乾徳山…なのか…
2010.02.13
丹沢も秩父もアルプスも、真っ白な雪に覆われる。
山が呼んでいる…のか…
秩父の西のはじっこに行ってきた。ってか、丹沢でもよかったんだけど~(泣
徳和渓谷でお茶をにごしたけれど、やっぱりこっちも触れないとなんかあれだろうなあ。
山が呼んでいる…のか…
秩父の西のはじっこに行ってきた。ってか、丹沢でもよかったんだけど~(泣
徳和渓谷でお茶をにごしたけれど、やっぱりこっちも触れないとなんかあれだろうなあ。
そんな訳で2/7(日)は乾徳山でした。
道の駅牧丘で朝ご飯を済ませ、乾徳公園Pに車を止める。
さぶっ
駐車場は風花が舞い、乾徳山の山頂方面は雪煙が舞っている。
上の方は風が強そうでやだなあ。というのが正直なところ。(なにせ、山頂直下はすんごい鎖場ですもんね)
この時点で、もう帰りの温泉のことや、夕飯のネタとかを考えていた。
そう、あんましやる気がないんである(爆
今回は道満尾根のコースから取りつく。
徳和川に架かる橋を渡ってすぐ右手のコンクリート道に入る。吉祥寺というお寺の角に初めて道満山への標識が現れた。
しばらく民家の間を歩いて行くと、家が途切れたあたりで右に標識が。そのまま行くと自然に鹿柵までの山道となる。
どうも勘が悪いんであるよ。鹿柵に鍵が掛かっていたので鹿柵の外を左側に回って行く。
なんだか延々と回っていってしまいそうだったので、もうひとつ上の入口から入った。ここでもうルートロスト。
要は道満山に着けばいいんでしょな感じで、相方は左の自然林からその上の杉林を目指していくみたいだ。
そうは言っても登山道はあるに違いないので、私は獣がつけた足跡や、雪に埋もれたかすかな道型をたどりながら
相方よりはなるべく東寄りの杉の林を直登していく。
必死の思いでなんとか登山道に合流。登山道はゆるゆる登っていて楽そうだった。。。あほだ。
***ここでご教訓***
鹿柵の開けたら閉めろは、ここは登山道です。の意味だよ!
素直に入れ!よだ。
気を取り直して快適な登山道を登って行く。
最初の杉林のロスト道より雪は全然少なくて、所々ごろごろの石が出ている登山道だ。
しかし、尾根に出て風は唐松の幹をぎいぎい鳴らしている。

道満山(1314.1m)に着くと、雪は20cm程になった。降りたてのパウダーで気持ちいい。
後ろからばふばふ登ってきた男性は、すごいスピードで走るようにまたばふばふと下っていった。

道満山の鞍部から、登山道は次のピークを西側に巻きながら、大平牧場からの林道に交わる。
ここでなんとも物々しい熊注意の看板が…今さら言われたって…もっと早く言ってよ。な一人突っ込みを入れながら
次の尾根に取り付く。ここでご夫婦らしいペアに抜かされる。

しばらく急登が続くが、木々の間から見えていた富士山や南アが、だんだんとその姿をくっきりと現しだしてくる。
疲れも吹き飛ぶ瞬間ですね。

南ア雪多いです。

え~と、ここは相方が撮っていたところだが、どこ?金峰とか国師の方???

で12時、扇平に着いた。
びゅううううう~
写真ではわからないですが、恐ろしく風が強いんです。舞ってきた雪がバチバチ顔に当たって痛いくらい。
歩くのもやっとですよ。
とりあえずお腹がすいたので、月見岩に隠れながら急いでおにぎりを1個食べます。
ここまでもう4時間も掛かってしまったので、この歩みで山頂を目指しての下山となると、あと5時間位掛かりそう。
降りる頃には真っ暗で、雪道では危険です。
相方は行けるとこまで、と名残惜しそうですが、
こんな女とペア組む羽目になったおのれの人生を悔やむんだな。
ということで、もうここでいいです。危ないです。とっとと下山に掛かります。

