静寂の寺巡り 滋賀、京都旅行
2017.11.11
2017.11.3(金)~6(月) 
いろいろとお天気の都合で二転三転な旅行計画だった。
当初、永平寺、北陸、白川郷の計画だったけど、北陸方面はずっと雨。
湖東がよさげだったので急遽変更、紅葉には若干早かったものの静かな寺巡りができた。
2日目の醍醐寺は相方がどうしてもという希望で(先週、秀吉の醍醐の桜テレビで見た影響かも)訪れたけどこれがとてもよかった。
相変わらずのテント泊だったけど、いいですよ~テント泊で寺巡り!

西明寺にて

いろいろとお天気の都合で二転三転な旅行計画だった。
当初、永平寺、北陸、白川郷の計画だったけど、北陸方面はずっと雨。
湖東がよさげだったので急遽変更、紅葉には若干早かったものの静かな寺巡りができた。
2日目の醍醐寺は相方がどうしてもという希望で(先週、秀吉の醍醐の桜テレビで見た影響かも)訪れたけどこれがとてもよかった。
相変わらずのテント泊だったけど、いいですよ~テント泊で寺巡り!

西明寺にて
前泊で「道の駅せせらぎの里こうら」に泊まったけれど、名神にも近かったし、国道沿いでかなりうるさかった。
「国宝・彦根城築城410年祭」であちこちに臨時駐車場があって、結構にぎわいそうな雰囲気だったけど、
今回は湖東三山絞りでじっくりと回ることにする。
拝観時間の都合で「湖東の小叡山」と呼ばれる百済寺から巡ります。

庭園の紅葉はまだ早め、庭伝いに本堂への石階段を登って行きます。
意外と長い。。。
なまった体にはこたえますが、「百寺巡礼」で五木寛之先生も大絶賛の石段なのでがんばります。

仁王門が見えてきました。樹林の中にひっそりと建ち、守り門の風情よりも穏やかなイメージです。


なんか力入ってませんが本堂です。
湖東のお寺は、織田信長によってことごとく焼き討ちにあっていますが、こちらも例外ではありません。
その後、1650年、この本堂が竣工されます。
内陣お厨子の中には、秘仏十一面観音立像(平安時代)がいらっしゃるそうです。
2.6mものご本尊を焼き討ちの際にもさぞやの苦労で持ち出した信仰心にも心打たれます。

本坊に戻ると、紫式部と侘助が出迎えてくれた。

場所を金剛輪寺に移します。

総門

ゆるゆると階段を上ると左手に本坊明寿院と庭園です。
紅葉している木はまだまだ数本残念です。




千体地蔵の間を縫って、ここから本堂までの階段が長い長い、ひ~こらでした。
本堂(国宝)は奈良時代、行基により開山され、本尊聖観音像(「生身の観音」)を始め、後陣には阿弥陀如来坐像、十一面観音立像が安置されています。
延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となった金剛輪寺ですが、ご多分に漏れず信長の焼き討ちにあいます。
奇跡的に本堂と三重塔(重文)は山中奥深いため焼失を免れたのです。





車ですぐの西明寺へ
お庭のきれいなこざっぱりとしたお寺で、苔の緑が清々しく、紅葉最盛期にはさぞやな美しさでしょう。


こちらの本堂と三重塔は、信長の焼き討ちの際、機転をきかせた僧が山門前に火を放って、もう燃え落ちたと勘違いした敵方から守ったものだそうです。
生臭い歴史の中でしたたかに信仰を守り、息づいている湖東の寺にとても力強さを感じます。

国宝、本堂

国宝、三重塔


本堂には、阿弥陀如来坐像、四天王立像、干支にちなんだ壱弐神像、不動明王など豪壮な内陣です。今回は彦根城410年にちなんで、秘仏虎観音が直虎にちなんで御開帳となっていました。(普段は寅年に御開帳)
三寺のみでしたが、歩きでもあり充分な見ごたえで満足でした。
今日のキャンプ場は、愛知川渓谷の永源寺にある、黄和田キャンプ場(1泊車1台で¥2000、人数に関係なしです)です。
広々していて、車乗り付けで、簡易洋式水洗トイレ、水道施設は各所にあってとても便利。いいキャンプ場でした。
キャンプ場に向かう途中に紅葉で有名な永源寺がありますが、もう疲れてしまってお腹いっぱい。。。

百済寺の門前ですごくお安く松茸売っていて、これは買うしかないです。
中くらいのが6本入ってなんと¥2800!1日目は焼いて、2日目はお吸い物仕立てのおうどんで頂きます。
香り高く美味でした。

