蓼科山
2012.03.07
2012.3.4(日)
ぜいぜい家には確か取り決めがあったのです。
お山は一週間おきにお互いの行きたいところに行くと。。。
えっと、今年は6:2で相方優先になってます。いいのか。いいのか!と言いたい。
今週も目的地は全然別の所だったのに、悪天の谷間で、週末が奇跡的によい天気予報になりました。
「今日しかない!」と強引に先週のリベンジである蓼科山に押し切られたかっこうでした。
ま、どこでもいいんだけどね。
これはクロマキーで撮ったのではありませんよ、もうほとんどモノクロームの世界でした。

画像をクリックするとwebアルバムにリンクします

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ぜいぜい家には確か取り決めがあったのです。
お山は一週間おきにお互いの行きたいところに行くと。。。
えっと、今年は6:2で相方優先になってます。いいのか。いいのか!と言いたい。
今週も目的地は全然別の所だったのに、悪天の谷間で、週末が奇跡的によい天気予報になりました。
「今日しかない!」と強引に先週のリベンジである蓼科山に押し切られたかっこうでした。
ま、どこでもいいんだけどね。
これはクロマキーで撮ったのではありませんよ、もうほとんどモノクロームの世界でした。

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*
*
先週は悔しい駐車場敗退だったので、何としても駐車場所を確保すべく、3:20には自宅を出ます。
途中八ヶ岳PAで朝食とトイレをすませて、6:45には女乃神茶屋Pに到着。うししの4台目ですが、なんか後続の来る気配なし。
今日は空いているみたいです。
西からは青空ものぞいて、お天気当てたかなとおおいに喜びます。
駐車場を少し下った左手が登山口です。駐車場の案内板の裏手にも踏み跡があります。
しっかりと踏まれた登山道に感謝しつつ雪原を進むと、標識の先から上り道が始まります。
凍った斜面に難儀するので、迷わずここからアイゼンを付けます。
150m標高を上げると、カラマツの雪原になります。ここも広々と気持ちのよいところです。

ここからまた200m程標高を上げていきます。時々岩がのぞき、一歩が大きなところもありますが、
いい感じに登って行けます。途中暑くなってアウトシェルを脱ぎます。
このあたりは、まだまだ柔らかい霧氷でした。八子ヶ峰やヒュッテアルビレオの赤い屋根がはっきりと見えています。
2113m三角点で一回目の休憩です。このあたりは見晴らしのよいところみたいですが、
ちらっと八ヶ岳と北岳が見えましたが、ほんの一瞬でだんだんガスにおおわれてきてしまいました。

緩い登りからほんの少し下ったそこからの標高400mを上げる道のりは、本当にきつかった。
足首を30度は曲げているだろう角度の凍結した斜面にアイゼンをぶちこみながらの直登、極寒の地を行く探検隊みたいな気分で、
白くおおわれた世界しかそこにはなく、相方はどんどん行ってしまうしなんとも心細い。
10m歩いては休み休みというなんともなさけない登りになってしまう。

やっともうそこが森林限界か、という所にでたときは心底うれしかった。
が、それはぬか喜びというもので、ここから山頂までのトラバースは前からも横からもと
いったいどっちから吹いてくるんだな強風を受けて、ただただひたすら身を低くしながらの歩みだった。
おまけに視界が効かず、前を行く相方を見失わないように
落ちないように、落ちないようにと暗示をかけながら一歩一歩を大切に歩く。

強風が吹きすさぶ山頂(2530.2m)では、証拠写真を撮っただけの、なんの展望もないさみしいものでした。
発達したエビのしっぽだけがなんとも物珍しく、このお山の厳しさを表していました。

下山は案外あっけなく下ることがでしました。
下ってみればこの青空。。。なんなんだ。。。

相方には、「ぜいぜいさんが登って俺が登らなかった100名山に登らせてくれてありがとう」って言われたけど、
「また、登る?」って聞いたらもういいのだそうでした。
*
先週は悔しい駐車場敗退だったので、何としても駐車場所を確保すべく、3:20には自宅を出ます。
途中八ヶ岳PAで朝食とトイレをすませて、6:45には女乃神茶屋Pに到着。うししの4台目ですが、なんか後続の来る気配なし。
今日は空いているみたいです。
西からは青空ものぞいて、お天気当てたかなとおおいに喜びます。
駐車場を少し下った左手が登山口です。駐車場の案内板の裏手にも踏み跡があります。
しっかりと踏まれた登山道に感謝しつつ雪原を進むと、標識の先から上り道が始まります。
凍った斜面に難儀するので、迷わずここからアイゼンを付けます。
150m標高を上げると、カラマツの雪原になります。ここも広々と気持ちのよいところです。

