尾瀬
2013.07.17
2013.7.15(月) 
実に4年ぶりの尾瀬で、4年前のレポを見たら、その時も4年ぶりだった。
尾瀬に行けるのは、オリンピックサイクルなんだなあ。。。
今回は相方とは別行動で、高校時代の友人たちと夜行日帰りのガンガンスケジュールでの尾瀬です。
やっと自分たちの時間も取れるようになって、最近山歩きを始めた友人たちは楽しみで仕方ない様子。
集合場所の新宿で、バス待ちの時間にまず一杯~たまりませんわあ


実に4年ぶりの尾瀬で、4年前のレポを見たら、その時も4年ぶりだった。
尾瀬に行けるのは、オリンピックサイクルなんだなあ。。。
今回は相方とは別行動で、高校時代の友人たちと夜行日帰りのガンガンスケジュールでの尾瀬です。
やっと自分たちの時間も取れるようになって、最近山歩きを始めた友人たちは楽しみで仕方ない様子。
集合場所の新宿で、バス待ちの時間にまず一杯~たまりませんわあ

往復送迎のみのツアーバスは、時間調整のためか下道だった。
上里PAだけトイレ休憩のため高速に乗り、また下道に下りたようだった。
下道とは思わなかったので、まあやけによく止まる高速だなあと夢うつつだった。
予定通り4時には戸倉に着いて4:30にシャトルバスに乗り換える。5時のゲート開門を待って鳩待峠到着。
なんと鳩待峠は土砂降りの雨。
朝食を食べてしばらく様子見をしていると、幾分小雨になったので、初めは樹林帯でもあるし出発する。
雨に濡れた木々や下草が瑞々しく、お花好きな友人は、見慣れない高山植物に
「これはこれは?」と、しきりに質問攻め。
ヤグルマソウ、ミヤマカラマツ、スダヤクシュ、エンレイソウの実、カニコウモリ、オオレイジンソウ、サンカヨウの実
などの比較的地味な花が続くのだけど、物珍しいらしくて、すでに興奮気味。
「ここでこんなに興奮していたら、原に着いたら気絶しちゃうよ」と、期待を盛り上げておく(笑
ブナや白樺(ダケカンバ?)の大木も多く、雨に濡れたブナの柔らかくひやっとした感覚がとても心地よい。

尾瀬ヶ原ばかりに目が行きがちだけど、この行き帰りの山道も木々の美しさが際立って、中々に見どころです。
モミジやナナカマドもあって、秋の紅葉時、ブナやダケカンバの黄色とこれらの赤の競演はとても美しかったのを思い出す。
「帰りは登りかあ」と思いつつ、山の鼻に到着。無料休憩所軒下にはイワツバメがいっぱい巣を作っていて
出たり入ったりと親鳥は大忙し。
子育て一段落の私達と、子育て真っ盛りな彼らを、知らず知らずにニンマリと眺めている自分。
「帰りは、花豆ソフト食べていこうね」と、なんか、女同士ってどうしてこんなに楽しいのかな。
次から次から楽しいことや会話が広がっていく。感動の振幅が大きい。まあ、ただのおしゃべりとも言いますが。。。
そして原に出ると、その感動はピークを迎えちゃうわけで、
いきなり多分カキツバタだと思うのだけど大きな群落があって、いままでニッコウキスゲは感激していたけど、
カキツバタの群落は尾瀬では初めてだったので、ただただうれしく、カメラを向けちゃいます。


サワランはいっぱい咲いていて、キンコウカはこれから開花という感じ。
トキソウ、ワタスゲ、モウセンゴケ、ギボウシ、コバイケイソウ、サワギキョウ、オゼナス?なども
ぼちぼちと現れます。
相変わらず雨は間断なく降り続きますが、土砂降りと言うほどもなく、
しとしとと霧を立ち込ませながら、いい意味尾瀬らしい風景を作りあげています。
が、腕が伴わなくて今ひとつな風景しか撮れないのが残念です。

晴れていれば、この向こうに燧ヶ岳がどっしりとそびえるわけですが、今日は残念です。

下ノ大堀川分岐にくると、ニッコウキスゲがだいぶ多くなってきます。
今日のキスゲの群落はここだけでちょっとさみしい感じでしたが、友人たちは大興奮で大喜びです。
鹿にもだいぶ食べられていた跡がありました。