2日目、京都醍醐につづく
「国宝・彦根城築城410年祭」であちこちに臨時駐車場があって、結構にぎわいそうな雰囲気だったけど、
今回は湖東三山絞りでじっくりと回ることにする。
拝観時間の都合で「湖東の小叡山」と呼ばれる百済寺から巡ります。

庭園の紅葉はまだ早め、庭伝いに本堂への石階段を登って行きます。
意外と長い。。。
なまった体にはこたえますが、「百寺巡礼」で五木寛之先生も大絶賛の石段なのでがんばります。

仁王門が見えてきました。樹林の中にひっそりと建ち、守り門の風情よりも穏やかなイメージです。



なんか力入ってませんが本堂です。
湖東のお寺は、織田信長によってことごとく焼き討ちにあっていますが、こちらも例外ではありません。
その後、1650年、この本堂が竣工されます。
内陣お厨子の中には、秘仏十一面観音立像(平安時代)がいらっしゃるそうです。
2.6mものご本尊を焼き討ちの際にもさぞやの苦労で持ち出した信仰心にも心打たれます。

本坊に戻ると、紫式部と侘助が出迎えてくれた。


場所を金剛輪寺に移します。

総門


ゆるゆると階段を上ると左手に本坊明寿院と庭園です。
紅葉している木はまだまだ数本残念です。




千体地蔵の間を縫って、ここから本堂までの階段が長い長い、ひ~こらでした。
本堂(国宝)は奈良時代、行基により開山され、本尊聖観音像(「生身の観音」)を始め、後陣には阿弥陀如来坐像、十一面観音立像が安置されています。
延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となった金剛輪寺ですが、ご多分に漏れず信長の焼き討ちにあいます。
奇跡的に本堂と三重塔(重文)は山中奥深いため焼失を免れたのです。





車ですぐの西明寺へ
お庭のきれいなこざっぱりとしたお寺で、苔の緑が清々しく、紅葉最盛期にはさぞやな美しさでしょう。


こちらの本堂と三重塔は、信長の焼き討ちの際、機転をきかせた僧が山門前に火を放って、もう燃え落ちたと勘違いした敵方から守ったものだそうです。
生臭い歴史の中でしたたかに信仰を守り、息づいている湖東の寺にとても力強さを感じます。

国宝、本堂

国宝、三重塔




本堂には、阿弥陀如来坐像、四天王立像、干支にちなんだ壱弐神像、不動明王など豪壮な内陣です。今回は彦根城410年にちなんで、秘仏虎観音が直虎にちなんで御開帳となっていました。(普段は寅年に御開帳)
三寺のみでしたが、歩きでもあり充分な見ごたえで満足でした。
今日のキャンプ場は、愛知川渓谷の永源寺にある、黄和田キャンプ場(1泊車1台で¥2000、人数に関係なしです)です。
広々していて、車乗り付けで、簡易洋式水洗トイレ、水道施設は各所にあってとても便利。いいキャンプ場でした。
キャンプ場に向かう途中に紅葉で有名な永源寺がありますが、もう疲れてしまってお腹いっぱい。。。


百済寺の門前ですごくお安く松茸売っていて、これは買うしかないです。
中くらいのが6本入ってなんと¥2800!1日目は焼いて、2日目はお吸い物仕立てのおうどんで頂きます。
香り高く美味でした。


2日目、京都醍醐につづく
Comment
- ろび
最後の最後にマツタケ様もご登場かい!
良い旅でんな
私も湖東のお寺や仏像めぐり
引退後の楽しみにとってあるのよねー
紅葉真っ盛りより人の少ないチョイ前がいいかもね
良い旅でんな
私も湖東のお寺や仏像めぐり
引退後の楽しみにとってあるのよねー
紅葉真っ盛りより人の少ないチョイ前がいいかもね
2017.11.17 Fri 12:59 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆ろびさん
百済寺の門前は、マツタケご飯もお安く売っていてねらい目よ~
湖東のお寺は、山寺っぽい所が、なんとも風情があっていいですね。
彦根の方とか、湖西にも見所たっぷりみたいなので、じっくり時間かけていくといいかもでした。
ってか、寺巡りがすっかり板についたじじばばですわw
百済寺の門前は、マツタケご飯もお安く売っていてねらい目よ~
湖東のお寺は、山寺っぽい所が、なんとも風情があっていいですね。
彦根の方とか、湖西にも見所たっぷりみたいなので、じっくり時間かけていくといいかもでした。
ってか、寺巡りがすっかり板についたじじばばですわw
2017.11.17 Fri 15:59 URL [ Edit ]
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