日々のぜいぜい

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北ア、爺ヶ岳(2669.8m)、鹿島槍ヶ岳(2889.1m)2日目

2014.05.10
2日目:5/4 JP5:45~爺ヶ岳6:50/6:55~冷池山荘8:45/8:50~布引山9:55/10:05~
鹿島槍ヶ岳10:55/11:15~冷池山荘12:30/12:55~爺ヶ岳南峰14:50~JP15:55
3日目:5/5 JP6:20~<道迷い30分ロス>~柏原新道登山口9:55


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JPからの日の出 クリックでウェブアルバムにリンクします

1日目はこちら
4:50の日の出に合わせて起床です。
今日は、相方と長男は鹿島槍ヶ岳まで、軟弱ぜいぜいは爺ヶ岳まで向かいます。

5:45相方達を見送って二度寝(爆
もうぜいぜいはユルユルです。お日様に暖められたテントの中は暖かく、もう極楽。
さすがにやっぱ登山は朝だよね、なので7:00に爺ヶ岳に向けて出発します。

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爺ヶ岳南峰までは夏道が出ているのでノーアイゼンで向かいます。
標高差は300m程ののんびりとしたハイキングです。

登るに連れて背後の槍穂の高さにどんどん追いついてきます。

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そして種池山荘を眼下に見やる頃、立山や剱岳がどんどんと大きくなってきます。

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そして爺ヶ岳の南峰にたちました。
ここに来てきれいな双耳峰の鹿島槍ヶ岳がそのすばらしい勇姿を現します。
なんと美しい姿でしょうか。

冷池山荘から布引山を経て、ゆるやかに弧を描きながら南峰へと収れんしていき
北峰となかよく肩を並べて雪をまといます。

曲線のなめらかさと雪のなめらかさのこれほど美しい競演があるでしょうか。
そこに少しづつ姿を表した岩肌と針葉樹の黒木がなんといいアクセントでしょう。

色のバランス、形のバランス、容積としてのバランス、
そのすべての均衡を保っている姿が、鹿島槍ヶ岳の醍醐味なのだと思います。

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こうしてぜいぜいが鹿島槍と対峙している時、相方達は冷池山荘にて英気を養って
いよいよ布引山、鹿島槍ヶ岳へと歩を進めて行きます。
冷池山荘までも、相方はトラバース、長男は中峰を踏んでいきました。

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                布引山と鹿島槍ヶ岳を見やって

鹿島槍ヶ岳までもほとんど夏道が出ているので、特に困難もなく淡々と進んで行きます。
そしてJPから約5h,念願の残雪期鹿島槍ヶ岳に2人揃って立ちました。

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厳しく連なる後立山連峰の山々を望みながら、さぞ満足な山頂だったでしょう。
下山は、相方相当足にきてしまったようで、ザラメ雪に足を取られて何度も滑ってしまったようで、
長男に遅れること30分、都合10hの行程をやっとの思いで下ってきました。
ご苦労様。

さて問題の3日目が明けました。
夜半より荒れ気味な模様で、雪混じりとなりました。
朝食の時間にぐら~りぐらりと地震を感じて大島沖が震源であったことを知ります。
3.4日も飛騨地方に地震があったようですが、こちらはまったく感じませんでした。
今日は登ってきた登路を下るだけ、支度をして3人いつもの様に自分達のペースで下ります。

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相方と長男は左手雪庇から下って行きましたが、私は自信がなく樹林帯から下ります。
考えてみたら、樹林帯の2200m圏あたりは登りでは雪庇を歩いていたので、ここは初歩きだったのでした。
相変わらず氷化して歩きにくかったので、少し右寄りの雪面の踏み跡に入ったことが事の始まりです。
左手が白かったので、そこが雪庇部分だと疑わずに下っていくと、やがて赤テがなくなり
雪庇だと思っていた左手は小さな尾根をはさんだ雪原で、その先にも尾根ぽいものが見えています。
さあ、ここでパニックに陥ります。
扇沢が目の前に見えているし、だいぶコースより右手にずれたことはわかるのですが、
昨日相方に地形図を渡してしまったので、自分が持っていなかった事に今気づきます。
道間違いしたら、来た道を戻れが鉄則なのに、もともと相方達と距離が離れているところに
100m登り返して100m正しい道を下ると、その間にも相方たちが下っていることを考えると
標高差で300m以上離れることを考えて、さすがに恐怖しました。

