上高地
2017.05.02
2017.4.29(土) 
~30(日)
春の息吹の上高地をじっくり味わってみたいと上高地に宿を取ってのんびり散策を決めた。
高原の鳥さんも楽しみの一つ。
そして今回のもう一つ大きなイベント、それは長年の夢であった人生最高の贅沢をするということ。
あの赤いお屋根のホテルに泊まるのです。




春の息吹の上高地をじっくり味わってみたいと上高地に宿を取ってのんびり散策を決めた。
高原の鳥さんも楽しみの一つ。
そして今回のもう一つ大きなイベント、それは長年の夢であった人生最高の贅沢をするということ。
あの赤いお屋根のホテルに泊まるのです。

上高地と言えば、我家にとっては、一つの通過点に過ぎなかった。
穂高や槍を目指すとき、河童橋で穂高や明神の雄姿をカメラに収め、後はせわしなく先を急ぐという場所だった。

しかし、上高地は右岸左岸からの高山の展望だけでなく、支流から流れ出る小川が創り出す湿地や湖沼といった
すばらしい水辺の楽園でもあるのです。
そこは鳥たちや野生動物の楽園でもありました。

ルリビタキ
今日は河童橋から右岸遊歩道を目指します。河童橋を渡りしばらくで相方が「俺、やっぱり歩けない」と脱落。。。
相当に膝の具合が悪いようです。このまま歩けなくなっちゃうんじゃと心配です。
右岸遊歩道は、積雪のため、いまだ通行禁止になっています。
岳沢から下ってきた登山者に聞いてみると、木道や林内にそこそこ雪が固まっている状況ということ。
危険なら林道にも逃げられるので、行ってみることにします。
木道は日なたの雪が解けて、日陰がガチガチなので、ちょうど雪が山のような傾斜がついて怖いと言えば怖い。
木道の上り下りの間が空いているので、踏み抜くと水辺まで落ちるのでちょっとやな感じ。
慎重に行きます。
それにしても水辺の風景が美しい。こうしてみると雪ないんですが、遊歩道にだけあるんですなあ。
それでも公園管理のボランティアの方?がスコップで雪の柔らかくなったところを掻き出しはじめてくれたので
帰りは少し楽ちんになりました。

霞沢岳がりりしくそびえます。

そして、ここは何といっても野鳥の楽園です。
大挙して押し寄せるバードウォッチャーもここにはいません。
自然の中にいれば、あちこちから野鳥のさえずりがシャワーのように降ってきます。
すばらしい大合唱であり、輪唱であり、独唱であります。
早い時間では、人にも会いません。
鳥さんが近すぎて、望遠が効かない、なんてうれしい出来事もあります。すぐ足元でさえずっているのです。
ルリビタキは夏場は涼しい亜高山帯で繁殖し過ごします。
青が美しい♂、下は幼鳥と♀かな。


こちらはウグイス、とてもいい声でさえずっています。

飛び立った瞬間のアオジ、この後羽を広げて飛んでいきました。

高所や北海道ではマガモが繁殖するそうです。仲良しペアさん、ここで繁殖するのかな。
オシドリ♂ 右はオシドリ♀なのかマガモの♀なのかよくわかりません。。。

この子はコガモかな、泳ぐ姿が優美ですね。




湿地帯が終わるとシラビソやコメツガの黒木の森となり、樹幹から、梓川の太い流れが時折望めます。
再度湿地帯が現れると、すぐに明神でした。
奥穂神社奥宮でお参りを済ませ、明神池に行ってみます。
ここはほんとうに神秘の水面です。
荒々しい明神岳の岸壁ときよらかな、水面の対比がなんともすばらしく、
いつまでもここに佇みたく、かといって神の依り代であろうこの場所にいつまでも留まることが畏れ多い気もします。


さて、相方には「10時頃戻ってくる?」と聞かれましたが、時間はすでに11時を回っています。
河童橋には12:30です。どうやって時間をつぶしているのか気になるところですが、急いで戻ります。
青空がのぞいてきましたが、午後から崩れる予報なので、安心してはいられません。
河童橋に戻るとしばらく探しますが、相方はいません。右岸にいるということなので、田代橋に向かいます。
13時過ぎついに雨が落ちてきます。
田代橋が見えるところまで来ると、相方が橋の上でぽつんとしていましたww
14時、時間きっかりでホテルにチェックインしました。う~極楽ww
つづく
穂高や槍を目指すとき、河童橋で穂高や明神の雄姿をカメラに収め、後はせわしなく先を急ぐという場所だった。

しかし、上高地は右岸左岸からの高山の展望だけでなく、支流から流れ出る小川が創り出す湿地や湖沼といった
すばらしい水辺の楽園でもあるのです。
そこは鳥たちや野生動物の楽園でもありました。

ルリビタキ
今日は河童橋から右岸遊歩道を目指します。河童橋を渡りしばらくで相方が「俺、やっぱり歩けない」と脱落。。。
相当に膝の具合が悪いようです。このまま歩けなくなっちゃうんじゃと心配です。
右岸遊歩道は、積雪のため、いまだ通行禁止になっています。
岳沢から下ってきた登山者に聞いてみると、木道や林内にそこそこ雪が固まっている状況ということ。
危険なら林道にも逃げられるので、行ってみることにします。
木道は日なたの雪が解けて、日陰がガチガチなので、ちょうど雪が山のような傾斜がついて怖いと言えば怖い。
木道の上り下りの間が空いているので、踏み抜くと水辺まで落ちるのでちょっとやな感じ。
慎重に行きます。
それにしても水辺の風景が美しい。こうしてみると雪ないんですが、遊歩道にだけあるんですなあ。
それでも公園管理のボランティアの方?がスコップで雪の柔らかくなったところを掻き出しはじめてくれたので
帰りは少し楽ちんになりました。


