日々のぜいぜい

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氷壁

2006.01.21
いよいよきょうは1週間待ちに待った氷壁2回目だ。
今回はいよいよK2核心部への登攀場面、設定が現代に変わっているので、
舞台も前穂東壁からK2へとよりスケールの大きなものになっています。
ニュージーランドロケの迫真の演技が楽しみです。

井上 靖の原作ははるか20以上年前に読んだので、細部は忘れていたのですが、
ひょんなことから、小坂が滑落死したときに、魚津が徳沢小屋で口ずさむ
ロジェ・デュプラの詩を思い出した。

もしかある日、
もしかある日、私が山で死んだら、
古い山友達のお前にだ、
この書置を残すのは。
おふくろに会いに行ってくれ。
そして言ってくれ、おれはしあわせに死んだと。
おれは母さんのそばにいたから、ちっとも苦しみはしなかったと。
親父に言ってくれ、おれは男だったと。
弟に言ってくれ、さあお前にバトンを渡すぞと。
女房に言ってくれ、おれがいなくても生きるようにと。
お前がいなくてもおれが生きたようにと。
息子たちへの伝言は、お前たちは「エタンソン」の岩場で、
おれの爪の跡を見つけるだろうと。
そしておれの友、お前にはこうだーーー
おれのピッケルを取り上げてくれ。
ピッケルが恥辱で死ぬようなことをおれは望まぬ。
どこか美しいフェースへ持って行ってくれ。
そしてピッケルのためだけの小さいケルンを作って、
その上に差しこんでくれ

デュプラ自身もこの詩を書いてまもなくヒマラヤで亡くなります。
常に死と隣り合わせであったろう当時の、極限のアルピニストの心情とは
こういうものかと、言葉がしんと静かなだけによけいに、ひしひしと
伝わってきます。そして、家族の深い悲しみを覚悟しての家族へのメッセージは、
結局友に、お前は死ぬなというメッセージなのですね。
この詩が、氷壁の中に引用されたことは、井上 靖が魚津に発した警告にもとれますが、
それでも運命は・・・

この詩の訳者はなんと深田久弥なのですね。
それを元に、マッキンリー冬季登頂の西前四郎氏が山の歌「いつかある日」
として作曲されたそうです。そしてこれもまた、氏の遺作でもあります。
なんとも数奇な運命をたどった詩ではあります。

昨年の幕山夜間山行で、わっきーさんがみなみらんぼうさんの
「もしもある日俺が」という歌を歌われました。
心に残るいい歌で心に引っかかっていましたが、
これの元がデュプラの詩だったのですね。
氷壁テレビでやらなかったら思い出さないところでした。





Comment

- まきくま

なんか涙が出てきちゃったなあ。
究極の自分勝手人生だけど、それを全うするってすごいですよね。
で、みなみらんぼうの歌って、そんなのがあるのね。きいてみたい。
2006.01.21 Sat 13:41 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

雲取いったら
夜外でわっきーさんにまた歌ってもらいたいものです。
しみじみきます。
2006.01.21 Sat 17:23 URL [ Edit ]

- wakky

あ~あ~聞こえない聞こえない
2006.01.21 Sat 19:22 URL [ Edit ]

- wakky

そういうぜいぜいさんは水着どうしたの?
2006.01.21 Sat 19:35 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

↑あ、これは歌ってくれるサインですから、
まきくまさん楽しみにしてましょうね~
2006.01.21 Sat 19:51 URL [ Edit ]

- まきくま

ひゃー、たのしみじゃー。
Wakky頼むよ~。まきくまを泣かせて~
2006.01.21 Sat 20:36 URL [ Edit ]

- wakky

なあんだぜいぜいさんは今日はサボりか
2006.01.22 Sun 22:00 URL [ Edit ]

- wakky

今、僕のところのノジマで、*IstDsのレンズセットが
展示処分品で69800円で出てる。
http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/ist-ds/

KissDNだとレンズセットで10万こえるし、*istDsは
ペンタミラーではなくてペンタプリズムなんで、MFでも
けっこういけるファインダだと思う。手ぶれ補正が
要らない人なら、かなりおすすめの物件だと思う。
あとは、中古のマクロレンズが手に入ればね…
ってとこかな。


