塔ノ岳から書策新道を下る
2010.02.04
塔ノ岳からの下山は表尾根から書策新道を下ることにする。
黄色の進入禁止のテープが気になったので、木ノ又小屋で状況を聞いてみるが、自己責任で下るには問題なさそうだ。
書策じいさんが整備したこの登山道は、だいぶ荒れてしまっている所もあるけれど、
じいさんの意思を受け継ぐボランティアの方がいらっしゃるようで、しっかりと木道やトラロープで補修されていた。
一般的な登山道を歩いている人にとってはちょっと怖いところもありそうだ。
黄色の進入禁止のテープが気になったので、木ノ又小屋で状況を聞いてみるが、自己責任で下るには問題なさそうだ。
書策じいさんが整備したこの登山道は、だいぶ荒れてしまっている所もあるけれど、
じいさんの意思を受け継ぐボランティアの方がいらっしゃるようで、しっかりと木道やトラロープで補修されていた。
一般的な登山道を歩いている人にとってはちょっと怖いところもありそうだ。
木ノ又大日では、別のバリ尾根の下山口をチェックしてから書策新道へ向かう。
書策小屋はもう荒れ放題だった。主無き小屋はさみしさが漂う。
下り始めは笹原や潅木の尾根で、しばらくで沢が入り込む地形をトラバースする登山道になる。
よく整備されていてなんら問題はない。


セドノ沢左俣に降り立つとかつての書策小屋の水場が現れる。今ではこの水を主の元へ運ぶこともなくなってしまったのだな。
夢枕 獏さんの名がタイプされた印刷物があったけれど、本人が来られたのかな?
丹沢に入り始めたばかりの頃に、沢の中に登山道があるってびっくりしたのが遠い昔のようだ。
大岩の回りこみも問題なく、白竜の滝が変わらぬ水を落としていた。

下ってきた沢を右岸に渡って、また尾根道になりトラバースが始まる。

ちょっと緊張するこの桟道は落ちたらごめんね状態だった。上に巻き道があったけど降り口が悪そう。
まあ、ぜいぜいが渡れたんで当分は大丈夫でしょう。。。

更にトラバースを下っていくと、本谷に降り立つ。
ここまでくれば戸沢まではもうすぐ、気も抜けかげんになりますが、最後の難関が待っていました。
まるでRPGですね。ボスキャラ登場です。

年々崩落が進んでいくザレ地ですが、ほんとうに久しぶりに通ってみたら空中にザイルがしっかりと張られていました。
もう法面には確保するポイントもなくなったようで、随分と高い位置で確保していました。
高度感が若干あるので、ザイルがあるとかなり安心です。

ってか、こっちのがやばかった。写真のもうちょっと手前がすっぱり落ちているのと胸のあたりの岩が出張っているのとで、
切れ落ちている所に足を置く気になれず、すんごい大股で越えた。なんともない人にはなんともないんだろうけど、
臆病者なので、どきどきしちゃったです。
ここを過ぎれば、本谷のF5が木々の間から少ない水を落としているのが見えました。杉の植林地に出て、朝登ったポイントを過ぎ
無事戸沢に降りついた。

あとはなんちゃってトレラン…ぴゅ~

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書策小屋はもう荒れ放題だった。主無き小屋はさみしさが漂う。
下り始めは笹原や潅木の尾根で、しばらくで沢が入り込む地形をトラバースする登山道になる。
よく整備されていてなんら問題はない。


セドノ沢左俣に降り立つとかつての書策小屋の水場が現れる。今ではこの水を主の元へ運ぶこともなくなってしまったのだな。
夢枕 獏さんの名がタイプされた印刷物があったけれど、本人が来られたのかな?
丹沢に入り始めたばかりの頃に、沢の中に登山道があるってびっくりしたのが遠い昔のようだ。
大岩の回りこみも問題なく、白竜の滝が変わらぬ水を落としていた。

