大深山荘~網張温泉(裏岩手縦走路縦走3日目)
2013.10.19
場所:秋田県、岩手県堺
形態:焼山より裏岩手縦走路縦走
メンバー:ぜいぜい単独
[3日目]:10/8(火)
大深山荘7:30~大深岳(1541.4m)8:04~八瀬森分岐8:10~三ツ石山荘10:40/11:25~林道登山口12:25~
大松倉橋先ゲート13:00/13:10~<車便乗>~網張温泉13:20
木々と笹の擦れ合う音と雨の音が一晩中続いた。
風雨の弱まるのを待って出発します。
松川温泉との分岐を分け大深岳へ、さらに八瀬森への分岐までは低い笹原が続き、
天気がよければ、岩手山、早池峰のビューポイントのはずですが、今日はひたすら白々とした風景が続くのみです。
八瀬森の分岐にて、いずれ葛根田川を遡行したいとの思いも馳せます。

三ツ石湿原と大松倉山、クリックでウェブアルバムにリンクします

登山・キャンプ ブログランキングへ
形態:焼山より裏岩手縦走路縦走
メンバー:ぜいぜい単独
[3日目]:10/8(火)

大深山荘7:30~大深岳(1541.4m)8:04~八瀬森分岐8:10~三ツ石山荘10:40/11:25~林道登山口12:25~
大松倉橋先ゲート13:00/13:10~<車便乗>~網張温泉13:20
木々と笹の擦れ合う音と雨の音が一晩中続いた。
風雨の弱まるのを待って出発します。
松川温泉との分岐を分け大深岳へ、さらに八瀬森への分岐までは低い笹原が続き、
天気がよければ、岩手山、早池峰のビューポイントのはずですが、今日はひたすら白々とした風景が続くのみです。
八瀬森の分岐にて、いずれ葛根田川を遡行したいとの思いも馳せます。

三ツ石湿原と大松倉山、クリックでウェブアルバムにリンクします

登山・キャンプ ブログランキングへ
小畚山(1467m)への登りはつづら折りにジグを切って、風によろけそうになりながら前傾姿勢で向かいます。
風雨の山頂で、ケルンに石を積んで、とりあえずの無事を感謝します。

遥か先には、ぼおっと1448mのなだらかな山体が浮かんではまた霧に消える。

たおやかにたおやかに稜線は続く。
晴れていたらとは言うまい。
この霧に包まれている山体は、今は私だけのものだと言い切れるから。
三ツ沼を過ぎ、目に見えるものは登山道だけな1本のしるべを辿っていく。

奇岩がぼおっと浮かんできて三ツ石山かなと思ったら前衛峰で、またしばらく霧中をさまよう。

今度こそ本当の三ツ石山のようです。
薄い踏跡を辿ったら、山頂裏手の岩場に出てしまい、あれっれと思っていると、岩間より右下に登山道が見えます。
踏跡を戻って登山道に復帰すると、予想しなかった登山者がいてお互いにびっくり。
巨岩の三ツ石山も岩手山の展望地だけれどしかたありません。
ひと下りで三ツ石山荘です。

山荘の中で、また別な登山者といっしょになり昼食をとります。
ずぶ濡れの体は、二日間の雨の行軍で、雨ガッパの防水はとっくに効かず、ズボンまで濡れてしまいました。
登山者がつけてくれたガスの火がとても暖かでした。
今日は風雨を避けてここに泊まる予定で、明日大松倉山を経て犬倉山分岐より網張温泉に下る予定でしたが、
大松倉山は吹きさらしで、明日は更に台風25号の余波による天候悪化が見込まれるので、今日中の下山を勧められます。
滝ノ上温泉方面に下る登山道の途中から林道に向かう分岐があって、林道をしばらく下ると
ゲートに車が止めてあるので同乗させてくれるとの申し出をありがたく受けて、
残り1日を余しての下山を決意します。
山荘を出る時に奇跡的に霧が晴れて、三ツ石山を望むことができました。

こちらの下山道は岩手県では一番紅葉が早いそうで、あと2~3日したらピークといった所で人気のルートなのだそうです。
葛根田川を挟んで、広大な大自然の自然林の深さに圧倒され、思わぬ収穫でした。


網張温泉への分岐

林道に降り立つと雨は収まり、遠く岩手の町並みも望めました。
網張温泉まで送っていただき、宿泊を変更してこの山旅を終わりました。
温かな東北の人達、行き会った人達、またひとつ大きな思い出のアルバムができました。
[1日目] [2日目]
国土地理院地形図裏岩手
風雨の山頂で、ケルンに石を積んで、とりあえずの無事を感謝します。