…実は僕がかなりいってしまいそうになったんで
すけど、SDカードとマクロレンズ、あと645Nの
レンズをつけられるアダプタをそろえたら、やっ
ぱり12万コースなんで…で、やめときました。
2006.01.22 Sun 22:21 URL [ Edit ]

- wakky

僕いちおうファインダのぞいてみたんだけど、
入門機と考えれば十分だと思う。マニュアルでも
十分ピントあわせできる感じでした。ファインダに
関する限りKissDNよりははるかにいいと思う。
ただ、ペンタックスは画像処理エンジンがあんまり
いくないって言う人もいるから、RAW撮りがメイン
になるだろうね…1日に200カット撮るんだと、露
出をブラケットすると600枚…最低でも2Gくらい
のSDカード用意したほうがいいかも。

あとは、ペンタックスの会社の将来性をどう評価
するかにより…

色は、黒だったかな。
2006.01.22 Sun 22:27 URL [ Edit ]

- wakky

マイミクのヤマニンさんが*Ist Ds使ってるから
聞いてみるとよろし。
2006.01.22 Sun 22:31 URL [ Edit ]

- wakky

僕は手ぶれ補正が入るまでは待って(多分夏くらい
の新製品でのっけてくると思う)、そのときフィルム
カメラの動向というか、フィルムの入手容易性の変
化によっては、645N下取りに入れて、いっちゃうか
もしらん…
2006.01.22 Sun 22:34 URL [ Edit ]

- wakky

もっと安い店あったんで、忘れてくれ
http://www.kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=00502110758
2006.01.22 Sun 22:36 URL [ Edit ]

- wakky

*ist Dsの中古、44千円みっけ
2006.01.23 Mon 13:17 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

まあ、いろいろ調べてくれてどうもです。
でも、うちは多分銀塩と篭城、討ち死にってとこだろなあ。
また、きが変わるかもしらんけど、いまのところは。

って、ここは氷壁を語るスレだったんだが・・・
2006.01.23 Mon 19:56 URL [ Edit ]

- taketombow

で、「氷壁」に話題を戻すけど・・。

この小説って、「山岳小説」というよりは「恋愛小説」という印象が強いんだけど。どうかな。

まっ、昔読んだ印象だから自信はないが、主人公のどこかの奥様への思慕が複線になっていた様な記憶があるな。
2006.01.23 Mon 20:05 URL [ Edit ]

- ロビン@会社だっす

ワッキーにのっとられるかと思ったぞなもし(笑

「氷壁」の小説読んでないのは・・私くらい・・
なんだか 山の本を読もうといくつも用意してあるんだけど、
読み出したら寝てるのよね、最近。
原作読んでないから単純にTVをみれる。
あんまり 女性が絡んでほしくないよなぁ~と
もっと男同志の友情、山と人間ーーーみたいな。
これは私の願望でありまする。v-286
2006.01.24 Tue 12:57 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆taketombowさん、そうですね。
山は舞台であって単なるモチーフですよね。
だから山岳小説と思って読むと当て外れかな。
小坂の死はナイロンザイル切断事件という社会的な事件で、
魚津の死は、遭難ですが間接的には
私は美那子が原因だと思います。
これを機会にもう一度じっくり読み返してみようかな。
☆ロビンさん、テレビはテレビでおもしろいよね。
登攀シーンは思わず見入ってしまいましたもん。
本はすごく読みたくなったらいっきですから、
いつでも読める体制?が整っているから大丈夫よん。

2006.01.24 Tue 14:24 URL [ Edit ]

- 熊さん

ひさびさのこんち!
ふっと見てたら「もしも俺が」の話題。(@_@)
私は出だしを偶然去年ふっと思いだして
そのあとをまったく思い出せなくて
「あれ?どんなだったかなぁ?」と
ずっ~~~~~と心の隅に引っかかってました。
こんどCDさがしてこよ...
歌が聴けたら「すっきり」 するかもです。(^^)
2006.01.25 Wed 01:00 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

あら、熊さんのシナプス繋げられてよかったです。
らんぼうさんの曲は言い回しがもっとやさしげでした。
2006.01.25 Wed 17:23 URL [ Edit ]

- wakky

わっきーがおちゃめなコメントをしにやってきましたよ
2006.01.25 Wed 20:13 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

はいはい、おかえりなさい。
2006.01.25 Wed 20:38 URL [ Edit ]

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