あらん限りの声で相方を呼ぶと、かすかに声がします。
その声が下の方から聞こえてくるのか、横の方からなのかさっぱりわかりません。。。
なおも呼び続けると、相方と長男が登り返してくれたようで、やがて横方面から声が聞こえてきました。
この地点で、道迷いした方もいたようで、雪原にかすかな古い踏み跡があります。
もしやトラバースできそうとふんで、恐る恐る第一の雪原をトラバースします。
小さな樹林地帯を越えると第二の雪原に出て、この先が正しいコースのようです。
正直、ストックでのトラバースはもう限界で、(転んだ時にストックが曲がってしまいました)
相方とやっと合流できたときに、相方がザックのピッケルを出してくれました。
そのピッケルを使いながらなんとか正しいコースに復帰することができました。

グループが分散してしまったこと、道間違いに気づいた時に戻るという鉄則を犯したこと
振り返ればいけないことだらけな失敗をやらかしてしまいました。
ただ、自分の位置がわからなくなったときに、人間はこんなにもパニックになるということは
まざまざとわかりました。冷静になって戻れば、そんなに難しいルートではないのに。。。

今回は樹林帯と雪庇部分という別ルートを取ったので、自分のことを棚に上げて言うのもなんなのですが、
お互いに相手を視野に入れて行動することが鉄則ではないでしょうか。
グループから離れるのは、ほんとに恐怖です。その恐怖が冷静な判断を狂わせるのです。

家に帰って、地形図をみると、2250m圏で徐々に右手にそれ、2130m圏で小さな支尾根に乗ってしまったようでした。
初心者丸出しなばかばかしいミスですが、自分への戒めも込めて記しておきます。

その後は、雪が腐ってきて、また土も出てきているのでアイゼンをはずします。
腐った雪は本当に歩きにくくて難儀します。
ラスト登山道に降りるところでは、笹に乗った雪が落ちて要注意でした。
あとは歩きやすい登山道を下って登山口に戻りました。

***おまけ***
朝食:食パン、キュウリ、焼き豚、マヨネーズ、コーヒー
夕食:ちくわ、白菜、ネギ入りうどん、焼き豚

■大町、薬師の湯 600円
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Comment

ん~ - cyu2

そうだったんですか、ご無事で何よりです。

険しい山じゃなくても、奥多摩でもどこでもありうる事ですもんね。
ついつい私も歩みが遅いのでダンナと距離が出来てしまい、地図は手元にない、なんてしょっちゅうですし、
ぜいぜいさんの心理状況の変化が手に取るようにわかるような気がしました。

体験談、勉強になりました、ありがとうございます(*^_^*)
2014.05.11 Sun 21:12 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆cyu2さん
恥ずかしいお話ですが、南尾根入口の案内板にもガスに巻かれると
谷筋に引き込まれぬよう注意みたいなのが書いてありました。
もっと注意して歩かないとですね。
自分への戒めのつもりですが、一番読んでほしい人は相方だったりします。。。
2014.05.11 Sun 21:43 URL [ Edit ]

- ろび

怖い想いしたね~
声が届くところにいてくれてよかった。
何事もなくて本当によかった

しかし、鹿島槍は美しい。
爺から眺めるあの姿が私も一番好き

>容積としてのバランス

そっそ あの重厚感
どっしりとして あの頂上へ向かって伸びるカーブやね
はぁ素敵。
GWの鹿島槍、いつか絶対!
ぜぜさんはいつか赤岩尾根いってみてくださいな。
柏原新道と違ってごっつー味わい深いっす
2014.05.12 Mon 08:53 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ろびさん
なんかほんとに恥ずかしいっす。
もうね、「お~い、お~い」って呼んでも無反応なので、最後には「◯◯さ~ん」って苗字呼びだよ、恥のばらまき。。。

鹿島槍はやっぱかっこいいよね。冷池山荘がGWやってるで、軽荷で1泊の人が多かったみたい。
赤テはずさなきゃ、ろびさんなら尾根自体はそんなに大変じゃないかも。やややぶっぽいけどね。

赤岩尾根は、ろびさんたちは監督家と行ったんだよね~
なんか急登ぽいよね~でもダイレクト冷池山荘っていうのは魅力だね。
2014.05.12 Mon 14:28 URL [ Edit ]

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