ここからまた200m程標高を上げていきます。時々岩がのぞき、一歩が大きなところもありますが、
いい感じに登って行けます。途中暑くなってアウトシェルを脱ぎます。
このあたりは、まだまだ柔らかい霧氷でした。八子ヶ峰やヒュッテアルビレオの赤い屋根がはっきりと見えています。
2113m三角点で一回目の休憩です。このあたりは見晴らしのよいところみたいですが、
ちらっと八ヶ岳と北岳が見えましたが、ほんの一瞬でだんだんガスにおおわれてきてしまいました。

緩い登りからほんの少し下ったそこからの標高400mを上げる道のりは、本当にきつかった。
足首を30度は曲げているだろう角度の凍結した斜面にアイゼンをぶちこみながらの直登、極寒の地を行く探検隊みたいな気分で、
白くおおわれた世界しかそこにはなく、相方はどんどん行ってしまうしなんとも心細い。
10m歩いては休み休みというなんともなさけない登りになってしまう。

やっともうそこが森林限界か、という所にでたときは心底うれしかった。
が、それはぬか喜びというもので、ここから山頂までのトラバースは前からも横からもと
いったいどっちから吹いてくるんだな強風を受けて、ただただひたすら身を低くしながらの歩みだった。
おまけに視界が効かず、前を行く相方を見失わないように
落ちないように、落ちないようにと暗示をかけながら一歩一歩を大切に歩く。

強風が吹きすさぶ山頂(2530.2m)では、証拠写真を撮っただけの、なんの展望もないさみしいものでした。
発達したエビのしっぽだけがなんとも物珍しく、このお山の厳しさを表していました。

下山は案外あっけなく下ることがでしました。
下ってみればこの青空。。。なんなんだ。。。

相方には、「ぜいぜいさんが登って俺が登らなかった100名山に登らせてくれてありがとう」って言われたけど、
「また、登る?」って聞いたらもういいのだそうでした。
Comment
こんばんは^^ - condor
蓼科山の雪中行軍、お疲れ様でした!
何といっても百名山ですから、それは手強かったと思います。
吹雪の写真にも唸りました。
たしかに1枚目はクロマキーに見えますね♪絵になってます☆
しかし3月にして3座の百名山とは、すごいですね^^
このペースだと1年に何座になるのか楽しみです。
機会がありましたら、鳳凰山も是非!
何といっても百名山ですから、それは手強かったと思います。
吹雪の写真にも唸りました。
たしかに1枚目はクロマキーに見えますね♪絵になってます☆
しかし3月にして3座の百名山とは、すごいですね^^
このペースだと1年に何座になるのか楽しみです。
機会がありましたら、鳳凰山も是非!
2012.03.07 Wed 21:42 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆condorさん
この日はもうちょっと天気良かったはずなんですけどね~
事実下界はいい天気だったし、車山や美ヶ原の方も、よかったんですよね。
なんか八ヶ岳と蓼科山の山頂近くがだめだったみたいです。
わざわざ、そこを当てちゃったとこが、うちらしいと言えばうちらしいんですが。。。
鳳凰山は6年前に家族で登ったのが最後なので、随分とご無沙汰です。
5月の残雪時期もいいですよね。展望もいいし登り甲斐もあるいいお山ですよね。
この日はもうちょっと天気良かったはずなんですけどね~
事実下界はいい天気だったし、車山や美ヶ原の方も、よかったんですよね。
なんか八ヶ岳と蓼科山の山頂近くがだめだったみたいです。
わざわざ、そこを当てちゃったとこが、うちらしいと言えばうちらしいんですが。。。
鳳凰山は6年前に家族で登ったのが最後なので、随分とご無沙汰です。
5月の残雪時期もいいですよね。展望もいいし登り甲斐もあるいいお山ですよね。
いいんでない? - 岐阜ぺんぎん
相方の希望のフィールド が 多いって?
夏山シーズンへ 向けての 貯金をしておけば 良いのでは!?
夏山シーズンへ 向けての 貯金をしておけば 良いのでは!?
2012.03.08 Thu 13:21 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆岐阜ぺんぎんさん
そうですね~でもいつもおしきられちゃうんですよね~
そうですね~でもいつもおしきられちゃうんですよね~
- 上松 B作
おお~ええ感じだぁ~
蓼科山、いいですよねぇ~
相方さんも一回といわず・・・風邪がチョイとつらいところですもんね、山頂付近は
やっぱ、アイゼンもってどこか行きたいなぁ~でもスキー・・・
悩むところです・・・
蓼科山、いいですよねぇ~
相方さんも一回といわず・・・風邪がチョイとつらいところですもんね、山頂付近は
やっぱ、アイゼンもってどこか行きたいなぁ~でもスキー・・・
悩むところです・・・
2012.03.08 Thu 21:25 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆Bちゃん
アイゼンが食い込む感じはまたたまりませんって。
スキーもいいけどたまにはどうぞ。
え、アイゼン体に食い込ませたいって?あいかわらず、どMでんなあ。。。
アイゼンが食い込む感じはまたたまりませんって。
スキーもいいけどたまにはどうぞ。
え、アイゼン体に食い込ませたいって?あいかわらず、どMでんなあ。。。
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