源次郎沢右俣 丹沢
2010.05.17
当初予定の沢があったのだけど、ちょっと予定変更して丹沢の沢に行くことにした。
表尾根の沢は滝場が多いのと人が多そうなのとで、いつもいつも二の足を踏んでいた。
が、先週ロープワークの練習をしたし、もう少しロープワークにも慣れたいので、
思い切って源次郎沢右俣に挑戦です。

F2
表尾根の沢は滝場が多いのと人が多そうなのとで、いつもいつも二の足を踏んでいた。
が、先週ロープワークの練習をしたし、もう少しロープワークにも慣れたいので、
思い切って源次郎沢右俣に挑戦です。

F2
そんなこんなで戸沢まで車を走らす。ここの林道を車で走っていると、大倉から戸沢まで5kmと長いし単調で
歩いてくる人たちにいつも申し訳なく思うところ。
戸沢で駐車協力金を支払い支度をしていると、戸沢山荘の関係者から「裸地に蒔いてください」と草の種を託される。
毎年5月1~2週の週末に配っているらしく、大好きな丹沢の為に少しでもお役に立てるならこんなうれしいことはない。
芝、よもぎ、クローバーの種なんだそうだ。
よもぎとクローバーはなかなか根付かないらしいのだけど、表尾根で数株確認されているらしい。
小屋の人は書策小屋の跡地に蒔いたと言っていた。
「え、跡地!」
書策小屋はきれいさっぱりと解体されたのだと。なんだかさみしいね。
ぜいぜい家は源次郎尾根の上の草原の沢寄りの裸地に蒔いた。
次に通った時に芽吹き根付いたらうれしいな。是非また確認に行かなくちゃだ。
源次郎沢は戸沢から少しで入渓できるので、沢靴のまま歩いていく。
ヒルはいなかった。
昨年いつからか、Fナンバーが秦野警察署によって付け替えられ、いままでのF3の前にもうひとつ加わったのでナンバーがひとつづつガイドブックとずれている。まあ、あんまり関係ないですが、遭難したときはそのナンバーを連絡する仕組みになっているようです。
混んでいると思った源次郎沢は単独者と3人パーティとぜいぜい家だけで静かな沢歩きができた。
新緑は滝の落ち口からこぼれ落ちるようで美しかったし、スミレも濃い紫のが上流ではたくさん咲いていた。
F4の巻きを途中で変更して右岸に変えたのがちょっと怖かった。
F5:8mはロープで確保しながら左のリッジを登った。
大岩を右にへつって落ち口に出るのが、右足が届かなくてすごく怖かった。
全身を使ってフリクションにした。もしかしたら大岩を左に向かった方が楽だったみたい。
F6:三段10mは左を巻いたけれど、巻き道の一箇所が滝側に外傾しているところがびびりまくり。
怖い怖いひゃ~とか連発してたら後続パーティがやってきて、ちょっと恥ずかしかったかも。
それ以降は涸滝になり、巻きもしっかりしていて、特に問題になるところはなかったです。
最後まで詰めないで途中踏み跡に入ってしまったのがすごく心残りだった。
標高が上がるにつれて、ガスに覆われてしまったので、濡れた服が乾かず、随分寒い思いをしてしまった。
日曜は晴れ予報だったのに、丹沢だけ天気悪かったのかな。
いつも西丹沢に花崗岩の沢を見慣れていると、ここは少しだけ暗いイメージかな。
ガスが掛かってしまったせいかもだけど。
ナメが少なくてゴーロの急登や登れる滝が多いので、短い割には筋肉使うし、ダイエットにはいいかも。

