日々のぜいぜい

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西丹沢、幻の道を探る 本編

2011.12.06
序はこちら

山梨県山中湖村平野から神奈川県山北町世附を結ぶ県道729号の通行不能区間の候補は3つ

候補1:平野~県道730号~三国峠~明神峠~水ノ木幹線林道~大棚橋~馬印~浅瀬~世附

候補2:平野~県道730号~三国峠~三国林道~切通峠直下で合わさる~新大棚沢林道~大棚橋~馬印~浅瀬~世附

候補3:平野~切通峠~新大棚沢林道~大棚橋~馬印~浅瀬~世附

s-県道729号径路
クリックOK

候補1については、明神峠より現況は一般車の通行を規制中だが、水の木幹線林道として現役である。
(ただし、H22.9月の台風により現在補修工事中)

P1060773-1.jpg

候補2と候補3について県境通り抜け不能区間の可能性を探ってみたい。

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2011.12.4(日)

朝仕事が入っていた相方を待って11:05自宅を出る。
雲ひとつないお天気で、富士山は更に雪が付き、遅い時間にもかかわらずくっきりとした大気が広がる。
せっかくなので、足柄峠を経由して

P1060770-1.jpg
足柄峠直下

駿河小山より県道147号を通って三国峠に向かう。

P1060776-1.jpg
三国林道入口も厳重なゲートで固められている(ゲートからの写真)

時間の節約のためここは入口のみチェックしてスルー。
三国林道は鉄砲木ノ頭(明神山)の東面をトラバースして、鉄塔の東で平場に出る。候補2
この先林道は丸尾山方面に先細って終わる。

せっかくなのでパノラマ台でも山中湖を擁した富士山を堪能

P1060781-1.jpg
パノラマ台

パノラマ台から吉政の集落まで下って、いよいよ今日の探索の入口である切通峠入口を右折する。
テニスコートの間を縫うようにして、最後のラグビーコートまで車で入れた。

12:40

ここが県道729号の可能性はあるのか。。。
期待と不安と。。。

お、これなら車も通っていた可能性が

P1060785-1.jpg

あわわわわ

P1060787-1.jpg

ただ、これは長い年月で掘られてしまった可能性も、一車線の車幅はありそう。。。
切通峠までちょっときついカーブもあるが、斜面全体がゆるやかなので、人が歩く道としてショートカットになった場合も否めないかも。

途中に左手にブナの整列。
まるで街路樹。。。

P1060789-1.jpg

切通峠に到着。ここは広めで、いかにも峠の十字路だ。車が通ったとしても違和感はない。

P1060793-1.jpg

が、やはり、世附に向かう車道としては、この狭さと、カーブは絶望的だろう。
峠から15分ほど下るといまは荒れてしまった新大棚沢林道がやってくる。車なら1分もかからないだろうが、道型が。。。
無理だ。。。

新大棚沢林道から切通沢橋を経て大棚沢林道、そして世附までは、しっかりと林道としても道型が残っているので
この車で1分あまりの下りはほんとうに惜しい。

やはり候補3のこのルートは車道としては無理があるか。

P1060801-1.jpg

切通峠から鉄塔巡視路である右手トラバース道をたどって、三国林道からの可能性も探る。候補2

13:25/13:45

10分ほどで三国林道の平場に到着。

P1060799-1.jpg

やはり、ここから新大棚沢林道へのアプローチは残念ながらないようだ。
ただ地形図上では三国林道ののピンクのラインと新大棚沢林道の赤のラインは、
斜面のトラバースを拾いながら繋がっていくことは充分可能なように思える。

まあ、実際私が幼少の頃たどった県道729号を候補2案と3案に求めるのは、少々無理があるのかも知れない。
いくら忘れられた県道でも、40年くらいでは、もう少し車道の痕跡が残っているだろうし、
切通峠からの世附方面への下りは、上部では大きな崩落跡もないので、車道が崩れ去った可能性も低い。
今後石垣の跡でも見つかればいいのだけれど。

そんな訳で、現状での県道729号の可能性は、現在も林道として生き残っている候補1案の水ノ木幹線林道となるのだろうか。
幹線なんてついてるネーミングもくさいし。。。

あまりまじめに探索していないので、重大な取りこぼしがあるのかもしれません。
もしくはこの県道729号を実際に通行して覚えていらっしゃる方がいらしたら、是非ともお話を伺いたいものです。

そんなこんなで速攻で探索は終了
歩き足りないので、高指山を目指します。
切通峠へ戻って、登山道から向かいます。

P1060802-1.jpg

14:30/14:50

なだらかな道を行き、いったん鞍部に出てから、ひと登りで高指山(1174.1m)の山頂です。
3年まえの冬以来です。
山中湖から見るとかやとのなだらかなお山で、和やかな雰囲気です。
雪付きにのんびりするにはいいお山です。

