芸術の記事一覧
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奈良原一高
2014.12.14
2014.12.13(土) 
夕方の撮影会までの時間の合間にぜひとも見てみたかった奈良原一高の写真展(東京国立近代美術館)に行ってきた。
写真というものは、撮影人口も多く、各種写真雑誌もあまた世に出揃い、とても裾野の広い趣味だと思う。
絵画や彫刻に比べて、圧倒的に趣味としている人は多いように思うけれど、
それでは芸術としての立ち位置を得ているかといえばそれは甚だおぼつかないものだ。
国内の美術館において、写真の常設展示というのはほとんど聞いたことがないし、
絵画と比較すれば、どうしてもお手軽感は否めない。
もちろん写真家の写真集は多く販売されてはいるけれど、
ではオリジナルはといえば、企画展や写真展などで、単発では展示されるけれど、
日本を代表する美術館に殿堂入りする芸術性はまだまだやってこないのだろうか。
そんな中で奈良原一高の作品は、そのメッセージ性とともに、とても高い芸術性を感じた。
今回の展覧会 「奈良原一高 王国」 は、ニコンから寄贈を受けた87点により初めて実現できたもので
「沈黙の園」はトラピスト修道院を
「壁の中」は和歌山の女性刑務所が題材となっていて、どちらもその静謐な佇まいを痛いくらいに感じる。
そして収蔵品である「軍艦島」を取材したもの、こちらは現役の炭鉱のまち軍艦島の荒涼たる現実が
生きるということ、日々の営みというものの厳しさをまざまざと見せつける。
もうひとつは、「火の山の麓」、桜島噴火の被害を受けた桜島東麓の黒神集落に生きる人々のドキュメンタリータッチな写真たち。
特に気に入ったのは、「沈黙の園」
まるでイギリスの大地を彷彿とさせるような草原に羊を追い、牛を追い、農作業をし、そして祈り。。。
いずれ4部の作品たちは、物言わぬ中その目がしぐさが、多くを語り、そして語らないことの語りでもある。
近代芸術として、今後写真も組み込まれていくのかもしれない。
それには半世紀たって、やっと一人の天才が国立の美術館の収蔵品になったことで
これからのはずみとなるのだろうか。おおいに期待したいものだ。

夕方の撮影会までの時間の合間にぜひとも見てみたかった奈良原一高の写真展(東京国立近代美術館)に行ってきた。
写真というものは、撮影人口も多く、各種写真雑誌もあまた世に出揃い、とても裾野の広い趣味だと思う。
絵画や彫刻に比べて、圧倒的に趣味としている人は多いように思うけれど、
それでは芸術としての立ち位置を得ているかといえばそれは甚だおぼつかないものだ。
国内の美術館において、写真の常設展示というのはほとんど聞いたことがないし、
絵画と比較すれば、どうしてもお手軽感は否めない。
もちろん写真家の写真集は多く販売されてはいるけれど、
ではオリジナルはといえば、企画展や写真展などで、単発では展示されるけれど、
日本を代表する美術館に殿堂入りする芸術性はまだまだやってこないのだろうか。
そんな中で奈良原一高の作品は、そのメッセージ性とともに、とても高い芸術性を感じた。
今回の展覧会 「奈良原一高 王国」 は、ニコンから寄贈を受けた87点により初めて実現できたもので
「沈黙の園」はトラピスト修道院を
「壁の中」は和歌山の女性刑務所が題材となっていて、どちらもその静謐な佇まいを痛いくらいに感じる。
そして収蔵品である「軍艦島」を取材したもの、こちらは現役の炭鉱のまち軍艦島の荒涼たる現実が
生きるということ、日々の営みというものの厳しさをまざまざと見せつける。
もうひとつは、「火の山の麓」、桜島噴火の被害を受けた桜島東麓の黒神集落に生きる人々のドキュメンタリータッチな写真たち。
特に気に入ったのは、「沈黙の園」
まるでイギリスの大地を彷彿とさせるような草原に羊を追い、牛を追い、農作業をし、そして祈り。。。
いずれ4部の作品たちは、物言わぬ中その目がしぐさが、多くを語り、そして語らないことの語りでもある。
近代芸術として、今後写真も組み込まれていくのかもしれない。
それには半世紀たって、やっと一人の天才が国立の美術館の収蔵品になったことで
これからのはずみとなるのだろうか。おおいに期待したいものだ。
王羲之とそして円空さん@トーハク
2013.03.01
2013.2.28(木) 
相方から急にお許しがでて、急遽トーハクに行って来ました。

相方から急にお許しがでて、急遽トーハクに行って来ました。
東京国立博物館「空海と密教美術展」
2011.08.01
2011.7.31(日)
およそ二ヶ月に渡って開催中(7/20~9/25)の「空海」を見に行ってきました。
空海はそのスケールの大きな人物と密教の奥義を極める貪欲なまでの執念の人として、私が大好きな人物です。
思い起こせば27年前、映画「空海」を劇場まで観に行きました。
今でも朱塗りの遣唐使船に乗って嵐の日本海をもみくちゃにされる様が目に浮かびます。
その時の「空海」の役が今をときめくお父さん犬、北大路欣也さんでした。
音声ガイドが北大路欣也さんと聞いた時、初めはなんでと思っていましたが、そうか!とはたと思い出しました。