下山と決まれば、まだまだ時間はたっぷりあるので、高原ヒュッテに寄って、再度ラーメンで二度目のお昼突入です。
やっぱ、雪山はだだ広い雪原でのんびりっていうのが基本ですよ~
白樺や唐松のゆるやかな高原はほんとにいい所。あんなに強かった風もうそみたいに穏やかです。

お腹もいっぱいになって腰を上げます。所々風のあるところは、朝の人達の踏み跡を消し始めています。
やはり下山が遅くなると危ないと思います。

錦晶水はしっかり出ていますが、なんだかほこりっぽいような味だった。木の葉の味かなあ。
氷割りして遊ぶのはお約束。

下山はおもしろいように早く下れて、これなら山頂にも行けたかもとちょっぴり残念。。。
途中で、朝会ったばふばふ男性がやっぱりすごいスピードで走って降りてきた。恐るべし。
ってか、行きも下りも抜かされてるし。。。

ということで、乾徳山敗退の巻き~
***コース***
自宅4:45~道の駅牧丘6:50/7:24~徳和公園P7:34/7:45~やっと登山道8:40~道満山9:32/9:44~扇平12:00/12/18~
高原ヒュッテ13:00/13:30~乾徳山登山口14:40~夢窓の滝15:00/15:40~徳和公園P16:00
道の駅牧丘で朝ご飯を済ませ、乾徳公園Pに車を止める。
さぶっ
駐車場は風花が舞い、乾徳山の山頂方面は雪煙が舞っている。
上の方は風が強そうでやだなあ。というのが正直なところ。(なにせ、山頂直下はすんごい鎖場ですもんね)
この時点で、もう帰りの温泉のことや、夕飯のネタとかを考えていた。
そう、あんましやる気がないんである(爆
今回は道満尾根のコースから取りつく。
徳和川に架かる橋を渡ってすぐ右手のコンクリート道に入る。吉祥寺というお寺の角に初めて道満山への標識が現れた。
しばらく民家の間を歩いて行くと、家が途切れたあたりで右に標識が。そのまま行くと自然に鹿柵までの山道となる。
どうも勘が悪いんであるよ。鹿柵に鍵が掛かっていたので鹿柵の外を左側に回って行く。
なんだか延々と回っていってしまいそうだったので、もうひとつ上の入口から入った。ここでもうルートロスト。
要は道満山に着けばいいんでしょな感じで、相方は左の自然林からその上の杉林を目指していくみたいだ。
そうは言っても登山道はあるに違いないので、私は獣がつけた足跡や、雪に埋もれたかすかな道型をたどりながら
相方よりはなるべく東寄りの杉の林を直登していく。
必死の思いでなんとか登山道に合流。登山道はゆるゆる登っていて楽そうだった。。。あほだ。
***ここでご教訓***
鹿柵の開けたら閉めろは、ここは登山道です。の意味だよ!
素直に入れ!よだ。
気を取り直して快適な登山道を登って行く。
最初の杉林のロスト道より雪は全然少なくて、所々ごろごろの石が出ている登山道だ。
しかし、尾根に出て風は唐松の幹をぎいぎい鳴らしている。

道満山(1314.1m)に着くと、雪は20cm程になった。降りたてのパウダーで気持ちいい。
後ろからばふばふ登ってきた男性は、すごいスピードで走るようにまたばふばふと下っていった。

道満山の鞍部から、登山道は次のピークを西側に巻きながら、大平牧場からの林道に交わる。
ここでなんとも物々しい熊注意の看板が…今さら言われたって…もっと早く言ってよ。な一人突っ込みを入れながら
次の尾根に取り付く。ここでご夫婦らしいペアに抜かされる。

しばらく急登が続くが、木々の間から見えていた富士山や南アが、だんだんとその姿をくっきりと現しだしてくる。
疲れも吹き飛ぶ瞬間ですね。

南ア雪多いです。

え~と、ここは相方が撮っていたところだが、どこ?金峰とか国師の方???