遥か先には、ぼおっと1448mのなだらかな山体が浮かんではまた霧に消える。

たおやかにたおやかに稜線は続く。
晴れていたらとは言うまい。
この霧に包まれている山体は、今は私だけのものだと言い切れるから。
三ツ沼を過ぎ、目に見えるものは登山道だけな1本のしるべを辿っていく。

奇岩がぼおっと浮かんできて三ツ石山かなと思ったら前衛峰で、またしばらく霧中をさまよう。

今度こそ本当の三ツ石山のようです。
薄い踏跡を辿ったら、山頂裏手の岩場に出てしまい、あれっれと思っていると、岩間より右下に登山道が見えます。
踏跡を戻って登山道に復帰すると、予想しなかった登山者がいてお互いにびっくり。
巨岩の三ツ石山も岩手山の展望地だけれどしかたありません。
ひと下りで三ツ石山荘です。

山荘の中で、また別な登山者といっしょになり昼食をとります。
ずぶ濡れの体は、二日間の雨の行軍で、雨ガッパの防水はとっくに効かず、ズボンまで濡れてしまいました。
登山者がつけてくれたガスの火がとても暖かでした。
今日は風雨を避けてここに泊まる予定で、明日大松倉山を経て犬倉山分岐より網張温泉に下る予定でしたが、
大松倉山は吹きさらしで、明日は更に台風25号の余波による天候悪化が見込まれるので、今日中の下山を勧められます。
滝ノ上温泉方面に下る登山道の途中から林道に向かう分岐があって、林道をしばらく下ると
ゲートに車が止めてあるので同乗させてくれるとの申し出をありがたく受けて、
残り1日を余しての下山を決意します。
山荘を出る時に奇跡的に霧が晴れて、三ツ石山を望むことができました。

こちらの下山道は岩手県では一番紅葉が早いそうで、あと2~3日したらピークといった所で人気のルートなのだそうです。
葛根田川を挟んで、広大な大自然の自然林の深さに圧倒され、思わぬ収穫でした。


網張温泉への分岐

林道に降り立つと雨は収まり、遠く岩手の町並みも望めました。
網張温泉まで送っていただき、宿泊を変更してこの山旅を終わりました。
温かな東北の人達、行き会った人達、またひとつ大きな思い出のアルバムができました。
[1日目] [2日目]
国土地理院地形図裏岩手
Comment
- robi
東北一人旅 おつかれさんでした。
晴れてれば・・・なんて思っちゃいけないんだよね。
一期一会 雨の東北もまた味わい深いもんです。
しかし どんどこ度胸がついてますな。
避難小屋に一人ぽっちの夜! なんて
あ・・・だめだ 想像しただけで発狂しそう(←超こわがり)
これも徐々に経験つんでいけば大丈夫になるのかな。
ぜぜさんが ほんまに大きく見えるわ
晴れてれば・・・なんて思っちゃいけないんだよね。
一期一会 雨の東北もまた味わい深いもんです。
しかし どんどこ度胸がついてますな。
避難小屋に一人ぽっちの夜! なんて
あ・・・だめだ 想像しただけで発狂しそう(←超こわがり)
これも徐々に経験つんでいけば大丈夫になるのかな。
ぜぜさんが ほんまに大きく見えるわ
2013.10.21 Mon 12:46 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆robiさん
お天気だけはどうしようもないですよね。。。
なぜか、一人旅は全部台風絡みという。。。行い悪いのかなあ。
一人の小屋は確かに気合がいるけど、自分一人って納得しちゃえば、そんなに怖くないよ~
でもね、三ツ石山荘に泊まらなかった本当の理由はね、
女子トイレがずっと赤い使用中になっていたんよ。
誰か入っているのかなと思って、でも1h程小屋にいたけど出てこなくてね~
泊まった夜中にぎい~とか開いて、誰か出てきたらそれが一番怖いわあ。。。
お天気だけはどうしようもないですよね。。。
なぜか、一人旅は全部台風絡みという。。。行い悪いのかなあ。
一人の小屋は確かに気合がいるけど、自分一人って納得しちゃえば、そんなに怖くないよ~
でもね、三ツ石山荘に泊まらなかった本当の理由はね、
女子トイレがずっと赤い使用中になっていたんよ。
誰か入っているのかなと思って、でも1h程小屋にいたけど出てこなくてね~
泊まった夜中にぎい~とか開いて、誰か出てきたらそれが一番怖いわあ。。。
| Home |