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永平寺から比叡山延暦寺そして法隆寺へ4

2019.03.29
2018.12.24(月) 

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法隆寺
福井から延々奈良まで3日目にしてやっと晴れた。
永平寺からここまで、仏教の流れ順で言えば、逆回り的に広まりの先から発祥の地までたどり着いたことになる。
神にも仏にも普段の生活では遠いところにあるけれど、心には何らかの光明を見出したい気持ちもある。
年をとったということだろうか。

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朝の法隆寺はまだ人けもまばらで、箒目の美しい境内にちょっと感激
11年前に訪れたときは、金堂が修復される時で、
中にいらっしゃる釈迦三尊像などが上御堂の釈迦三尊像のお前に安置されていて、不思議な空間を醸していた。
今はすっかり金堂に戻られて、優しく微笑まれている。
残念ながら、上御堂は普段一般公開はされていない。

大宝蔵院にてあまたの宝物にならんで、いよいよ百済観音堂のすらりと美しい百済観音像と対面する。
細身なお体と左手の水瓶を持ったさりげない仕草が優美でいつまでも見飽きない。
微かな微笑みと天衣の流れる様もとてもいい。
こちらの百済観音像は中々不思議な観音様で、法隆寺の縁起にはその記述がない。
いずれかの寺から移されたものであるらしいが、由来は全く分かっていない。
そんな出自もミステリアスな雰囲気に合っていて物語的だ。

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夢殿にいたる道すがらも、やはり11年前に訪れた時も、38年前に来た時もさらに(もうやめとこ)。。。
全く変わらず当時の佇まいのままだ。

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時期のせいなのか時間なのか、本当に空いていてのんびりと散策できる。
中宮寺へ向かう。
夢殿のすぐ隣なのに、勘違いしてしまい、路地をぐるっとまわって入口を探してしまう。
相方の膝が痛いのに、無駄に歩かせてしまった。。。
本尊、如意輪観世音菩薩、通称木造菩薩半跏像はアルカイックスマイルと呼ばれるその表情がほんとうに神秘的。
参拝者はうちだけだったので、じっくりと対面させていただいた。

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久しぶりに浄瑠璃寺に向かってみる。
国宝の九体の阿弥陀如来を安置していて、それなりに由緒を感じるのに
ひっそりとあまり手入れの行き届いていない庭に埋もれ、今では参拝者より猫の方が多いんじゃな様相になっている。
(2018.7月より九体の阿弥陀如来様は2体づつ修復中です)

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門前も猫だらけであった。

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笠置いこいの館で温泉につかり、道の駅 お茶の京都みなみやましろ村でお土産を買って帰路につきました。
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