日々のぜいぜい

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西丹沢、中川川流域-雷木沢

2012.06.30
2012.6.24(日) /

雷木沢、相方は二度目、私は初めての沢です。
相方は二度も行きたい位なのでよほどいい沢なのでしょう。
今回は梅雨時の水量の多さも手伝って、F1~F3の連瀑帯は中々見応えがありました。
中流域も若干埋まった感はありますが、ナメが程よく続いていい雰囲気です。
ただ二度目の下降にもかかわらず、雷木沢左岸尾根をまたまたルートミスしてしまったことは、痛恨のミス。
相方によれば、右岸のがわかり易いとのことでした。

P1100786-001.jpg

F3大滝、30m今日は水量が多く美しい流線を描いていました。クリックでウェブアルバムにリンクします



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台風4,5号の影響で活発化した梅雨前線は、箱根、丹沢地区など神奈川県の山地に多くの雨を降らせています。
作年秋の台風の被害も未だ癒えぬ丹沢ですが、更に玄倉林道、戸沢林道などの通行を困難にしています。

作年大きな被害を受けた大股沢林道や世附川林道など、
たぶんこれら林道が完成して以来こんな大きな被害を受けたのは初めてなのではないかと、
数十年に一度の大きな単位での災害がたて続きに続き、なにやら、地球からの呻きなのか、空恐ろしい気もします。

とはいえ、被害が林道ばかりを直撃している状況にも、なにやら警告めいたものを感じるのは私だけでしょうか。

朝の中川川は、先週来の雨で随分と濁って水量が多い。
枝沢の澄んだ様子から、丹沢湖からの放流なのでしょう。
西丹沢自然教室Pは、シロヤシオの喧騒も終わって、またいつもの状況に戻っています。
それでも用木沢出合Pは、最後のスペースに車を突っ込んだ。

白石沢からキャンプ場跡のモロクボ沢に入り、赤いやまびこ橋の手前からモロクボ沢左岸に入って、
すぐに合わさるのが雷木沢です。
小さな堰堤を2つ越えると、ナメが始まります。P1100737-001.jpg
クリックで大きくなります

今日は、ちょっとビビリ虫も入っていたので、連瀑帯の入口に差し掛かると、なにやら不安な気持ちでいっぱいになります。
あたりがゴルジュ状に切り立ってくると、曲がった先にF1、15mが現れます。

P1100754-001.jpg

水量が多く、朝日にきらめき、裾広がりの滝をさらに美しく引き立てています。
が、その美しさに浸る間もなく、巻きを探します。
イガイガさんが巻いたという左岸は高度感もあってかなり怖い。
右岸に活路を見出しますが、滝すぐ左の泥ルンゼ状も相当に緊張する。

滝を高巻きから眺めながら、その上のゆるい滝もいっしょに巻くようです。
岩がちなところを慎重にクライムダウンして、そこはすぐF2、12mと5mの二段滝、さらにその上も滝場です。

P1100755-001.jpgIMGP1986-001.jpg

滝場右の倒木のところが、良い感じにクラックが入っていて、まず相方がフリーで登ります。
次にお助け紐※を下ろしてもらって、ぜいぜいが続きます。
更に右手のスズタケを掴みながらのルートが多いようですが、きょうはアクアステルスのフリクションばっちりで
なんの苦もなくテラスに届きます。
テラスの上もフリクション勝負で、上部の滝場はゆるくたやすいです。

最近、この秀山荘のダイニーマのお助け紐を買ったんですが、ザイルを出すほどでもない場所で大活躍です。

F2を越え、カーブの先でF3、30mが現れます。すごいです。
こんな名もなき沢でいきなりこんな愁眉な滝が現れるなんて。。。
相方から聞かされていたのでわかってはいたものの、実際その姿を見るにつけ、こんな所によくもまあと
丹沢の奥深さを感じるのです。(トップ写真)

F3、30mの巻きは相方は前回右岸から行ったので、今回は左岸を行ってみます。
滝近くから巻くと厳し目、左岸尾根の末端から行けば、距離は長くなりますが、危険はないです。

滝上に出ると、そこからはおだやかな渓相が始まります。

P1100816-001.jpg

ここから、ナメや小滝の渓相が続いて、本当に癒されます。
沢は、やさしいとこばっかりだと飽きるんだけど、厳しい場所をクリアしてからの、
そんな場所はしみじみいいなあと思うのです。