P1060803-1.jpg

山頂からは西に傾いた太陽の光を受けて、やや逆光気味の富士山です。日没まで粘ることも無理なので
そろそろ山頂を後にします。

15:15

黒破線の道から下ると、山頂から25分で駐車場所に着きました。
午後からと、時間に制約のあったハイキングでしたが、いにしえの県道を探しながらという散策は楽しかったです。
今現在、昨年9月の台風で林道は荒れているようです。

最後に、山中湖村と世附村とはいつの頃からか、なりわいとしての深い繋がりがあったようです。
馬や馬力を引いて切通峠は甲州、相模を繋ぐ最短な道として重要な峠だったと思われます。
丹沢マニアな方々にはとっくの承知でしょうが、今回のことでいろいろ調べていたらYamanokoさんのHPで詳しく検証されていました。
県道729号に結びつく記述はありませんでしたが、相甲国境紛争の話など興味深い話も多く勉強になりました。

Comment

ええ道やんか。 - 河童

 人の匂いのする道が好みです。
 (登山道ってそもそも(苦笑))
でも道を付けると風と水に洗われるのよねぇ~。

>制約のあったハイキングでした
 落葉と風景に恵まれた良い遊山と存じますm(_ _)m
2011.12.06 Tue 18:20 URL [ Edit ]

- おくがけど

世附ってよぶって呼ぶの?w
2011.12.06 Tue 21:48 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆河童ちゃん
人の匂い、生活の匂いだよね。
峠と名のつく所は、深い歴史があるようで、知ると色々興味深いです。

☆おくがけちゃん
よずくって読みます。
昔の人はどんな思いでこの名前をつけたんでしょうね。
2011.12.06 Tue 22:16 URL [ Edit ]

こんな - 岐阜ぺんぎん

林道を走ってみたいです
勿論 オフ車で


富士山 良いなぁ~

越年で そこいらを うろちょろ する予定です

富士五湖でキャンプも イイかも!?
2011.12.07 Wed 13:12 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆岐阜ぺんぎんさん
残念ながら車侵入禁止でした。
雪の季節になると、富士山にどのくらい付いたかなって気になりますね。
富士五湖はどこに行っても富士山のビューポイントだからお正月なんかいいかも。
テントかあ、食うちゃんたちがやった精進湖が無料だよね。
2011.12.07 Wed 17:31 URL [ Edit ]

こんばんは^^ - condor

日曜日は最高の天候でしたね!
足柄峠からの富士山がそれを物語ってます。
クリアでとっても綺麗です、でも寒そう^^;
小さな頃の記憶って意外に鮮明に残っているんですよね。
数年前の記憶はすぐに忘れるのが不思議です・・・。
今回のエントリーはロマンと冒険心を感じました。
思い出のルートが見つかると良いですね^^
2011.12.09 Fri 00:01 URL [ Edit ]

- よ~かん

こういう探検ってすっごく面白そうですね~
しかも自分が昔実際に通ったことがあるかも知れない軌跡を
辿るってのはますます面白そう・・・
2011.12.09 Fri 00:58 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆condorさん
とても午後からとは思えないクリアな天気の日でした。
風がなかったので、見た目ほどは寒くなかったです。
このキャンプで起こった出来事は細部まで覚えているんですが、
どうしても路と地図とはピタっと合わないです。まあ、子供ですから、地図なんて意識していないですものね。
いろいろ記憶の糸をたどっていくのが楽しかったです。

☆よ~かんさん
あらあら、遅くまで起きてますね。
なんだか急に思い出して、そうしたらなんとしても確かめたくなってしましました。
ちょっと今別の本で消え行く道のことに、異常な愛着を感じてしまっているので、
その影響もあったのかもしれません。
2011.12.09 Fri 10:43 URL [ Edit ]

- てつ

こんにちわ。
ブナの整列は思わず撮ってしまいますね^^
バラシマ林道の崩壊具合を見ていると切通峠から大棚沢林道の道がなくなったのも考えられますよね。(願望(笑))
しかしyamanokoさんのページの林鉄の写真は衝撃的でした。
林鉄跡追ってみたいですね~
奥秩父の西沢林鉄も面白そうですし^^
2011.12.09 Fri 11:37 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆てつさん
少しでも車道の痕跡はないかなって目を皿のようにで(爆
しかし、切通峠のあっちとこっちで、どうしてこんなに地質が違うんだろうっていうほど、
こっちの壊れ具合がひどいですね。

yamanokoさんのページ、萌~ですね。
林鉄使うほど、大々的に林業が行われていたことに衝撃でした。
てつさんの世附大棚のところの簡易水力発電の水車の羽の写真も物語るように、
あれで電力を得て、製材所もあったんですよね。
歴史の遺物も物語る世附に興味津々です。

西沢林鉄、、、ここはやばいですよ。
去年11月に行者谷にいきましたが、林鉄道の沢を越えるところの崩壊が激しくて、
高度感のある一本橋を渡らなくてはいけません。私はちょっとこりごりでした。昔は、ここ登山道だったんですよね。
2011.12.09 Fri 13:48 URL [ Edit ]

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