霞沢岳がりりしくそびえます。

そして、ここは何といっても野鳥の楽園です。
大挙して押し寄せるバードウォッチャーもここにはいません。
自然の中にいれば、あちこちから野鳥のさえずりがシャワーのように降ってきます。
すばらしい大合唱であり、輪唱であり、独唱であります。
早い時間では、人にも会いません。
鳥さんが近すぎて、望遠が効かない、なんてうれしい出来事もあります。すぐ足元でさえずっているのです。
ルリビタキは夏場は涼しい亜高山帯で繁殖し過ごします。
青が美しい♂、下は幼鳥と♀かな。



こちらはウグイス、とてもいい声でさえずっています。

飛び立った瞬間のアオジ、この後羽を広げて飛んでいきました。

高所や北海道ではマガモが繁殖するそうです。仲良しペアさん、ここで繁殖するのかな。

オシドリ♂ 右はオシドリ♀なのかマガモの♀なのかよくわかりません。。。


この子はコガモかな、泳ぐ姿が優美ですね。





湿地帯が終わるとシラビソやコメツガの黒木の森となり、樹幹から、梓川の太い流れが時折望めます。
再度湿地帯が現れると、すぐに明神でした。
奥穂神社奥宮でお参りを済ませ、明神池に行ってみます。
ここはほんとうに神秘の水面です。
荒々しい明神岳の岸壁ときよらかな、水面の対比がなんともすばらしく、
いつまでもここに佇みたく、かといって神の依り代であろうこの場所にいつまでも留まることが畏れ多い気もします。



さて、相方には「10時頃戻ってくる?」と聞かれましたが、時間はすでに11時を回っています。
河童橋には12:30です。どうやって時間をつぶしているのか気になるところですが、急いで戻ります。
青空がのぞいてきましたが、午後から崩れる予報なので、安心してはいられません。
河童橋に戻るとしばらく探しますが、相方はいません。右岸にいるということなので、田代橋に向かいます。
13時過ぎついに雨が落ちてきます。
田代橋が見えるところまで来ると、相方が橋の上でぽつんとしていましたww
14時、時間きっかりでホテルにチェックインしました。う~極楽ww
つづく
Comment
素晴らしいですね - 坂月沢蚊
小鳥のさえずりを聞きながら、のんびり散策なんて贅沢な楽しみですね。
ぜいぜいさんはもうだいぶ歩けるように恢復されたようで、安心しました。
相方さんは大丈夫でしょうか?
ぜいぜいさんはもうだいぶ歩けるように恢復されたようで、安心しました。
相方さんは大丈夫でしょうか?
2017.05.04 Thu 15:12 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆坂月沢蚊さん
最近のんびりばっかりで、体力がどんどん落ちていってますww
相方はもう距離歩くのは無理みたいですね。
リタイアしたら手術かなあ。
いまは、まだ長期に休めない自営業なので。。。
最近のんびりばっかりで、体力がどんどん落ちていってますww
相方はもう距離歩くのは無理みたいですね。
リタイアしたら手術かなあ。
いまは、まだ長期に休めない自営業なので。。。
2017.05.06 Sat 09:55 URL [ Edit ]
- まきくま
ほんとうつくしいねえ。
通過点にしてたなんて、ある意味もったいなかったよね。
タッキーさんも、待ちぼうけとはいえ、こんな景色の中だもの、癒されたはずです。でも、ほんと、よくなるといいですね。
通過点にしてたなんて、ある意味もったいなかったよね。
タッキーさんも、待ちぼうけとはいえ、こんな景色の中だもの、癒されたはずです。でも、ほんと、よくなるといいですね。
2017.05.08 Mon 09:07 URL [ Edit ]
- ぜいぜい
☆まっきー
上高地は雪の時に釜トンから歩いて天泊したことはあったけど、芽吹きのこの時期ゆっくり散策するのは初めてだったよ。
鳥さんを撮るようになってから、自然への見方もまた変わった気がするんだよね。
山頂を目指す時は、森や川も風景も確かにすばらしいなって思っていたけど、
気持ちがもう少しとんがっていて、目的に向かって自分との戦いwみたいなとこもあったけど
今は森に溶け込む自分が楽しい、な気持ちになってる。
自然への接し方も年々変わっていくし、いろんな潮時ってあるものだなあとも最近思うのですよ。
相方の足もご心配ありがとです。ほんとなんとか治らないかと。。。
上高地は雪の時に釜トンから歩いて天泊したことはあったけど、芽吹きのこの時期ゆっくり散策するのは初めてだったよ。
鳥さんを撮るようになってから、自然への見方もまた変わった気がするんだよね。
山頂を目指す時は、森や川も風景も確かにすばらしいなって思っていたけど、
気持ちがもう少しとんがっていて、目的に向かって自分との戦いwみたいなとこもあったけど
今は森に溶け込む自分が楽しい、な気持ちになってる。
自然への接し方も年々変わっていくし、いろんな潮時ってあるものだなあとも最近思うのですよ。
相方の足もご心配ありがとです。ほんとなんとか治らないかと。。。
2017.05.08 Mon 09:37 URL [ Edit ]
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