雨がちょっと強いので、竜宮小屋に入ってコーヒーを頼みます。
「ここでお昼にしようね」と言うと、「9時にお昼だって、キャハハ~」と、すべてが新鮮なんですね。
飴ちゃんや梅しばやチョコレートとかクッキーとか、私は普段あまりお菓子を持ち歩かないので
あ~彼女たちは女子力強いなあと、こちらもひたすら感心します。
さてやはり温泉に入りたいので、12:45のシャトルバスに間に合いたいので、東電小屋に回るのは止めることにします。
小屋で雨待ちをしてしまったので、来た道を戻ることにします。
時々青空も見えてきて、至仏山がもう少しというところですが、全貌はかないませんでした。
同じ道ですが、逆から眺める風景もまた新鮮に映ります。

小学校の低学年位の子供達も大人に付き添われて休憩中でした。
地元の子供達なのかな?ここをお友達と歩けるなんて幸せだよ。
おばちゃんたちは、うん十年かかってやっといっしょに歩けたんだもの。
研究見本園の方に寄ってみたけれど、ニッコウキスゲはほとんど咲いていません。コバイケイソウがぼちぼちでした。

山の鼻でお約束の花豆ソフトはほんのりと甘くてお豆の香りがとてもよかった。
帰りの山道では、彼女たちはものすごいスピードで登っていきます。
「う、◯◯ちゃん、ちょっと待って」って言うくらい。。。
バスに乗り遅れちゃいけないと思って頑張ったんだって。すごいよ体力あるよ。
CTよりも全然早く鳩待峠に着いて、おまけにシャトルバスじゃなく乗合タクシーもばんばん出ていたので
予定より早く戸倉に着きました。
温泉はバス停横の「尾瀬ぷらり館」(¥500)はお湯がトゥルトゥルでとてもよかった。
近くの酒屋でビールやらチューハイやらつまみも買って、広場の東屋で早速宴会です。
あ~楽しいなあ。
15:10にバスに乗って新宿に向かいますが、まあ、おもわぬハプニングです。
渋滞48kmにいつ着くのかなあと時計とにらめっこなところで、
なんと練馬料金所出口で左から合流してきた乗用車にバスが追突されます。
幸い双方怪我人はありませんでしたが、ここでまた事故処理うんぬんで45分も掛かってしまいます。
22:30過ぎになんとか新宿に着きまして、23:03発の小田急に間に合いました。
もう、ヒヤヒヤです。
「なんだか、いろいろ盛りだくさんでミステリーツアーだったね~」
なんでもいい方に解釈してこの旅を締めくくりました。
上里PAだけトイレ休憩のため高速に乗り、また下道に下りたようだった。
下道とは思わなかったので、まあやけによく止まる高速だなあと夢うつつだった。
予定通り4時には戸倉に着いて4:30にシャトルバスに乗り換える。5時のゲート開門を待って鳩待峠到着。
なんと鳩待峠は土砂降りの雨。
朝食を食べてしばらく様子見をしていると、幾分小雨になったので、初めは樹林帯でもあるし出発する。
雨に濡れた木々や下草が瑞々しく、お花好きな友人は、見慣れない高山植物に
「これはこれは?」と、しきりに質問攻め。
ヤグルマソウ、ミヤマカラマツ、スダヤクシュ、エンレイソウの実、カニコウモリ、オオレイジンソウ、サンカヨウの実
などの比較的地味な花が続くのだけど、物珍しいらしくて、すでに興奮気味。
「ここでこんなに興奮していたら、原に着いたら気絶しちゃうよ」と、期待を盛り上げておく(笑
ブナや白樺(ダケカンバ?)の大木も多く、雨に濡れたブナの柔らかくひやっとした感覚がとても心地よい。


尾瀬ヶ原ばかりに目が行きがちだけど、この行き帰りの山道も木々の美しさが際立って、中々に見どころです。
モミジやナナカマドもあって、秋の紅葉時、ブナやダケカンバの黄色とこれらの赤の競演はとても美しかったのを思い出す。
「帰りは登りかあ」と思いつつ、山の鼻に到着。無料休憩所軒下にはイワツバメがいっぱい巣を作っていて
出たり入ったりと親鳥は大忙し。
子育て一段落の私達と、子育て真っ盛りな彼らを、知らず知らずにニンマリと眺めている自分。
「帰りは、花豆ソフト食べていこうね」と、なんか、女同士ってどうしてこんなに楽しいのかな。
次から次から楽しいことや会話が広がっていく。感動の振幅が大きい。まあ、ただのおしゃべりとも言いますが。。。
そして原に出ると、その感動はピークを迎えちゃうわけで、
いきなり多分カキツバタだと思うのだけど大きな群落があって、いままでニッコウキスゲは感激していたけど、
カキツバタの群落は尾瀬では初めてだったので、ただただうれしく、カメラを向けちゃいます。



