日々のぜいぜい

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湯檜曽川-東黒沢遡下降

2011.07.19
2011.7.17~18

タイトル通りと言えば、ちょっと遠回りしたけど成功って事になるわけで、黙っていてもいいんだけど。。。
計画では東黒沢遡行、継続でウツボギ沢遡行ときて笠ヶ岳直下に抜けて、白毛門経由で土合まで戻る予定でした。

なんだけど、あ~7月連休の沢ってぜいぜい家にはほんと鬼門だw

まったくもって沢はルートミスたまの尾瀬は雨と上手くいったためしがない。
(詳しく知りたい奇特な方は山行記録から過去の7月連休を見て下さい)

今回は思い込みが強かったのと、とあるwebのレポをうのみにしてしまったことが大きい。
が、一番の敗因はウォータースライダー遊びをして、地形図を濡らして使い物にならなくしてしまったことかも。
かろうじて、「山と高原地図」の谷川岳のおかげで、遭難だけはまぬがれた。

ウェブアルバム
6:30白毛門登山口を出発

7月は年によっては沢上流部に雪渓が残っているかも、と危惧していましたが、沢に入った瞬間水はぬるく
今年は梅雨明けが早かったので、、雪渓はなしと確信します。
なんだか丹沢の春岳沢のがよほど冷たかったです。
それもそのはず、17日は全国軒並み最高気温を更新中で、照りつける太陽に息も絶え絶えです。
そんな日はやはり沢の中はありがたく、水まみれになって歩く爽快感と言ったらたとえようがありません。

IMGP0240.jpg

順調に遡行していきますが、大きな滝場も終わった1035m圏で間違った枝沢である右沢に入ってしまったのが、後々地獄ロードと化すのです。
初めのうちこそそこそこ小滝があり、二俣を左へ、次の二俣で右に入るところですが方角が合いません。
ま、左でいっかと左俣へ。
次第に水流も消え、窪を詰めていくとピンクリボンもあって、ホッと一安心。。。

IMG_1785.jpg

11:47 この間違った場所にこつ然と現れるこのリボンの意味はまったくもってわかりません。
が、このリボンに安心してしまって、コンパスも切らずに、先に進んでしまいます。
傾斜は急登となり、そのうちに武能岳が前面に立ちはだかるようになって、始めて間違いに気付きます。
1230m圏で相方が「右手に鞍部が見える」といった時点で、それは武能岳の南面の鞍部と確信し、
北西にトラバースしながら斜上すれば正しい鞍部に出れるはずと、トラバースを開始します。
しかし、熊笹と雪国特有の地をはう小潅木に行く手を遮られて数歩進むのにえらく時間が掛かります。
1290m圏 窪を五つほど越えて、もうそろそろと思って見上げれば、
鞍部まで直線であと500mはあるでしょうか。苦闘三時間。もう、この密藪をかき分ける気力も体力も時間もありませんでした。

IMGP0268.jpg

あまりの疲労に小潅木をハンモックがわりにその上に寝転びます。十数分、動けません。
そして「下ろう」。。。相方に提案します。相方も同意です。
どの窪を下っても必ず東黒沢に辿り着くはずと、藪の少ない窪を下ります。
そのうちに水流が出てきて、行き詰まると尾根から巻き、また水流に戻ります。
3:30過ぎ、相方が軽い熱中症状態で顔色が悪いです。「休ませてくれ」と懇願されます。
4時近くになって、さすがに時間も気になって、相方のおしりを叩いてまた歩き始めます。
途中、右岸から冷たい湧き水が流れていて、なんとか生き返ります。

4:45 1080m圏の二俣に出ました。なんと下ってきた右俣にはリボンが。。。私たちは正しい沢を下降していたのでした。
一瞬、再度遡行が頭をかすめましたが、もう撤退を決めたし、明日の行程を考えると無茶はできません。

IMG_1788.jpg

時間を気にしながらビバーク地を探しますが、中々平坦な場所がありません。
5:45 ついに1035m圏の間違った二俣少し上の左岸の高台に、なんとか一張り分のスペースを見つけてやっとテントを張れました。

