
晩秋の落ち葉にまみれた沢も風情があってとてもいいものです。
晩秋の沢は水量が減ってくるので、おのずとヌメリは増えてくるんですが
まさは、ここまでひどいとは想定外でした。
スケート靴ですか?いや、いっそスキーでジャンプって感じでした。
- 臆崖道
フェルトにすべし。それでもヌメるだろうけど、まだマシだったと思う。
ただその判断が(いつも)難しいのだ。
ともあれ毎年大or小ケガばかっりしている私よりは、全く立派ですけどね。無事これ名馬なり。
ただその判断が(いつも)難しいのだ。
ともあれ毎年大or小ケガばかっりしている私よりは、全く立派ですけどね。無事これ名馬なり。
2014.11.27 Thu 00:20 URL [ Edit ]
- hiro
長男くん、そこまでスパルタになりましたか~^^
質問です。ぜぜ家のこの日の食事メニューはなんでしょうか。
肉ですか^^;ぜぜ家はけっこうテン泊しますよね?何を食べているか・・気になるもんで♪
質問です。ぜぜ家のこの日の食事メニューはなんでしょうか。
肉ですか^^;ぜぜ家はけっこうテン泊しますよね?何を食べているか・・気になるもんで♪
2014.11.27 Thu 08:55 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ 臆崖道さん
アクアステルスしか使ったことなかったので、
いままでも多少のヌメリはなだめなだめでやり過ごしてきたんだけど、
さすがにここまでのヌメリは初めてでした。
もう、わらじクラスじゃないと無理だわあって感じでした。
うちが奥多摩の沢に行かないのはヌメる印象が強いからなんだけど
奥秩父もこんなかあって。。。
フェルトも視野に入れとかないとだめかもですね。
今回は情報の少ない沢なので、無理は禁物だったです。
でも、途中で戻るのってやっぱりくやしいね。
アクアステルスしか使ったことなかったので、
いままでも多少のヌメリはなだめなだめでやり過ごしてきたんだけど、
さすがにここまでのヌメリは初めてでした。
もう、わらじクラスじゃないと無理だわあって感じでした。
うちが奥多摩の沢に行かないのはヌメる印象が強いからなんだけど
奥秩父もこんなかあって。。。
フェルトも視野に入れとかないとだめかもですね。
今回は情報の少ない沢なので、無理は禁物だったです。
でも、途中で戻るのってやっぱりくやしいね。
- ぜいぜい
☆ hiroちゃん
長男怖いよ~なまじ体力があるので、歯がゆいでしょうね。
うちとテン泊するときも、土曜日に南ア日帰りとか雲取日帰りとかやってからですもん。
食事は一昨年フライパン買ってから肉が多いです。
ウェブアルバムにりっぱな霜降り肉が(笑
ステーキと野菜炒め、シメは煮込みうどんとか、チャーハンとかかな。
長男怖いよ~なまじ体力があるので、歯がゆいでしょうね。
うちとテン泊するときも、土曜日に南ア日帰りとか雲取日帰りとかやってからですもん。
食事は一昨年フライパン買ってから肉が多いです。
ウェブアルバムにりっぱな霜降り肉が(笑
ステーキと野菜炒め、シメは煮込みうどんとか、チャーハンとかかな。
- 臆崖道
フェルト使ったことない?
それは沢屋としてはモグリやなwww
(フツー、フェルトから入るのが基本でしょう)
でもフェルトからゴム派に変わった沢屋は、どんなにヌメったとしても2度とフェルトを履く気にはなれない人もいるらしいです。
私は使い分け派ですけど。
それは沢屋としてはモグリやなwww
(フツー、フェルトから入るのが基本でしょう)
でもフェルトからゴム派に変わった沢屋は、どんなにヌメったとしても2度とフェルトを履く気にはなれない人もいるらしいです。
私は使い分け派ですけど。
2014.11.27 Thu 19:58 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ 臆崖道さん
うちが沢始めた時がちょうどアクアステルスが出たあたりだったんですよ。
お店では、あれはダメ、沢はフェルトですってしつこく勧められたけど
丹沢のスラブっぽいとこに行くつもりだったので、店員のアドバイスを振りきってアクアステルスにしたんですよ。
でも。今回ばかりはアクアステルスはほんとに無理でした。。。
さて、ヌメる沢はこれからどうしようと思案中です。
大峰の沢もヌメるの?
うちが沢始めた時がちょうどアクアステルスが出たあたりだったんですよ。
お店では、あれはダメ、沢はフェルトですってしつこく勧められたけど
丹沢のスラブっぽいとこに行くつもりだったので、店員のアドバイスを振りきってアクアステルスにしたんですよ。
でも。今回ばかりはアクアステルスはほんとに無理でした。。。
さて、ヌメる沢はこれからどうしようと思案中です。
大峰の沢もヌメるの?
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