画像をクリックするウェブアルバムにリンクします
**********コースタイム**********
5/16(日)
・・・・・・・・
8:40 源次郎沢入渓
9:40 F5下
10:00 f5上
10:10 二俣
10:20 F6巻き
11:30 F10上
12:20/13:30 岩峰帯
14:55 戸沢P
歩いてくる人たちにいつも申し訳なく思うところ。
戸沢で駐車協力金を支払い支度をしていると、戸沢山荘の関係者から「裸地に蒔いてください」と草の種を託される。
毎年5月1~2週の週末に配っているらしく、大好きな丹沢の為に少しでもお役に立てるならこんなうれしいことはない。
芝、よもぎ、クローバーの種なんだそうだ。
よもぎとクローバーはなかなか根付かないらしいのだけど、表尾根で数株確認されているらしい。
小屋の人は書策小屋の跡地に蒔いたと言っていた。
「え、跡地!」
書策小屋はきれいさっぱりと解体されたのだと。なんだかさみしいね。
ぜいぜい家は源次郎尾根の上の草原の沢寄りの裸地に蒔いた。
次に通った時に芽吹き根付いたらうれしいな。是非また確認に行かなくちゃだ。
源次郎沢は戸沢から少しで入渓できるので、沢靴のまま歩いていく。
ヒルはいなかった。
昨年いつからか、Fナンバーが秦野警察署によって付け替えられ、いままでのF3の前にもうひとつ加わったのでナンバーがひとつづつガイドブックとずれている。まあ、あんまり関係ないですが、遭難したときはそのナンバーを連絡する仕組みになっているようです。
混んでいると思った源次郎沢は単独者と3人パーティとぜいぜい家だけで静かな沢歩きができた。
新緑は滝の落ち口からこぼれ落ちるようで美しかったし、スミレも濃い紫のが上流ではたくさん咲いていた。
F4の巻きを途中で変更して右岸に変えたのがちょっと怖かった。
F5:8mはロープで確保しながら左のリッジを登った。
大岩を右にへつって落ち口に出るのが、右足が届かなくてすごく怖かった。
全身を使ってフリクションにした。もしかしたら大岩を左に向かった方が楽だったみたい。
F6:三段10mは左を巻いたけれど、巻き道の一箇所が滝側に外傾しているところがびびりまくり。
怖い怖いひゃ~とか連発してたら後続パーティがやってきて、ちょっと恥ずかしかったかも。
それ以降は涸滝になり、巻きもしっかりしていて、特に問題になるところはなかったです。
最後まで詰めないで途中踏み跡に入ってしまったのがすごく心残りだった。
標高が上がるにつれて、ガスに覆われてしまったので、濡れた服が乾かず、随分寒い思いをしてしまった。
日曜は晴れ予報だったのに、丹沢だけ天気悪かったのかな。
いつも西丹沢に花崗岩の沢を見慣れていると、ここは少しだけ暗いイメージかな。
ガスが掛かってしまったせいかもだけど。
ナメが少なくてゴーロの急登や登れる滝が多いので、短い割には筋肉使うし、ダイエットにはいいかも。

画像をクリックするウェブアルバムにリンクします
**********コースタイム**********
5/16(日)
・・・・・・・・
8:40 源次郎沢入渓
9:40 F5下
10:00 f5上
10:10 二俣
10:20 F6巻き
11:30 F10上
12:20/13:30 岩峰帯
14:55 戸沢P
Comment
- 輝珍
おかえりなさい。
ご無事でなによりです。
>全身を使ってフリクションにした。
たぶんすごくきいたでしょうね。
ある意味うらやましいです。
源次郎沢は大昔に一度行ったことがあるけど、
たしかカエルが多かった気が…
岩と間違ってつかんだのがカエルで
ギャーーーと叫んだらカエルも驚いてた。
ご無事でなによりです。
>全身を使ってフリクションにした。
たぶんすごくきいたでしょうね。
ある意味うらやましいです。
源次郎沢は大昔に一度行ったことがあるけど、
たしかカエルが多かった気が…
岩と間違ってつかんだのがカエルで
ギャーーーと叫んだらカエルも驚いてた。
2010.05.18 Tue 01:50 URL [ Edit ]
- おでこっす
読んで、見て・・また行きたくなりました。
前回の丹沢行のとき入るかどうか悩んだのですが・・
自分が行ったときは20人くらいいましたけど、見てて勉強になるし、沢登り=ちょっとバカ?、な感じも楽しめるので人が多いのは嫌いじゃないですが。
といっても、一番バカに見えるのは間違いなく自分なんですが。。
にしても書策小屋が解体ですか。最後に見たときは屋根に穴があいていて、明るい室内で・・でも入る気がしなかったですけど。
前回の丹沢行のとき入るかどうか悩んだのですが・・
自分が行ったときは20人くらいいましたけど、見てて勉強になるし、沢登り=ちょっとバカ?、な感じも楽しめるので人が多いのは嫌いじゃないですが。
といっても、一番バカに見えるのは間違いなく自分なんですが。。
にしても書策小屋が解体ですか。最後に見たときは屋根に穴があいていて、明るい室内で・・でも入る気がしなかったですけど。
2010.05.18 Tue 02:08 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆輝ちゃん
>たぶんすごくきいたでしょうね。ある意味うらやましいです。
もう、胸とかすれちゃって。。。やめとこ。
輝ちゃんも源次郎沢行ってたんだ。じゃあ、癒し渓の沢なら楽勝だよ、きっと。
蛙、これから多くなるかもだね。あいつら静かだから、つい岩と間違えるよね。ある意味踏まなくてよかったよね。
☆おでこさん
そうそう先客がいると、ちらちらってロープワークとか盗み見したり、ルート見たりとお勉強になりますよね。
逆に自分たちが先行してると遅いので申し訳なかったりもします。
滝の登攀には勉強になる沢ですね。自分的には怖くて叫びそうと怖さをかみ殺してちょっと涙目の中間的な沢でした。
ほんとに初級?って感じ、中級のマスキ嵐のが精神的には楽かもでした。
>沢登り=ちょっとバカ?
あはは、わかるわかる!滝に張り付いている姿はほんと、「あんたもすきね~」な世界だもん。
うちが書策さんをおみかけしたのは何年前だろう?もう、小屋からあんまり出なくて、その後すぐに降りられたようだったなあ。
>たぶんすごくきいたでしょうね。ある意味うらやましいです。
もう、胸とかすれちゃって。。。やめとこ。
輝ちゃんも源次郎沢行ってたんだ。じゃあ、癒し渓の沢なら楽勝だよ、きっと。
蛙、これから多くなるかもだね。あいつら静かだから、つい岩と間違えるよね。ある意味踏まなくてよかったよね。
☆おでこさん
そうそう先客がいると、ちらちらってロープワークとか盗み見したり、ルート見たりとお勉強になりますよね。
逆に自分たちが先行してると遅いので申し訳なかったりもします。
滝の登攀には勉強になる沢ですね。自分的には怖くて叫びそうと怖さをかみ殺してちょっと涙目の中間的な沢でした。
ほんとに初級?って感じ、中級のマスキ嵐のが精神的には楽かもでした。
>沢登り=ちょっとバカ?
あはは、わかるわかる!滝に張り付いている姿はほんと、「あんたもすきね~」な世界だもん。
うちが書策さんをおみかけしたのは何年前だろう?もう、小屋からあんまり出なくて、その後すぐに降りられたようだったなあ。
- マスタ~
なんかすごいな~
すっかり沢なひと(笑
>全身を使ってフリクションにした。
体力勝負な感じなのかしら?
蛙は苦手なオイラです
ま、理由は違うんですけどね
すっかり沢なひと(笑
>全身を使ってフリクションにした。
体力勝負な感じなのかしら?
蛙は苦手なオイラです
ま、理由は違うんですけどね