IMG_1793.jpg

急いで沢でビールを冷やして乾杯。少しつまみを食べ、相方はもう夕食も食べられず疲労困憊で就寝。
私もワインをあと少し飲んだだけで、やはりバタンキューでした。

今までの山人生の中で最悪な激藪、密藪でした。
熊笹が容赦なく顔や手にこすれ、枯れた熊笹は足元を滑らせて前進を拒み、
豪雪地帯特有の地面スレスレにはう小潅木にザックや体を挟まれ、太陽はじりじりと照りつけ
なんとも辛い初日でした。

higasikurosawa1.jpg
国土地理院の地形図、クリックで大きくなります。

青線が正しい遡行ルートだが緑線に入ってしまう。オレンジ線で下った。
帰ってから検証してみれば、正しい沢のすぐ隣にいたことに愕然としたけど、この時は地形図が濡れて滲んでしまっていたので
それに気づくはずもなかったのが悔やまれます。

詳細は後日

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ぽちっとな

Comment

- mogu

ぜいぜい家が間違った所は、私もナルミズ沢に行く時東黒沢を遡行したときに間違って登り戻った所だわ!!藪漕ぎは本当に体力と気力を使うわよねお疲れ様でした。

沢登りの場合地形図は必ず予備を持って行くと良いですね、コンビニのコピーが濡れに強い(少々濡れてもにじまない)って聞いてコンビニでコピーしてます。
2011.07.20 Wed 14:42 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆moguさん
あの間違った二俣は、某有名沢サイトで左に行くと白毛門と写真つきで載っていたんで、ほんと鵜呑みにしちゃったんですよ。
よく見れば左俣のが沢床が低いんですよね。
あと、信じられないですが、右俣のごく目立たないところに赤いねじれたビニールひもも巻いてありました。
上流部にもテープがあったしなんだろう。いまだに不思議です。
相方はこれから地形図は二人別に持とうと今度こそ身にしみてます。

体力があれば、東黒沢からナルミズ沢はすばらしいですね。下山の稜線歩きが長いのがキツそうです。
2011.07.20 Wed 18:03 URL [ Edit ]

- 臆崖道

e-456続きマダァ
2011.07.23 Sat 22:47 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆おくがけちゃん
もちっと待ってて。。。
2011.07.24 Sun 05:45 URL [ Edit ]

- だるふぉ

面白い遊びをしてますねぇ(笑)
今度僕もまぜてください(爆)

地形図は大事ですよぉ。
長丁場では予備の用意するのは必須です。
2011.08.02 Tue 23:48 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆だるふぉさん
もう~勘弁してください~二度とごめんです。

地形図ほんとにだいじですね。
今回の事でまじこれ買おうかって検討中、価格comで安くなってるし。
だるふぉさんはGPSつかってますか?

http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/NV-U37/
2011.08.03 Wed 10:29 URL [ Edit ]

- だるふぉ

GPS?
前はよく持って行きましたけど、
ほとんど使わないし、
安物なので谷では森林限界超えないと使えないので最近では捨ててはないのでどこかにあると思いますの状態です。
高度計と地形図だけでもほとんど間違いは防げますよ。
ただし地形図自体が間違ってなければ。
東黒沢は遡行しましたけどぜいぜいさんが間違えた二俣はなんとなく覚えています。
いかにも右俣がおいでおいでと誘っていたし、
同行者も僕の判断に猜疑心もってなかなかついて来なかったから(笑)
2011.08.03 Wed 21:23 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆だるふぉさん
あの二俣は右岸側にテープが欲しいところですね。
まんまとはまりました。

> GPS?前はよく持って行きましたけど、ほとんど使わないし、

ああ、そうですかあ。基本はやっぱり地形図ですね。
ただ、最近のは谷底でも精度がいいらしいです。(衛星が増えた?)
2011.08.03 Wed 23:40 URL [ Edit ]

- だるふぉ

テープはですね、
確か二俣から右岸奥20mぐらいのところにぶら下っていました。
二俣でルーファン謎かけて答え合わせの心使いのように・・・。
2011.08.04 Thu 01:05 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆だるふぉさん
小さな二段の滝のとこですね。下って来る時に見てがく然としましたん。
初日にもうちょっと入って確認しとけばなあ。。。
2011.08.04 Thu 17:41 URL [ Edit ]

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