で12時、扇平に着いた。
びゅううううう~
写真ではわからないですが、恐ろしく風が強いんです。舞ってきた雪がバチバチ顔に当たって痛いくらい。
歩くのもやっとですよ。
とりあえずお腹がすいたので、月見岩に隠れながら急いでおにぎりを1個食べます。
ここまでもう4時間も掛かってしまったので、この歩みで山頂を目指しての下山となると、あと5時間位掛かりそう。
降りる頃には真っ暗で、雪道では危険です。
相方は行けるとこまで、と名残惜しそうですが、
こんな女とペア組む羽目になったおのれの人生を悔やむんだな。
ということで、もうここでいいです。危ないです。とっとと下山に掛かります。

下山と決まれば、まだまだ時間はたっぷりあるので、高原ヒュッテに寄って、再度ラーメンで二度目のお昼突入です。
やっぱ、雪山はだだ広い雪原でのんびりっていうのが基本ですよ~
白樺や唐松のゆるやかな高原はほんとにいい所。あんなに強かった風もうそみたいに穏やかです。

お腹もいっぱいになって腰を上げます。所々風のあるところは、朝の人達の踏み跡を消し始めています。
やはり下山が遅くなると危ないと思います。

錦晶水はしっかり出ていますが、なんだかほこりっぽいような味だった。木の葉の味かなあ。
氷割りして遊ぶのはお約束。

下山はおもしろいように早く下れて、これなら山頂にも行けたかもとちょっぴり残念。。。
途中で、朝会ったばふばふ男性がやっぱりすごいスピードで走って降りてきた。恐るべし。
ってか、行きも下りも抜かされてるし。。。

ということで、乾徳山敗退の巻き~
***コース***
自宅4:45~道の駅牧丘6:50/7:24~徳和公園P7:34/7:45~やっと登山道8:40~道満山9:32/9:44~扇平12:00/12/18~
高原ヒュッテ13:00/13:30~乾徳山登山口14:40~夢窓の滝15:00/15:40~徳和公園P16:00
Comment
- wakky
この小屋にも意味なく泊まってみたいよなあ
2010.02.13 Sat 06:23 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆わっきーさん
ここはふいに風がゆるむ場所なんで、場所的には冬は最高のシチュエーションだね。
それでも隙間風が入るし、建物の老朽化は随分進んでますね。
昭和40年代の名前の入ったプレートがいくつかあったけど、この人達はいまいくつなのかなあなんて考えるのもしみじみです。
ここはふいに風がゆるむ場所なんで、場所的には冬は最高のシチュエーションだね。
それでも隙間風が入るし、建物の老朽化は随分進んでますね。
昭和40年代の名前の入ったプレートがいくつかあったけど、この人達はいまいくつなのかなあなんて考えるのもしみじみです。
- 食う寝るさんだ~す
う~ん
最近のぜぜさんの文章
前にも増して魅力的だな(笑)
読んでてテンポの良さに引きずられるもん(^_-)-☆
やるな~!
最近のぜぜさんの文章
前にも増して魅力的だな(笑)
読んでてテンポの良さに引きずられるもん(^_-)-☆
やるな~!