2010.05.18 Tue 21:18 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆マスターさん
>全身を使ってフリクション
えっとね、あんよが届くまで、ずりずりって身体のばして次の足場探してたんで、怖くて岩から身体はなれなかったの。。。ほほほ
え、蛙ちゃんだめなの。あんなにかわいい顔した子はちょっといないのになあ。
理由???おしっこ掛けられたとか???
>全身を使ってフリクション
えっとね、あんよが届くまで、ずりずりって身体のばして次の足場探してたんで、怖くて岩から身体はなれなかったの。。。ほほほ
え、蛙ちゃんだめなの。あんなにかわいい顔した子はちょっといないのになあ。
理由???おしっこ掛けられたとか???
- 輝珍
源次郎行ったのは大昔の話なので今はもう全然だめです~
岩や沢はしょっちゅう行かないと下手になるのはご存じでしょう。
って、ぜぜさんはしょっちゅう行ってるからわからないか(笑
カエルは庭で踏んだことあります…
草履履いてたかえど素足の親指がカエルの冷たい体に触れて、
ひんやりして気持ちよかった…
カエルもびっくりしてました。
岩や沢はしょっちゅう行かないと下手になるのはご存じでしょう。
って、ぜぜさんはしょっちゅう行ってるからわからないか(笑
カエルは庭で踏んだことあります…
草履履いてたかえど素足の親指がカエルの冷たい体に触れて、
ひんやりして気持ちよかった…
カエルもびっくりしてました。
2010.05.19 Wed 10:32 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆輝ちゃん
あ~確かに今年初沢は、簡単な沢に行ったけど緊張したわあ。
蛙ちゃん、踏んでましたかあ。いろいろ経験豊富でんなあ。
青蛙捕まえて、両手の中でぴょんぴょんあばれる感触も気持ちよかったなあ。
うちの周りも田植えが始まると、蛙ちゃん大合唱ですわ。
あ~確かに今年初沢は、簡単な沢に行ったけど緊張したわあ。
蛙ちゃん、踏んでましたかあ。いろいろ経験豊富でんなあ。
青蛙捕まえて、両手の中でぴょんぴょんあばれる感触も気持ちよかったなあ。
うちの周りも田植えが始まると、蛙ちゃん大合唱ですわ。
この日は・・・ - まゆ太
輝ちゃんも行けなかったんですねー
わたしたちは秩父の二子山に行ってきました。
天気なかなかよかったですよね。
丹沢の沢、いつか・・・のあこがれです。
わたしたちは秩父の二子山に行ってきました。
天気なかなかよかったですよね。
丹沢の沢、いつか・・・のあこがれです。
2010.05.29 Sat 17:12 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆まゆぴょん
輝ちゃんは飛び込み仕事が間に合わなくて、行けなくなってしまったのですよ。
なので湯河原の沢はまた今度に取っておくことにしました。
沢、いつでも声かけてね。
輝ちゃんは飛び込み仕事が間に合わなくて、行けなくなってしまったのですよ。
なので湯河原の沢はまた今度に取っておくことにしました。
沢、いつでも声かけてね。
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