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奈良、長谷寺

2017.03.27
室生寺からつづき

宇陀川岸の自然岩に刻まれた弥勒摩崖仏のある大野寺に寄って長谷寺に向かう。

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大野寺は室生寺の西の大門の役割を持つ寺だったそうだ。
寺院の塀や生垣からあふれんばかりの枝垂れ桜が有名だそうだが、残念ながら時期が役1か月も早くこればかりは仕方ない。
次があるなら桜の奈良を旅してみたいと思う。

長谷寺の入り口がわからず狭い道を右往左往してしまったが、ちょっと歩く場所だったけど、なんとか駐車場に滑り込んだ。
相方はもう室生寺で足が終了していたので、山門までの道すがらも顔が引きつっているのがわかるw
総受付に着いてはるか高みの本堂を見やって、ため息交じりだ。

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仁王門をくぐって、長い登廊の始まりです。
緩めの石段なので結構足にやさしく、相方も一安心、牡丹の時期はこの両側に咲き競う。

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宗宝蔵は春の宝物公開にあたった。どうも宝物館で出会う仏はなんとなく寂しい。
さらりと見学して、庭で相方休憩ww
門の鬼瓦のデザインがおもしろく、屋根の先端はハスの実を裏返したような形で意匠がおもしろかった。
しだれ梅の紅白がちょうど見頃だった。

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相方が登廊の途中から外れて右手に入っています。
何か見所があるかと思えば「お茶にしよう」とか、なんか結婚以来初めて聞いたセリフですよww
月輪院のお茶席は展望抜群で庭の桜の古木がいい感じに配されています。もちろん咲いていませんww

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 ダンコウバイかアブラチャンか?

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お接待の方も出すぎず程よい距離間で、ここでの時間は至福だった。

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最後のひと踏ん張りで蔵王堂を経て本堂(国宝)へ
今回は特別公開の十一面観音菩薩立象(重文)の足元まで入ることができます。
見上げる十一面観音菩薩様のなんと厳かなことでしょう。10m近くある迫力なのに威圧感はありません。ただただやさしい。
足が治るように相方必死のスリスリですww私も一緒にスリスリしてめったに願い事はしませんが、治るように一緒にお祈りです。
本堂の舞台側に移動すると窓から十一面観音菩薩様のお顔だけ覗いています。なんともかわいらしい。
心残りは板張りの本堂で、例のおびんずるさんを例のポジションで撮影し忘れたこと。。。まあいいか。

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門前も雰囲気のある佇まいだった。

30数年前、妹と奈良旅行に来た折、泊まった民宿で相模原の家族連れと親しくなり、
翌日の長谷寺、室生寺へ一緒に車に同乗させていただくことになった。人の情けはありがたい。
明日香村の民宿から、渋滞に会うこともなく鄙びた山懐を走った記憶がある。
今回R24、R169あたりで夕方延々と渋滞に巻き込まれ、奈良ってこんなに道が混んでいたっけとちょっとした浦島気分だった。

本日のお宿は、紀伊見温泉紀伊見荘、いったん和歌山県に入りますが、高野山には近い。
高野山僧坊とも考えましたが、温泉につかりたかったのでここをチョイス。
元々はかんぽの宿だったのを買い取ったのかな。
そんなに古いという感じはなく、眼下の川向う対岸に難波から高野山をつなぐ南海高野線が走る。10両も連なっていて驚いた。
温泉は今まで入った5指の中に入るくらい、アルカリ度が高そうで、もうつるつるを通り越して石鹸みたい。
すごくよいお湯でお料理もまあまあ、値段もそこそこリーズナブルでよいお宿でした。

2017_03_19奈良1a

高野山へつづく
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Comment

- hiro

寺社仏閣の風景はいつも忘れてしまいがちな私ですが・・・
長谷寺の緩やかな階段は画像を見て訪れたことを思い出しました。なんだか人も少なそうで良いですね。
しだれ梅も雰囲気あります!

>結婚以来初めて聞いたセリフですよww
ここツボでしたが^^
ぜぜ家、穏やかな時間が流れていますね^^

2017.03.30 Thu 13:17 URL [ Edit ]

- ぜいぜい

☆ hiroちゃん
カフェとかお茶するとか、相方の辞書にはないみたいです。
なのでよっぽど足つらかったんでしょうねww
けがの功名っていうか、新境地が開けそうですよ。カフェめぐりww
2017.03.30 Thu 14:34 URL [ Edit ]

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