サワランはいっぱい咲いていて、キンコウカはこれから開花という感じ。
トキソウ、ワタスゲ、モウセンゴケ、ギボウシ、コバイケイソウ、サワギキョウ、オゼナス?なども
ぼちぼちと現れます。
相変わらず雨は間断なく降り続きますが、土砂降りと言うほどもなく、
しとしとと霧を立ち込ませながら、いい意味尾瀬らしい風景を作りあげています。
が、腕が伴わなくて今ひとつな風景しか撮れないのが残念です。


晴れていれば、この向こうに燧ヶ岳がどっしりとそびえるわけですが、今日は残念です。

下ノ大堀川分岐にくると、ニッコウキスゲがだいぶ多くなってきます。
今日のキスゲの群落はここだけでちょっとさみしい感じでしたが、友人たちは大興奮で大喜びです。
鹿にもだいぶ食べられていた跡がありました。




雨がちょっと強いので、竜宮小屋に入ってコーヒーを頼みます。
「ここでお昼にしようね」と言うと、「9時にお昼だって、キャハハ~」と、すべてが新鮮なんですね。
飴ちゃんや梅しばやチョコレートとかクッキーとか、私は普段あまりお菓子を持ち歩かないので
あ~彼女たちは女子力強いなあと、こちらもひたすら感心します。
さてやはり温泉に入りたいので、12:45のシャトルバスに間に合いたいので、東電小屋に回るのは止めることにします。
小屋で雨待ちをしてしまったので、来た道を戻ることにします。
時々青空も見えてきて、至仏山がもう少しというところですが、全貌はかないませんでした。
同じ道ですが、逆から眺める風景もまた新鮮に映ります。


小学校の低学年位の子供達も大人に付き添われて休憩中でした。
地元の子供達なのかな?ここをお友達と歩けるなんて幸せだよ。
おばちゃんたちは、うん十年かかってやっといっしょに歩けたんだもの。
研究見本園の方に寄ってみたけれど、ニッコウキスゲはほとんど咲いていません。コバイケイソウがぼちぼちでした。

