日々のぜいぜい

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正沢川流域-幸(こう)ノ川

2013.08.05
2013.8.4(日) 

木曽、正沢川流域ー幸ノ川敗退でした。
登山大系では、7月下旬ともなれば水量が少なくなり登りやすくなるだろうとある。
とはいうものの西横川でもそうであったように7,8月にはまだまだ雪渓が残っていることが多く
今回もそれが一つの懸念材料ではありました。

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伏線というものはあるものだ。
5時に「道の駅日義木曽駒高原」で長男と待ち合わせし、
朝食後福島Bコースの登山口である木曽駒高原スキー場跡(閉鎖中)へと向かう。
支度をししばらく林道を進みながら、分岐の所であろうことか茶臼山への登山道に入ってしまう。
本当に信じられないけど、沢登りコースと書いてあったり、木曽駒ケ岳登山道がどちらにも向いていたので
別段疑問にも思わず左に入ってしまう。
ここで右を指す指導票を見ていたら福島Bコースとあったので間違いに気づいた所だったけど、
あいにく左の林道をえっちらおっちら登ってきたために、その案内は丁度死角に入っていたため気づかない。
もしやこの道は細尾沢への登山道っぽい。。。と気づいた時は登山道を大分登っていた。
この道間違えが伏線の1。。。

P8040066-001.jpgクリックOK

気を取り直してきた道を分岐までもどって軌道修正。。。
林道終点地点が幸ノ川渡渉点で、ここまででちょっと熱射病っぽくなって頭がクラクラするので
しばらく横になってしまう。
なんだか気持ちも乗らなくて相方と長男に「二人で行っていいよ」と告げると相方が切れる。。。
仕方なくスパルタ相方に付き合うが、ここでのタイムロスが伏線2。。。

堰堤を左から越えて、沢は平凡に始まった。
CS7m滝は左岸巻きだが、草付きを登って落ち口にトラバースする2~3歩がいやらしかった。
この時点では「もう後戻りはできないな」という覚悟めいたものが湧き上がったけど、
まさかこの場所をクライムダウンするとは思いもよらなかった。

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3m滝はあっさり右岸を巻いて越える。

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相変わらず鬱々とした気分が抜けないのは、入渓点で休んでいた時に上流から何とも言えぬ冷気が降りてきたせいだろうか。。。

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それでも無難に滝場を越えて行くと真新しい引きちぎられたようないやらしい倒木が累々と重なり出す。
まだ大規模な台風も来ていないはずで、これは時期的にも間違いなく雪崩だなと直感した。

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7m樋状の滝は無残な倒木で覆われて、四苦八苦で登ったが、
もうすぐ連瀑帯が始まる手前枝沢が右岸から落ちてくる所で、大きな雪渓に阻まれた。
右岸から一緒に落ちてきたであろう大岩と、積み重なる木々、崩れた雪渓、

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それでも相方は「くぐって行ける」とあくまでも強気、長男も相方が行くなら付いて行きたい気持ちが強い。
が、まだ標高1700mにも至っていない地点で、入渓点から標高差100mも登っていない。
こんな早い時点での雪渓の登場は、この先もう雪渓はないという保証は1%もないはず。
今ならまだ戻れるけど、この先雪渓が現れ、にっちもさっちも行かなくなった時に、
登山道からはるかに離れた幸ノ川から生還する自信が私にはない。
なんとか二人を説得して、引き返すことにする。

たかが100mだけど、クライムダウンの経験が少ないぜいぜい家には、中々の厳しさだった。
CS7mは、倒木頼りでフリーで下り

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3m滝は長男の練習を兼ねて懸垂下降

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CS7mはやはり左岸の岩場のトラバースの草付き手前がほんとに怖く、懸垂支点もないのでかなり不安だったけど、
草付きは傾斜がそれほど急でもなかったので、怖いながらも無事下降できた。

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そしてまた堰堤を越えとぼとぼと起点に戻りました。

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登山道間違えと私の休憩で、入渓時間は8時でした。
時間的には今回の行程では遅く、逆に予定通り7時に入渓していたら、
多分雪渓を突っ込んだ公算が大きかったように思います。
いろんなタイムロスで入渓時間が遅れたことは、今回引き返したいいきっかけになっていたことは否めません。
危険予知ともまた性格が違うかもしれないけど、行かないと決める引き金は案外小さな出来事の積み重ねであり、
そういったことは、しないにこしたことはないけれど、
逆にそういった事のために危険を回避したかもしれないという、神様の采配というか、
そんなことを感じない訳にはいかない今回の沢でした。
実際二級上の沢で、連瀑帯を越えてしまって、果たしてクライムダウンが出来たのか、本当に予断を許さないわけで、
沢での決断といういい経験が出来たようにも思うのです。
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Comment

1700mで雪渓? - おくがけど

えと、駒石荘から30分ぐらい幸ノ川左岸沿いの林道を上がったところが入渓地点ですね。そこから麦草(7合目小屋?)に詰めるのかな。
私も検討したことがありました。
しかし3000m級の山の北西面とは言え、ずいぶんと低いところまでスノーブリッジが残っているとは驚きです。
崩落したらひとたまりもないので、撤退は正しい選択かと。
2013.08.06 Tue 06:51 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆おくがけちゃん
はい、そのルートです。
8月だしもう大丈夫だろうと思っていましたが、まさかこんな標高の低い所で出くわすとはです。
スキー場から注意して幸ノ川を見上げてみれば、
上方も白い線が縦なら滝場だろうけど、真横にダムみたいに連なっていたので、スノーブリッジでしょうね。
ほんと、撤退してよかったです。
沢中は、昨年までの幸ノ川とはガラリと変わって倒木地獄っぽいです。
隣の細尾沢も倒木どうなんだろう。。。
2013.08.06 Tue 10:10 URL [ Edit ]

- ロビン

ちょっと覗いてないうちにどえらいことしてまんがな

>行かないと決める引き金は案外小さな出来事の積み重ねであり

雪渓があんなに早くでてきた所でやめて正解だとおもうなあ。
あんな雪渓の下を「くぐって行ける」って 私には怖すぎですわ
その前兆はあの沢山の倒木だよね。

あーーあーーー 阿弥陀南陵思い出した。
前進してるときは鼻息あらくって見えなかったけど
戻るとき、とんでもないとこにきてるって気づいた。
でも ぜぜさん沢山いろんな経験してレベルupしてるなー
2013.08.08 Thu 21:36 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ロビさん
やっぱり3000m級の沢は侮れなかったでした。
いろいろとお山からのサインはあるよね、見逃さないようにと心してだね。

レベルアップとかしてるのかなあ?そんなに実感ないし、体力は落ちてるし、相当怖がりになったですよ。

いつまでお山、遊ばせてくれるかなあなこの頃です。
2013.08.09 Fri 10:10 URL [ Edit ]

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