日々のぜいぜい

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水晶沢 丹沢

2010.05.14
日曜は西丹沢、モロクボ沢の支流、水晶沢に行ってきた。
もしや水晶でも発掘と、目を皿のようにしたが、そんなものは落ちてはいなかったし。
IMG_0326a.jpg

写真をクリックするとアルバムにリンクします
モロクボ沢は楽しいけれど、F5から上は斜度もゆるんでちょっと冗漫な感じになってしまう。
そのくせ詰めのRFは思いのほか難しい。
で、Webで見つけたのが、モロクボ沢の支沢、水晶沢です。
モロクボ沢をF5まで楽しんで、その先ももうひと沢楽しめるお得感たっぷりです。

なんていうのは百万年早かった。。。

さて、そろそろにぎやかさを増してきた西丹沢、終点の駐車場はほぼ満車。新緑の芽吹きもまぶしく
いよいよお山が笑う季節到来です。
用木沢出合Pに駐車し、旧白石沢キャンプ場に入っていきます。
今回は今までのいい加減なザイルワークを脱却しようと、
モロクボ沢F1の巻きの左チムニー(3級ーだそうです)で練習することにします。
前回は更に左の泥ルンゼを大高巻きして大滝上のルンゼを下ったところです。

最近、心も(?)体も豊かになってしまったので、岩の一歩の登りがきつい。
そんなこんなでもたもたやっていると、大滝前に人影が見えます。
沢の方かなと思いましたが、のんびりと滝を見学されている様子。写真を撮るでもなくまるで滝と会話しているようです。
やっとチムニーを登り終えてザイルを片付けていると、
その私たちよりはるかに年上らしいロマンスグレーの男性はするするするっと
まるで、平地を歩くように鮮やかにチムニーを登ってこられた。
もう、ぽか~んです。
いでたちは地下足袋にわらじ、よく使い込まれた地味なザック。かっこいいんです。
待たせたお詫びを言うと、「いいんですよ、支度をしていましたから」とあくまでも温和でやさしげ。
ほんとにすごく待たせてしまっているんですよ。
そしてやはりその方は風のように颯爽と去っていかれました。
私たちももう姿も見えなくなったその方の後に続きます。
F5までのすてきな滝を越え、840mあたりでモロクボ沢がぐっと左に切るあたりで、右俣の水晶沢へと向かいます。

枝沢を左に見やってからすぐに最初の難関の水晶沢F1:5mが見えてくる。(滝上に支点あり)

PICT2572.jpgクリックOK

これはかなり手ごわいです。左手の砂岩と泥とコケのミックスみたいなぐずぐずな所を、ほんとにだましだまし登ります。
手掛りの木が抜けそうな感じが何とも怖く、ここもザイルを出しますが落ち口が悪いので更に上の太い木まで登って支点にします。
細木がなくなった先ははいずり上がる感じ、もう私はテンション掛けまくりでした。
右手のルンゼが登れそうに見えますが、滝を越えた先が相当高い懸垂下降になりそうでよくないです。
左のもう少し手前の土の斜面も手掛りが少ないし、登った上の状態もちょっと不安がありそうでした。

ここを越えると気持ちも大分楽になって、ゆるんだ河原で昼食です。
次の二股(895m)はゆるい左俣のナメ滝を行きます。
この先の20mのナメ滝(ナメタ木と変換するし)は高度間をあまり感じずほんとに楽しい。
それでもところどころ滑るので、注意はおこたりなくです。

IMG_0326.jpgクリックOK

更に水量が減ってくると、945m、995mと右俣を取ります。
これから先はひたすら登りやすいルンゼが次から次へと現れて飽きることがありません。
最後はカール状のスラブで稜線はすぐそこ。
カールとカールの間のやせ尾根を登り、すぐにスズ竹の藪こぎに突入。
近いと思った稜線は中々現れない。余りにスズ竹が密なので、逃げるように左にトラバースしていたよう。
これでは永久に稜線に上がれないよ~
意を決して密藪をこぐ事20分で鹿柵にぶつかり、左を回りこんでやっと稜線に出た。
シャガクチ丸と水晶沢ノ頭の丁度中間地点だった。

15分で水晶沢ノ頭に到着、沢装備を解除し、相方が3月に登った雷木沢左岸尾根を下る。
これが地獄だった。
このコース、登りではとくに難しいRFもなく淡々と登ってしまったようだが、下りには思わぬ落とし穴が。。。
高度計がずれていたこともあるのだけれど、1150m~1100mあたりのゆるく広い尾根で
小さな支尾根に引きづりこまれてしまう。もう何度も登り返しはいやなので、
支尾根が出るたびに、「お前、行って来い」と相方に偵察に行かせる。(えらそ~に)
だってだって、一度歩いているくせに、自信満々で間違えるんだもの~
緑が濃くなってきて見通しが悪くなっていることも悪材料だ。
それからは慎重に尾根が見通せることを確認しながら歩いた。
850mを過ぎて鹿柵の右を下って行くと、踏み跡は雷木沢の方にトラバースを始める。
ここは雷木沢の滝の巻き道にもなっているようだが、ここは踏み跡通りにたどって、
やがて植林地帯の仕事道に出た。鹿柵が現れて初めて赤テも現れたようだった。