山の鼻でお約束の花豆ソフトはほんのりと甘くてお豆の香りがとてもよかった。
帰りの山道では、彼女たちはものすごいスピードで登っていきます。
「う、◯◯ちゃん、ちょっと待って」って言うくらい。。。
バスに乗り遅れちゃいけないと思って頑張ったんだって。すごいよ体力あるよ。
CTよりも全然早く鳩待峠に着いて、おまけにシャトルバスじゃなく乗合タクシーもばんばん出ていたので
予定より早く戸倉に着きました。
温泉はバス停横の「尾瀬ぷらり館」(¥500)はお湯がトゥルトゥルでとてもよかった。
近くの酒屋でビールやらチューハイやらつまみも買って、広場の東屋で早速宴会です。
あ~楽しいなあ。
15:10にバスに乗って新宿に向かいますが、まあ、おもわぬハプニングです。
渋滞48kmにいつ着くのかなあと時計とにらめっこなところで、
なんと練馬料金所出口で左から合流してきた乗用車にバスが追突されます。
幸い双方怪我人はありませんでしたが、ここでまた事故処理うんぬんで45分も掛かってしまいます。
22:30過ぎになんとか新宿に着きまして、23:03発の小田急に間に合いました。
もう、ヒヤヒヤです。
「なんだか、いろいろ盛りだくさんでミステリーツアーだったね~」
なんでもいい方に解釈してこの旅を締めくくりました。
Comment
- おくがけど
前向きだなぁ~メンタル面においても尊敬です。
旦那はんがどの沢に行かれたのも興味深いですが。
旦那はんがどの沢に行かれたのも興味深いですが。
2013.07.17 Wed 18:23 URL [ Edit ]
聞こえてきそう♪ - 木曽駒
皆さんの賑やかな声が聞こえてきそうですね(^-^)v
雨の尾瀬もしっとりしていいね♪
雨の尾瀬もしっとりしていいね♪
2013.07.17 Wed 19:11 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆おくがけちゃん
いえいえ、単なるケチですねん。
現地まで行った限りは、なんとしても歩きたいという貧乏性で。。。
今回お山で初めて傘さして歩きました。写真もいまいちなのばっかりでなんだかなあですが。
相方は長男とコラボで、奥秩父の釜の沢西俣でした。
こちらも写真とかUPしますよ。私も前に行きましたが、なんといっても行程が長いです。
☆駒ちゃん
ほんとに女同士って楽しいわあ。ここに駒ちゃん入ったら最強や~
ましてや数十年来の友人なので、ツーと言えばカーで、
気兼ねなくていいです。こんどはキャンプしようねって計画、来年かな。
駒ちゃんは来週だね、お天気も持ちそうで、お花もいい感じかなあ。楽しんできてね!
いえいえ、単なるケチですねん。
現地まで行った限りは、なんとしても歩きたいという貧乏性で。。。
今回お山で初めて傘さして歩きました。写真もいまいちなのばっかりでなんだかなあですが。
相方は長男とコラボで、奥秩父の釜の沢西俣でした。
こちらも写真とかUPしますよ。私も前に行きましたが、なんといっても行程が長いです。
☆駒ちゃん
ほんとに女同士って楽しいわあ。ここに駒ちゃん入ったら最強や~
ましてや数十年来の友人なので、ツーと言えばカーで、
気兼ねなくていいです。こんどはキャンプしようねって計画、来年かな。
駒ちゃんは来週だね、お天気も持ちそうで、お花もいい感じかなあ。楽しんできてね!
- おネエ
おネエも「女同士」のお山が一番楽しいです!!もう、気持ちも身体も学生時代!!って言いたいけど、気持ちだけでもいいや!!
尾瀬は絶対いつか行きます!!
今回、お天気は残念な部分もありましたが、そんなのブッ飛ぶほど楽しい時間・・・きっと「快晴」では味わえなかった、それが「乙」なんだと思う。
おネエもいつかぜいぜいちゃんと。。。
夢見ていますよ~
尾瀬は絶対いつか行きます!!
今回、お天気は残念な部分もありましたが、そんなのブッ飛ぶほど楽しい時間・・・きっと「快晴」では味わえなかった、それが「乙」なんだと思う。
おネエもいつかぜいぜいちゃんと。。。
夢見ていますよ~
2013.07.17 Wed 22:30 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆おネエさん
女同士ってやっぱり独特の楽しさがありますね。
タイムスリップはなはだしいし、自分は永遠に年取らないって確固たる自信もってるし(爆
人間力が強いなあって思うのと、話題も豊富で世界が広がります。
私ほんと山バカなので、世間のこと疎すぎで、時間があっという間でした。
私もいつかおネエさんとお山したいです。
そのときはきっと、「おネエちゃん、待って~」って追いすがるのでよろしく!
女同士ってやっぱり独特の楽しさがありますね。
タイムスリップはなはだしいし、自分は永遠に年取らないって確固たる自信もってるし(爆
人間力が強いなあって思うのと、話題も豊富で世界が広がります。
私ほんと山バカなので、世間のこと疎すぎで、時間があっという間でした。
私もいつかおネエさんとお山したいです。
そのときはきっと、「おネエちゃん、待って~」って追いすがるのでよろしく!
- hiro
おお~!キスゲ、早く見たい見たい!
「原に着いたら気絶しちゃうよ~」はまさにその通りですね^^
一緒に行くと人も変われば見方も変わる・・
こんな山行もいいですね。
ぷらり館、私も一人の時はここです。
泉質が好き^^
「原に着いたら気絶しちゃうよ~」はまさにその通りですね^^
一緒に行くと人も変われば見方も変わる・・
こんな山行もいいですね。
ぷらり館、私も一人の時はここです。
泉質が好き^^
2013.07.18 Thu 00:24 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆hiroちゃん
やっぱりお花の多いとこはそれだけでテンション上がるよね。
お山がほぼ初心者の彼女たちには、ちょどいい距離と気温で
雨の割には涼しく歩けてよかったよ。
ぷらり館は、ほんとお湯がいいね。狭いけど盲点だったです。
あれならわざわざ花咲温泉まで行かなくてもいいや。
今週末お天気だと暑いかもだね~楽しんできてね!
やっぱりお花の多いとこはそれだけでテンション上がるよね。
お山がほぼ初心者の彼女たちには、ちょどいい距離と気温で
雨の割には涼しく歩けてよかったよ。
ぷらり館は、ほんとお湯がいいね。狭いけど盲点だったです。
あれならわざわざ花咲温泉まで行かなくてもいいや。
今週末お天気だと暑いかもだね~楽しんできてね!
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