2010.02.13 Sat 18:31 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆食う寝るさん
どっちかっていうと、敗退した方が書くこといっぱいあるんだよね。
これに本音がはいるともっとすごいことになるので、自重してます(爆
どっちかっていうと、敗退した方が書くこといっぱいあるんだよね。
これに本音がはいるともっとすごいことになるので、自重してます(爆
- おくがけど
雪が多くていいなぁ・・・
ところで何を怒ってんの?
ところで何を怒ってんの?
2010.02.14 Sun 21:57 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆おくがけちゃん
雪はぱふぱふで気持ちよかったよ~
>ところで何を怒ってんの?
道をロストした自分たちのおばかっぷりかなあ。
ここで無駄な時間使ったから、山頂に行く時間が無くなったってのもあるし・・・
雪はぱふぱふで気持ちよかったよ~
>ところで何を怒ってんの?
道をロストした自分たちのおばかっぷりかなあ。
ここで無駄な時間使ったから、山頂に行く時間が無くなったってのもあるし・・・
- ゆう
眺望が最高ですね!
やっぱり富士山やアルプスが見えるのって
いいですよね そっちに遠征したくなります
やっぱり富士山やアルプスが見えるのって
いいですよね そっちに遠征したくなります
2010.02.15 Mon 14:41 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ゆうさん
富士山ってほんとにすばらしいランドマークですよね。
やはり、この界隈のお山に登れば、必ず富士山をさがしますものね。
ほんとは、ここから先がゆうさんの好きそうな岩場なんですけどね~
お見せできなかったのが残念です。
富士山ってほんとにすばらしいランドマークですよね。
やはり、この界隈のお山に登れば、必ず富士山をさがしますものね。
ほんとは、ここから先がゆうさんの好きそうな岩場なんですけどね~
お見せできなかったのが残念です。
- カモシカ
>とっとと下山に掛かります
エ~~ン!泣
どうやって山頂を極めたんだろうと想像しながら、ラストの直登岩登りしながら、ピースしている写真とかわくわくしてたのに~。
エ~~ン!泣
どうやって山頂を極めたんだろうと想像しながら、ラストの直登岩登りしながら、ピースしている写真とかわくわくしてたのに~。
- まきくま
そかー
雪のケントクって、手があったかー。
でも最後のところは巻くにしてもちと危険なりね~
>こんな女とペア組む羽目になったおのれの人生を悔やむんだな。
ああ、そんなせりふはいてみたい。
ふん。どうせあたしなんて。(自虐流行り)
雪のケントクって、手があったかー。
でも最後のところは巻くにしてもちと危険なりね~
>こんな女とペア組む羽目になったおのれの人生を悔やむんだな。
ああ、そんなせりふはいてみたい。
ふん。どうせあたしなんて。(自虐流行り)
2010.02.16 Tue 12:51 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆カモシカさん
いえいえ、カモシカさんみたいに颯爽と山頂で写真撮れたらよかったんですけど、
風が半端なかったんで、勇気なき撤退です。
☆まっきー
普段の乾徳はもうちょっと雪が少ないみたい。風がなければ、そんなに大変じゃないかも。
え、自虐流行ってるんだ(笑
でも、ほんと相方には悪かったかも。一人ならたぶん行っちゃったと思うので。
いえいえ、カモシカさんみたいに颯爽と山頂で写真撮れたらよかったんですけど、
風が半端なかったんで、勇気なき撤退です。
☆まっきー
普段の乾徳はもうちょっと雪が少ないみたい。風がなければ、そんなに大変じゃないかも。
え、自虐流行ってるんだ(笑
でも、ほんと相方には悪かったかも。一人ならたぶん行っちゃったと思うので。
- ロビン@お仕事
乾徳ってさ あの扇平から眺める富士山って
なんだか独特の色合いだよね。
誰の写真みても同じ雰囲気になる。
私は雪のケントクの頂上から西南側に下ったら
もう雪が深いのなんのってー ヒーコラでした。
雪が多少多くても風がなきゃー怖くないもんね。
>自虐流行ってるんだ
チラチラ 今までと違って謙遜や自虐がはやりだしてる今日子ごろごろ
なんだか独特の色合いだよね。
誰の写真みても同じ雰囲気になる。
私は雪のケントクの頂上から西南側に下ったら
もう雪が深いのなんのってー ヒーコラでした。
雪が多少多くても風がなきゃー怖くないもんね。
>自虐流行ってるんだ
チラチラ 今までと違って謙遜や自虐がはやりだしてる今日子ごろごろ

2010.02.17 Wed 12:27 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ロビはん
丹沢から見る富士山はちょっと宝永山がじゃまだけど、秩父側からの富士山は秀麗だよね。
この日の富士山は雪が結構飛ばされてて、遠目からでもペカペカに光ってましたよ。
いいなあ、ロビはん雪の乾徳山に登ったんだね~
>チラチラ 今までと違って謙遜や自虐がはやりだしてる今日子ごろごろ
やっぱあそこの小屋で鍛えられるからね~ってだれだよ、かわいがりしてんのは???(笑
丹沢から見る富士山はちょっと宝永山がじゃまだけど、秩父側からの富士山は秀麗だよね。
この日の富士山は雪が結構飛ばされてて、遠目からでもペカペカに光ってましたよ。
いいなあ、ロビはん雪の乾徳山に登ったんだね~
>チラチラ 今までと違って謙遜や自虐がはやりだしてる今日子ごろごろ
やっぱあそこの小屋で鍛えられるからね~ってだれだよ、かわいがりしてんのは???(笑
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