日々のぜいぜい

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湯桧曽川流域-東黒沢~宝川流域-ウツボギ沢左俣~白毛門 2日目

2012.09.28
2日目
2012.9.23(日) 

1日目はこちら

昨夕、ポツンと落ちてきた雨の一滴は、夜半には断続的な降りとなります。
沢床より1mほどなので、時々川面を気にしたり、テント回りに流れ込んでいないかと、
もう安眠するどころではありません。

相方はとりあえず行く気満々。
ぜいぜいは雨の遡行なんてあり得ない、広河原から登山道で宝川温泉まで下ってバスで水上まで帰る。
と、夜明け前の3時に、お互い意見は述べます。

IMGP3511.jpg
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朝4時、早目の行動だと相方が起き出します。
無理無理とぜいぜいはまだシュラフの中。
が、お願いだから起きてくれの哀願に仕方なく4:30起床。

相方は、
①水位の上昇はせいぜい10cm、今までが渇水だったから全体の水量も大したことはない 
②水が濁っていないから土砂崩れはない 
③ウツボギ沢はナルミズ沢程流域面積も大きくなく、そんなに沢水を集める沢じゃない
④大滝から先は大きな滝場もない
という主張で、結局押し切られる格好で遡行開始です。

5:53雨の中を出発です。
雨具を着こみ、濡れないようにへつって歩くのが意味があるのかないのかな感じで
初めのミニゴルジュ帯を抜けていきます。

IMGP3517.jpg
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程なくカーブの先に大滝が現れます。
幾分水量は多めで、右手の巻き道であるカンテも若干水が流れています。
スリップはいやなので、ここはお助け紐を出してもらいます。
カンテを数m登ると、すぐに歩きやすいテラスを行き、その先の窪状を10m弱登ると、
左の笹薮にあるかないか位の踏跡が現れ、そこをトラバースして、
あとは下りの踏み跡をクライムダウンすると落ち口のすぐ上に出ました。

IMGP3530.jpg

ここを無事越えたことで、もう戻る選択肢はなくなりました。
雨はシトシトと容赦ありませんが、沢用シャツは撥水がよく、冷たい寒いということはありません。

2:1の右俣を分け、沢は穏やかにナメ、小滝を延々と繋いでいきます。
困難な場所はなく、ひたすら癒し系、かえって通常より水量の多いことが、滝場の楽しさを増しているようにも思います。

IMGP3543.jpg

ほんとに分刻みに小さな滝場が現れて飽きません。
巻くような滝場はありませんが、一箇所だけ1m位の滝が釜が深く、両側も立っていて
とりあえず巻き道も見当たりません。
草を掴み、微妙な足場を踏み変えて、なんとか通過します。

1380m圏の二俣は左に入り、赤や黄色の岩盤のナメ床はますます磨きがかかって
がしがしと歩いていけます。
晴れていればとくやまれますが、穏やかな沢だからこそ雨でも歩けるのだと、気持を切り替えます。

IMGP3637.jpg

笠ヶ岳が見えた時に、まだまだ遠いなあと思いましたが、歩いてみればあっという間に近づいてきます。
1530m圏の細い二俣を左に入ると、そろそろ源頭の様相になります。
1630m圏の二俣は、通常なら水流がないと想われる右俣のガレ沢が水流があったのでこちらに入ります。
左俣は苔の沢でした。

笹が両岸からかぶってきますが、歩くのに支障ありません。
やがて、草付きの登りに変わると、右手に笠ヶ岳が大きいです。
左手にあるガレに移動して、そこを登山道めざして藪こぎなしで詰め上げました。

IMGP3650.jpg

ふと笠ヶ岳を見上げると、馬蹄形縦走のグループが歩いています。
この雨の中稜線歩きも大変だろうなあと、自分のことは棚に上げて感心してしまいます。
沢の継続も谷川の馬蹄形も、エスケープが中々むずかしいなあと。

IMGP3666.jpg


白毛門までは意外にアップダウンがあってピークのたびにがっかりするやら。
展望のない白毛門はさっさとパスして、つるつる滑るいやらしい登山道を、
ひたすら我慢の下りでなんとか登山口までたどり着きました。
この日は登山口でも16℃、稜線は10℃あるかないかの気温で風も吹いていて寒かった。
車内は暖房をガンガン効かせて、上牧温泉、風和の湯まで急いで車を飛ばす。
冷えきった体を早く温めたかった。
風和の湯は、いつものごとくで空いていて、ほぼ貸切7状態でした。ほんとここは穴場だなあ。

いずれ、また晴れているときにウツボギ沢を遡行したいと思います。
とても心休まる沢だったから。

国土地理院地形図、東黒沢~ウツボギ沢

***2日目コースタイム***
広河原5:53~大滝6:16~1,255m圏二俣6:40~1630m圏二俣9:55~稜線登山道10:30~白毛門11:23~
白毛門登山口14:29

Comment

- ロビ

すごいなー 雨の中の沢登。
濡れるから一緒かっていうと 全然違うもんね。
タッキーの論理的、いえ理論的な主張と哀願には負けちゃうよね。
でもそれで自分の許容範囲を超えて、また新たな達成感があるんでしょうね。
何事もなかったからはもちろんですが、行ってよかったと思ったんじゃないかな。

ウツボギ沢、みてるだけだけどとっても面白そう。
残念ながら今年は私は・・・沢に縁がありませんでした。
2012.09.30 Sun 10:43 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ろびさん
うん、土砂降りってほどじゃなかったので、許容範囲だったかなあ。
沢では寒いと思わなかったけど、稜線に出て一気に風が吹いてくると寒かったなあ。
雨具の防水何とかしなきゃと思いますた。

ウツボギ沢も東黒沢もほんとに初級の沢なので、そんなに難しいとこはないよ。
そうは言っても沢は沢慣れた人といっしょじゃないと、もしものときに怖いものね。

沢、まだまだ紅葉の沢が待ってるよ。。。ふふふ
2012.09.30 Sun 11:50 URL [ Edit ]

雨天決行 - 河童

 ってのが沢登りの魅力ですものね。
良いなぁ~♪
2012.10.01 Mon 00:21 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆河童ちゃん
そうですね~まあ結果オーライだったんですが、
相方に言わせると私は慎重すぎるとか、臆病だとか言われちゃうんですよね。
いつも最悪の事考えちゃうんで。
2012.10.01 Mon 08:36 URL [ Edit ]

虹は - 日向葵

"お疲れ様"のご褒美でしたね。紅葉の沢は良さそうですね。真っ赤な谷に清い水、蒼い空。それだけでご飯が三杯いけそうですねww。
2012.10.01 Mon 14:16 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆日向葵さん
谷が紅葉するとそりゃすごいです。ご飯三杯に酒飲んで、デザートまでいけますって。
でもその美しさを私の拙い写真では表現できないんですよね。あ~さみしい。。。
2012.10.01 Mon 21:33 URL [ Edit ]

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