日々のぜいぜい

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丹沢の楽園

2010.11.08
2010.11.7
そこへはこんなプロローグから始まった。
穏やかな秋の一日、日差しはやわらかくまるでつかめそうな空気の中。。。


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が、今日のルーファイ隊長(監督)は、入山口を探すべく、そんなのほほん気分ではないのであった。
今日は山仲間の監督に、昨年からお願いされていたバリ歩き。
思い返してみればこの依頼から1年、その間にいろいろあって実現できた昨日、
私の中では、うれしさとおめでとうの両方の気持ちでいっぱいなのでした。
当の監督は元気バリバリ全開で、逆に私の方がひいこら付いて行くのに必死だったのだけれど。。。
そんな監督に、ぜひ丹沢の楽園の風景を見せたくて、しいてこの秋の日まで日程をずらしたのでした。
メンバーにk林さんとU太くん、相方、ぜいぜいを交え、少しの緊張と大きな期待で歩き始めた。

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いきなり急登から始まる登りはバリのお決まり。
尾根の両側から境沢、ヤゲン沢の沢音を聞きながら熊さんの落とし物や、鹿の骨と野性味いっぱいだ。

尾根がゆるやかになってくると、森も黄色

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そして赤へ

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右手に目をやると、長大な長尾尾根が飛び込んでくる。
三ノ塔直下から見渡す、丹沢三ツ峰のでこぼことは大きな対比だ。

表尾根の登山道と同じ高さになると、ザレを越え行者岳の裏側に出た。

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表尾根では富士山がうっすらと顔を出していた。小一時間もすると雲に隠れてしまったので、間に合ってよかった。

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烏尾山のベンチで昼食にする。開けた烏尾山は好きなピーク。
曇りがちだった天気も、ここでは丁度お日様が出始め青空も見え始めて、ポカポカとぬくもったお昼となった。
たわいもない会話や遠くお日様を受けてきらきら光る街の展望や温かい食事などに幸せだなあって思う。

ここから三ノ塔直下を左の踏み跡に入って目指すはヨモギ平。
わが家の古い山渓の登山地図には、「ブナ平」と表示があった。昭文社の地図には記載はないようだし、
どんな言われで「ヨモギ平」なのかはよくわからない。実際はヨモギよりもマツカゼソウとテンニンソウばかり。。。

ひいこらと三ノ塔へのザレを登ってゆき、お地蔵様の分岐からちょっと荒れた斜面を踏み跡通りに下っていく。
だいぶ人も入っているようで、登山道のよう。右手の小尾根に入り込まぬようにテープも貼ってあった。
丹沢各地で立ち枯れの目立つスズタケだが、ここも例外ではなかった。
ただ、下から新芽が出ていて生まれ変わりの時期なのかもしれない。

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ヨモギ尾根も素敵な紅葉だった。が、まだまだ楽園はこんなもんじゃない。

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道は、芝生のやわらかい尾根となる。目的地は近い。監督、ルーファイよろしくですよ。

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そしていよいよ、キタコレ!!!

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野球場の1.5倍か2倍ほどの広さのエアーポケットのように広がる草原の中に、
とてもとても背の高いブナ林が広がっている。
標高970m、まだまだ植林の適地であろうこの場所に奇跡のように残っていた空間。
ここを残しておいてくれた先人に感謝せずにいられない。いや、このブナたちが自身の美しさを持って
この場所にとどめさせたのかもしれない。
日本全国にブナの景勝地はたくさんあるだろうけど、この小さな場所に肩を寄せ合って生きているこの場所が一番好きだ。
そして、好きだからこそたびたび訪れることを慎む。いつまでもこの楽園がこの姿で残っていてほしいから。。。

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午後の日差しを受けて輝くブナのなんとも言えない美しさ。これを監督に見せたかったのよ。
みなでしばし見とれた。

さあ、これからのル-ファイガ難しい。地形図とコンパスをにらめっこしながら、監督の的確なルーファイに
こちらは、金魚のふん状態でついていく。うしし、らくちんらくちん。
k林さんも、GPSで入念チェック。

最後の下山口をどこにするか、みなで悩む。
タライゴヤ沢の渡渉があるので、なるべく水流の少ない緩やかなところに出たい。
まあなるべくよく踏まれているルートを選んで行くことにすると、最後にはやっぱりトラップが仕込まれていた。
渡渉するにはちょっと深いところに出てしまう。
まあ、それも愛嬌でみな渡りやすそうな所を探して、おもいおもいに渡って無事、札掛の駐車場に着いた。

秦野の湯花楽でお風呂につかり、軽く一杯でお開きとなりました。
監督、k林さん、U太くん、楽しい秋の一日をどうもありがとう、お疲れ様でした。

***コースタイム***
札掛9:10~行者岳北東尾根取付き10:05/10:12~行者岳11:45~烏尾山12:10/12:50~分岐13:18~
ヨモギ平14:05/14:20~札掛15:25


このコースはバリエーションです。各自の責任でお願いします。

Comment

- 監督

ほんとに1年にもわたって素晴らしい企画を練っていただいて感謝、感謝です。
ルーファイは緊張しましたが、ほぼ予想どおりに運んべましたし、高度計もそこそこ有用なことが分かったり、技術的にも収穫の多い一日でした。でも、こんな理想的なコースを楽しめたからといって、ゆめゆめバリを甘くみることのなきように気を引き締めなきゃと思っている京子のごろごろです。
2010.11.08 Mon 18:29 URL [ Edit ]