二番目の二俣からちょっと左俣に寄り道してみます。P1100841-001.jpg
ナメから奥に5m程の滝が見えます。ホールドが少なくちょっと厳し目、この先の気になる所ですね。

P1100853-001.jpgP1100870-001.jpg

やがて逆クの滝が現れます。1段目のトイ状はたやすいですが、
2段目のスラブ滝は結構厳しめで、ホールドがありません。相方は水が冷たくなかったら行けたと言っていましたが
実際すごく冷たかったです。(ここまで行ったら行けそうに見えますが、厳しいです)
左岸の巻きもなんかいやらしかったので、トイ状を下って左岸を巻きました。

P1100878-001.jpg

その上には10mナメ滝が現れます。
一見登れそうですが、ヌメリがひどいです。上部は立っているし、ここは安全策で左岸のクラックから小さく巻いて
トラバースします。

P1100914-001.jpg

もはや悪場はなく、この滝も左が階段上がたやすいです。
この後、いよいよ詰めへと向かっていきます。

IMGP2044-001.jpg

この先水が切れた所で、沢装備解除です。標高は1100m圏あたり
左にガレた涸れ沢と、真ん中は水流はないですが本流、右に小さな枝沢(涸れ沢)が入ります。
今回もう水晶沢ノ頭はいいよと、右の枝沢から本流との中間尾根を詰めれば、雷木沢左岸尾根に間違いないねと
詰めたのですが、そこが痩せ尾根だったので、雷木沢左岸尾根の確証がなく、
結局、無駄に水晶沢ノ頭まで詰めて、やっぱりと確信して、また同じ尾根を下ります。

IMGP2048-001.jpg

雷木沢左岸尾根は、一度歩いたにもかかわらず、本当にわかりづらかった。
前回、水晶沢を遡行した時、下りに間違えたのと同じ所で、また間違えてしまう。
それも2度3度。。。
踏み跡はますます薄くテープのたぐいはいっさいありません。
地形図に現れないような小さな尾根に知らず知らずのうちに吸い込まれてしまいます。
標高がまだ高いのに、高度をどんどん下げたら、それが間違いの印です。


F3の巻き道である鹿柵に出たら※、鹿柵の末端は左にトラバースして、左の尾根に入らなければなりません。
確か前回は赤テがあったように思うのですが、今回はありませんので要注意箇所です。
うまく左の尾根に入れば、そのまま植林帯の仕事道へと誘われます。
そのまま、白石沢キャンプ場跡地にたどり着きました。

※この鹿柵には三脚が立ててあるので、それを使って鹿柵の中に入り、左の尾根に乗った方が間違えにくいでしょう。
 危ういトラバースをしなくて済みます。


国土地理院地形図、雷木沢

Comment

いいね! - 岐阜ぺんぎん

蒸し暑いこの季節には滝や流れの画像が 涼しく感じられ 有難いです

『丹沢』いろいろ楽しめるトコですね

人が多いトコは苦手ですが 次回は秋にと思っています
2012.07.01 Sun 06:57 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆岐阜ぺんぎんさん
これからどんどん暑くなると、低山の山歩きは辛いですからね~
沢は涼しくありがたいです。
秋の丹沢なら塩水橋から丹沢山がブナが美しくていいですよ。
2012.07.01 Sun 10:34 URL [ Edit ]

- 食う寝るさんだ~す

写真がすごい綺麗だ~!
壁紙にしたいぞっと(´∀`*)
2012.07.02 Mon 22:47 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆食うちゃん
どうもありがとね~
最近は沢に一眼持っていってるんですよ~
防水じゃないからちょっと怖いんだけど、コンデジは暗いとこ弱いから、
一眼だと暗くても、いろいろ調節できるから、やっぱ手放せないかも。
2012.07.02 Mon 22:59 URL [ Edit ]

涼風献上仕る - 河童


 って感じの

良い沢だぁ~♪
2012.07.04 Wed 05:14 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆河童ちゃん
夏はやっぱり沢ですね~
こんなりっぱな滝が掛かっているのに、ここは人知れずってとこなんですよ。
2012.07.04 Wed 09:34 URL [ Edit ]