下ってきた沢を右岸に渡って、また尾根道になりトラバースが始まる。

ちょっと緊張するこの桟道は落ちたらごめんね状態だった。上に巻き道があったけど降り口が悪そう。
まあ、ぜいぜいが渡れたんで当分は大丈夫でしょう。。。

更にトラバースを下っていくと、本谷に降り立つ。
ここまでくれば戸沢まではもうすぐ、気も抜けかげんになりますが、最後の難関が待っていました。
まるでRPGですね。ボスキャラ登場です。

年々崩落が進んでいくザレ地ですが、ほんとうに久しぶりに通ってみたら空中にザイルがしっかりと張られていました。
もう法面には確保するポイントもなくなったようで、随分と高い位置で確保していました。
高度感が若干あるので、ザイルがあるとかなり安心です。

ってか、こっちのがやばかった。写真のもうちょっと手前がすっぱり落ちているのと胸のあたりの岩が出張っているのとで、
切れ落ちている所に足を置く気になれず、すんごい大股で越えた。なんともない人にはなんともないんだろうけど、
臆病者なので、どきどきしちゃったです。
ここを過ぎれば、本谷のF5が木々の間から少ない水を落としているのが見えました。杉の植林地に出て、朝登ったポイントを過ぎ
無事戸沢に降りついた。

あとはなんちゃってトレラン…ぴゅ~

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Comment
- 輝珍
あの、ぜぜさん、竹?細い丸太?の橋、ほんとに渡れたの?
なんだか、乗っかったら折れそう…
いや、ぜぜさんが乗ったらってわけでなく、誰でも乗ったら折れそうってかんじ…
面白そうなコースですね。
今度行ってみよっと。
ヒルが出る前に。
あと花粉が猛威をふるう前に。
なんだか、乗っかったら折れそう…
いや、ぜぜさんが乗ったらってわけでなく、誰でも乗ったら折れそうってかんじ…
面白そうなコースですね。
今度行ってみよっと。
ヒルが出る前に。
あと花粉が猛威をふるう前に。
2010.02.04 Thu 23:45 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆輝ちゃん
細い丸太でした。朽ちてはいなかったけど、相当勇気は要りました。
ただ、落ちても死ぬとこじゃなかったので、落ちた自分をシミュレーションしてから渡ったよ。
地図読みの練習とちょっとしたスリルを味わうのと、楽しめるルートだったよ。
細い丸太でした。朽ちてはいなかったけど、相当勇気は要りました。
ただ、落ちても死ぬとこじゃなかったので、落ちた自分をシミュレーションしてから渡ったよ。
地図読みの練習とちょっとしたスリルを味わうのと、楽しめるルートだったよ。
きょわそう - earlgrey8
なんやらやばそげなところですねぇ
良くご無事で・・
僕の06年版には赤線(一般ルート)になっていますが
今は荒れてしまっているのですね?
良くご無事で・・
僕の06年版には赤線(一般ルート)になっていますが
今は荒れてしまっているのですね?
2010.02.05 Fri 22:13 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ earlgrey8さん
やはり渋谷書策さんが山を降りられてからは、その後の台風やなんやかやで荒れが進んでいるようですね。
人の手は入ってはいるのですが、一般道としてはきびしいと思いました。
ただ巻き道や下山道として使う沢屋さんは当然いますので、後々崩壊しても、なんらかの手段ではそういった方々は降りるんでしょうね。
登山口と書策小屋の降り口は黄テープで進入禁止にはなっていますが、行政が行ったものではないようです。
やはり渋谷書策さんが山を降りられてからは、その後の台風やなんやかやで荒れが進んでいるようですね。
人の手は入ってはいるのですが、一般道としてはきびしいと思いました。
ただ巻き道や下山道として使う沢屋さんは当然いますので、後々崩壊しても、なんらかの手段ではそういった方々は降りるんでしょうね。
登山口と書策小屋の降り口は黄テープで進入禁止にはなっていますが、行政が行ったものではないようです。
- wakky
2010.02.08 Mon 00:48 URL [ Edit ]
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