- yamaneko

良いところ  知ってるな 来年は参加させてね
2010.11.08 Mon 19:43 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆監督さん
この企画が実現できてほんとにうれしかったですよ。
emiさんには申し訳なかったけれど、天気が悪くて1週間延ばしたおかげで、
ばっちりな紅葉のヨモギ平となりました。
楽園は場所のみでなく、時期も必要なのだと思いました。
丹沢広しと言えども、あんな素敵なところは中々ないですもんね。
また監督が歩けるようなすてきな場所、探しておきますね。

☆山猫さん
声掛けなくてすみませんでした。こんどはお声かけますね。
丹沢は狭くて広い、ステキ空間ですね。
2010.11.08 Mon 21:51 URL [ Edit ]

- 上松 B作

>ルーファイ隊長(監督)

や、やはり監督さまは只者ではなかった・・・
当方のブログでも山座同定のできない(いろいろわけありでして・・・爆)私に代わって山名を伝授していただけるホンマにありがたいお方でっす!(感謝)

ルーファイ体調(<ぜいぜいさまにならって誤字のままです)に、敬礼!!
2010.11.08 Mon 22:27 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆Bちゃん
監督は緻密な正確ですから~私とは大違いだす。
あれえ、どっか字間違えてた?気付かなかったわあ。
2010.11.08 Mon 22:55 URL [ Edit ]

- きぬ

秋の楽園での素敵な一日でしたね。
ああ、いきたかったなぁ。
私、道の間違いは得意なので
いざというときのためにルーファイの学習したかったです。


矢倉は参加お願いします。
で、河童さんの差し入れ、物凄~く
楽しみです。って、
v-398だって、4トントラックでくるんですよね。
2010.11.09 Tue 07:36 URL [ Edit ]

- ロビン@かいしゃ

いい山歩きでしたねぇ
レポよんでるだけで、気持ちよさが伝わってきます。
そしてあのブナ林! だ~いすきなブナ
とっても魅力的です。
来年も是非この時季に。。。
お願い 私をブナ林に連れてって~
2010.11.09 Tue 08:09 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆きぬさん
地図読みは経験第一ですね。慣れてくるとそんなに難しくないかも。
でも、慣れてくるとまた気持ちがゆる~になってぽかしたりします(私)
今回は、時期もばっちりだったので、いい風景に出会えました。
矢倉、うふふ、きぬさんの手料理も楽しみだあ。もち、河童ちゃんの差し入れもだね。

☆ロビはん
こんなに気持ちよくって、こんなに美しい風景に会ったのも、とても久しぶりかなあ。
ここのブナの素敵なところは、上から下まで、一本のブナが見渡せることだなあ。
来年も行きますか。。。
2010.11.09 Tue 09:17 URL [ Edit ]

ほれぼれ - tochiko@氷結すとろんぐ

ぜいぜいさんの感動が伝わってきました。
頼もしい山仲間で素敵な山行でしたねー。

写真の巨木はなんという木でしょうか。
ぼこぼこはアサガラのようですが
ブナですか??

ぜぜさんとは
まだお酒のみだけだから
今度はいつかこんな素敵な場所でルーファイよろしく
お願いいたします。ラブラブ~♪
2010.11.09 Tue 21:37 URL [ Edit ]

- 食う寝るさんだ~す

あ~、なんとも行きたかった思いが募ります・・・
こんかいは残念!
素敵な場所ですね~。
また企画ヨロ(笑
2010.11.09 Tue 21:51 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆tochiちゃん
私的には、植生は箱根山が大きな境のような気がするの。東北から丹沢までは、木の種類も似ているけれど箱根をこえると、ぐんと照葉樹が増えてきますよ。(1000m台ね)
巨木のように見えるのだけど、結構若い目なブナなので、もしかしたら二次林なのかもです。関東大震災後なのかもしれません。
丹沢ではエゴの木の種類で大きいのはほとんど見ないかもですねえ。
いつか、いっしょに歩けたら楽しいだろうなあ。私は、谷、森派だから、そんなところをのんびりあるきたいなあ。

☆食う寝るさん
ほんとに楽園だったよ~ドタ参あるかなあって思ってたのに残念だったなあ。
2010.11.09 Tue 23:13 URL [ Edit ]

ブナ林 - K林@zzzZZZ..

ブナと言えば日本海側というのが頭に浮かびますが、丹沢だって(規模は小さくても)捨てたものではないです。イニシエの日本はあんなのが全国を覆っていたんですよね? 壮大な美しさに覆われて暮らしていた民に思いを馳せずにはいられないっす...って、昔の人はそれがあたりまえだったんだよなぁ...
久しぶりに、まったり心の選択が出来ました。
ありがとうございました。
2010.11.10 Wed 23:03 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆k林さん
ブナってなんであんなに心なごむんでしょうね。
役にたたない木と言われながら(そんなことないのにね)多くのブナの森が残っているんですもん、
古にはさぞや、だったのでしょうね。
きっと、狩猟採集の民たちは、きのこを生む木として大切にしてたのかも。
ほんとに、いい散策でした、こちらこそありがとうございました。
2010.11.11 Thu 11:17 URL [ Edit ]

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