- ゴルジュ

写真の撮り方が綺麗ですね。私もダイニーマ買いましたがまだ出番がありません。
2012.07.06 Fri 22:17 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ゴルジュさん
わあ、ようこそおいでくださいました。
写真撮るのが大好きなので、鈍足のくせに写真に時間かかってしまって、更にのんびり遡行してます。
まあ、丹沢はうちから近いのでそれも可能なのですけど。
ダイニーマのお助け紐はほんとに助かってます。
いまいち踏ん切りがつかないところも、こいつのおかげで勇気50倍位にはなれます(笑
2012.07.06 Fri 23:52 URL [ Edit ]

- たけさん

涼やかだ~。でも厳しいんでしょうね、沢は。
山と一体になれるのはこれ以上のことはないだろうなあ。
集中豪雨は今年も続くんでしょうかね。。
2012.07.07 Sat 11:42 URL [ Edit ]

Q州は梅雨明け間近です - 日向葵

なので一足早い書中見舞いな感じで
涼しげでいいですね。
ところで、沢の写真はスローシャッターのも見受けられますが
三脚持参ですか?
手持ちだとしたらブレがなさそうなので
”トライポッドぜいぜい”さん・・・とお呼びしなければいけないかなとw
2012.07.08 Sun 15:21 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆たけさん
ムシムシしてくると、沢はほんと気持ちいいよ~
沢靴さえあれば簡単なとこもあるから、結構楽しいんだけどな~
焚き火でテントはもう最高~

☆日向葵さん
今回はすべて手持ちですよ~
私、mixiで写真のお師匠さんにいろいろ教わっているんです。
で、お師匠さんが、自分が手持ちでどこまで持てるか練習をということで、
滝場では、すべてのシャッタースピードで練習してるんです。
もし興味があれば、メッセしますよ。

>”トライポッドぜいぜい”さん

で、3本目の足はどこかしら~~~
2012.07.08 Sun 21:18 URL [ Edit ]

ダイニーマ - らえ

あ!私も秀山荘 のダイニーマは欲しいと思ってました!!
いいですよね。

雷木沢はの想像以上の良さに、とても行きたくなりました~。
下山は苦労しそうですがw
足が完治したら行きたいと仲間に提案してみます♪
おつかれさまでした。
2012.07.09 Mon 19:04 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆らえさん
ダイニーマのお助け紐は、さくっと出せるのでほんと重宝してます。安心感もあるしね。
ザイルは時間かかっちゃうし。。。

雷木沢はお勧めです。ちょっと沢慣れた方々だと、短いかなな感もありますが、マスキ嵐よりは長いです。
登攀系な方々はF1も登られているみたいですね。
沢詰めはきついよ~
2012.07.11 Wed 09:39 URL [ Edit ]

こんばんは^^ - condor

充実のレポもですが、写真も目を惹きますね。
ぜいぜいさんは撮影情報(Exif)を残しているんですね。
シャッター優先で流れを美しく表現しているのが伝わりました^^
ちょっとした工夫でレポのクオリティーが随分上がりますね♪
でも撮影が好きだと時間が掛かってしょうがないですよね(笑
私の登山がそんな感じです^^;
どの写真もとても素晴らしかったです。もちろん梅雨時らしい勢いのある渓谷も☆
2012.07.13 Fri 03:29 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆condorさん
撮影情報、気づいてくれてうれしいです。
でも、Photoshopで編集すると消えちゃうんですよね。
撮影、ほんとに時間かかちゃって、おかげで休めるのはいいんですけど(笑
それでも、1日時間がたっぷりあれば、なにも急いで歩くこともないのにと思うようになりました。
2012.07.13 Fri 11:32 URL [ Edit ]

- M-K

ぜいぜいさん

どうりで写真がキレイだと思った! すばらしいです。
近々私も達人さまに連れていってもらえるのです。(ルンルン!)
下降の尾根情報ありがとうございます~。
2012.07.19 Thu 12:23 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆M-Kさん
写真おほめいただきありがとうございます。
お師匠さまがいると、また違った意味で精進できますものね。
M-Kさんも雷木沢楽しみですね。ほんといい沢と思いました。
また、レポ楽しみにしています。
2012.07.20 Fri 00:22 URL [ Edit ]

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