日々のぜいぜい

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丹沢山考

2005.06.27
梅雨の中の上天気、なのに用あってお山に行くことも出来ず、
しかたなく久々に丹沢の本でもとページを開いてみた。
前々から、頭の片隅に引っかかっていたこと、深田久弥の”日本百名山”である。
その丹沢山の項について深田久弥は、”個々の峰ではなく全体としての立派さからである。”
としている。そういう山は他にも八ヶ岳や朝日岳、飯豊山、穂高岳、八甲田山等、
数え上げたらきりがない位ある。その中の最高峰を大変りっぱだ。とほめたたえているものや
蛭ヶ岳のようにさらりと書かれているものもある。そういう風に書き分けた真意は何なのかかなり興味を引かれるところではあります。
蛭ヶ岳は大きく目立ち、丹沢の最高峰として日本百名山の看板をかかげても誰も文句は言うまいて
と、思っていたら昨年だか一昨年あたりに丹沢山の山頂にりっぱな日本百名山の看板が出来ていた。
いったいどなたが立てたのかは存じませんし控えめな蛭ヶ岳が文句を言う訳もなく
既成の事実となっていることです。何となく変だなという感じだったのですが
きょう、久々にハンス・シュトルテさんの”丹沢夜話”を読んでなるほどと思い当たりました。
まず、丹沢山という呼び名は古く朝鮮の古語の由来し、たぶん平安の昔から言われていた呼び名らしい。
そして、それは今で言う東丹沢のことで、西丹沢は鎌倉の昔から河村山と呼ばれていたそうだ。
そして、江戸幕府の時代、この丹沢山は木材の宝庫として幕府直轄となり
明治時代には帝室御料林となり関東大震災と翌年の丹沢の地震で大被害を受け、国と神奈川県に下賜された。
以上は前置きですが、いわゆる丹沢山は東に大山三ツ峰、南に大山、塔ノ岳、西に表尾根、主脈、
北に丹沢三ツ峰とどこからも1000級の山や峠を越えなければ入ることの出来ない
深山(みやま)なのです。
ちなみに、1680年の山検地帳には村の中心から近い山は里山、それより遠くなるところは遠山、
更に山深いのは深山と呼ばれたそうです。その昔、丹沢で一番里からアプローチの遠い丹沢山に
敬意を表して百名山の看板があってもいいかな。とやさしい気持ちになったきょうでした。
深田久弥も最高峰が百名山だとはどこにも書いてないし・・・
つか・けやき・もみの木・杉木・かやの木・くりの木と豊富だったうっそうとした森林ともちろんブナ林、咲き乱れるお花畑があったという丹沢山塊に思いをはせてしまうなあ。



Comment

- 潤平

地元だし、丹沢は僕も大好きな山域だけれど、しばらく行かないと山の様相がすっかり変わっていて、本当に崩落が進んでいるんだなあと実感します。
表尾根に初めて登ったのは、もう35年近くなえだけど(古過ぎ?)、その頃に比べたら、もうまったく別の尾根道だもの。
特に三ノ塔から烏尾山の間、書策小屋手前の崩落場所は、それに大倉尾根は、あと10年もしたらどうなってしまうんだろう?って思います。
2005.06.28 Tue 14:49 URL [ Edit ]

- hirosemama

迷ったけれどやっぱり言ってしまいますね。私の部屋の正面はあの有名な富士山、少し右が大山、もちろん丹沢 箱根も。天気がよくて澄んでいれば秩父の方まで臨めます。マンションの6階なのでみーんな目の高さ。窓を開けなくても目に入ってくるのです。贅沢でしょ?でも本でみたり人に聞くだけで登った山は・・・?どこかのご主人のように退職したらゆっくり出掛けましょう。それまで元気でいなければ。
2005.06.28 Tue 15:36 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

確かに書策小屋の前の崩落は、あり地獄状態でどんどん進んでますね。ああいう地質なので、ひとたびザレが始まってしまうと止めようがないんでしょうか。関東大震災から80年以上たっていても、まだつめ跡は癒えるどころかますます広がっていくようで・・・
オーバーユースも深刻ですね。大倉尾根はもうかわいそうで最近は通っていませんし。
うちは子供の時から里山専門だったので、潤平さんちみたいに高いお山はいったことなかったんですよ~でも、山菜を採った後の心得だとか、ごみは絶対持ち帰ることとか、お山や自然にたいする心構えはよく教わったなあ。
ここだけの話ですが、私、潤平さんと同い年なんですよ。だから~ちゃんとか呼ばれるとちょっとこそばゆいですね~あ、でも同い年だからいいかあ。

hirosemamaさんちはお山の大パノラマですね。幸せだあ。やっぱりお山のある風景は日本人の原風景だね~これがさ、窓の先はサバンナとかだったらどうだったかなあ。
2005.06.29 Wed 21:11 URL [ Edit ]

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