結局相方が2h半で登ったところを3時間掛けて下ったです。
無事に車にたどりつけたことが、この日の母の日のプレゼントだった。

**********コースタイム**********
5/9(日)
・・・・・・・
8:15    用木沢P
8:35/8:50  モロクボ沢入渓
9:15/10:10 F1上
10:55 水晶沢出合
11:20/11:50 F1上
11:50/12:40 昼食
13:00 F2下
13:35 945m右
14:15 カール状スラブ中間尾根
14:42    登山道
15:00/15:20 水晶沢ノ頭、沢装備解除
18:15 用木沢P

Comment

- きぬ

「沢で紳士に会う」の題名見たとき、お、K林さんか?っと思ったけど、、、、、ね。
きっと、沢の神様か仙人(妖精と言わないところが世代を感じる)が、タッキー&ぜぜにひょっこり会いにきたんでないかな~。

いよいよ、滝なシーズン到来、わたしは滝見の見物をさせていただくことにしましょう。
2010.05.11 Tue 21:06 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆きぬさん
も岩トレ行ってきたんだよね。高いとこはやっぱり怖いね。
お山にはほんとにまだまだ知らない達人がいるのだなあと、ひしひし感じました。
そんな達人に会えたのも、またうれしいです。
2010.05.11 Tue 21:55 URL [ Edit ]

- blp

私もいつも滝見の見物で、巻道はどこなのだろうと探してばかりです。レポ拝見していて、山や沢の名前は見覚え聞き覚えあるのですが地図がうかびません。今日は秦野の八重桜の話題をテレビで見ました。昨日は丹沢のブナかなんかの講談の話題を新聞で見たり。丹沢が呼んでいる。沢は分からないけど今年も丹沢行きますよ~。
2010.05.11 Tue 23:06 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆blpさん
あんまり登山道と絡まない所なので、ちょっと分かりづらいところですね。
位置的には西丹沢の畦ヶ丸と加入道山を直線で結んだちょうど中間あたりの沢と尾根です。
そうそう、丹沢からみですが、うちのすぐ近くの川には丹沢から鹿が下ってきて、住み着いているようなんです。
もともとは平地に住んでいた鹿ですが、ほんの数頭のうちはいいけれど、増えたらいろいろ大変になりそうです。
2010.05.11 Tue 23:39 URL [ Edit ]

- おくがけど

今うおっちず見ているけど、この辺りの地形はやっぱり複雑だな~
ジグソーパズルのように支沢と支尾根がぐにょぐにょ入り組んでますわ。
こりゃ読図能力がかなり要求されまする。特に下りは大変そう。
その点、大峰・台高の地形はクセがなくていいよ~
魚の骨みたいなわかりやすい尾根と谷だから。
2010.05.12 Wed 17:14 URL [ Edit ]

- ロビン

沢に佇むロマンスグレー・・・・
イカシます(死語)
ナイスです(死語)
メロメロです(死語)

丹沢のそんなとこが狙い目なのでしたか
これから沢の季節がやってきますね。
また タッキーと山か沢かのバトルが始まるわけですね。
あーーーーー あぢい あぢいです
2010.05.12 Wed 21:30 URL [ Edit ]

- まきくま@おうち

>左手の砂岩と泥とコケのミックスみたいなぐずぐずな所を、ほんとにだましだまし登ります。
>手掛りの木が抜けそうな感じが何とも怖く、、、
これとそっくりな状況になぜか佐渡で陥りましてん。
雪の壁登れなくて藪沿いに行こうとしたら、なんだかはまってしまって。
ほんとに怖かったです。
ロープなんてないしねー。ま、たとえロープあってもだ、こわいもんは怖いし、やっぱ危険だよね。
ぜいぜいさん、すごいなあ。
2010.05.13 Thu 02:22 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆おくがけちゃん
わざわざ地形図まで見てくれて、どもどもですよ~
丹沢は等高線もへそ曲がりです。
大峰・台高、魚の骨ですかあ~わっかりやす~い。
でも、その骨、深いんだよね~グランドキャニオンみたいでしょう。

☆ロビはん
はい、まるで師匠みたく、イカシてましたよ~
いるんだなあ、あんな紳士が。。。

☆まっきー
わお、佐渡でもはまりましたかあ。そういうとこほんと怖いよね。
ってか、一般登山道でも登れない雪壁が出てくるなんて、佐渡恐るべしだ。
2010.05.13 Thu 09:25 URL [ Edit ]

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