空海も山男、ぽちっとな
およそ二ヶ月に渡って開催中(7/20~9/25)の「空海」を見に行ってきました。
空海はそのスケールの大きな人物と密教の奥義を極める貪欲なまでの執念の人として、私が大好きな人物です。
思い起こせば27年前、映画「空海」を劇場まで観に行きました。
今でも朱塗りの遣唐使船に乗って嵐の日本海をもみくちゃにされる様が目に浮かびます。
その時の「空海」の役が今をときめくお父さん犬、北大路欣也さんでした。
音声ガイドが北大路欣也さんと聞いた時、初めはなんでと思っていましたが、そうか!とはたと思い出しました。

空海も山男、ぽちっとな
リンパツアーなのだ
2008.10.25
身体を動かすのが大好きな首から下派だが、
芸術の秋だし、たまにはおつむにもいやしを
っとばかりに、まっきーからのお誘いをうけて金曜日、
大琳派展見に行ってきましたよ。
メンバーはお山仲間の、まっきー、監督さん、emiさん、つばささん、木曽駒さん、あとから二次会のみ合流のはっしーとふうろさんでした。
宗達なくして光琳なし、光琳なくして抱一なしな感じの芸術の継承という切り口が斬新でおもしろい企画だなと。
伊勢物語の挿絵?とか、美しいすずり箱、襖絵、掛け軸、着物に至るまで、
こんな美しいものに囲まれての生活ってなんかうらやましいかも。
植物に季節を写し、雨や雪に寒暖を感じ、
愛らしい小動物や鳥の絵に繊細な日本人のかわいいものへのあこがれを感じる。
今回、宗達の風神雷神図は間に合わなかったようだったのだが、
光琳、抱一のそれは、宗達から少しづつ変遷していく様が、比較できておもしろかったな。
で、宗達のインド象のふすま絵は一番印象的だった。
インドやチベットの絵画を思わせる象さんの目のなんとやさしげなこと。
リンパを堪能した夕べでした。
で、山仲間が集まれば、その後は飲みですよね~
場所を中華料理屋さんに移しての楽しい飲み会の始まりです。

お料理を全部撮ろうと意気込んだものの最初の前菜のみ
アルコールが入れば、そんなのはすぐぶっ飛んでしまう悲しい習性・・・
お山の話でおおいに盛り上がって、時間は新幹線発車の20分前。
みんなよりお先に山手線に乗って、東京駅に着いたのは発車2分前・・・
猛ダッシュでなんとか乗車。ふう、これで地元の終電に間に合うので、タクシー代助かったあ~
で、家に着くと 鍵が無い ガ━━(´・д・`|||●)━━ン
ピンポンの音が、空しくリビングにこだましているのが聞こえる。
誰か起きてくれ!
が、起きてくれたのは、ピンポンに反応したわんこ。
うるさい鳴声が、インターホンから御近所中に大音響で垂れ流される。
お前たちは、黙って寝てくれ!
人間起きろ!わんこ寝ろ!
ほとんど祈りだが、反応なしだ。
こうなると、むくむくと怒りがこみ上げてくる。
一人だけ遊ばせてもらってなんなのだが、
締め出しはね~だろ~
と酔った勢いでがらも悪くなるってもんです。
はっと、思いついて、自分達の部屋のある方に回り、下から小石を雨戸に向けて投げてみる。
私って頭いい~
が、2~3個投げたのに、まだ気づかない・・・
こらっ
でも、きょうはおつむに思いっきりいやしをかけてきたので、回転も速くなってるの。
そうだ、雨戸めがけてホースで放水だい!
なんて私って頭いいんでしょ。鈍感な相方もさすがに気づいて、ドア開けてくれたよ。
なんで開けてくれなかったのよ~
悪態をつく私に相方
携帯かければいいじゃん
え・・・
私が、いろいろと試したドアオープン作戦は、この一言でなんかすんごくおバカに・・・
やっぱ、まだまだおつむに栄養足りないらしい・・・
芸術の秋だし、たまにはおつむにもいやしを
っとばかりに、まっきーからのお誘いをうけて金曜日、
大琳派展見に行ってきましたよ。
メンバーはお山仲間の、まっきー、監督さん、emiさん、つばささん、木曽駒さん、あとから二次会のみ合流のはっしーとふうろさんでした。
宗達なくして光琳なし、光琳なくして抱一なしな感じの芸術の継承という切り口が斬新でおもしろい企画だなと。
伊勢物語の挿絵?とか、美しいすずり箱、襖絵、掛け軸、着物に至るまで、
こんな美しいものに囲まれての生活ってなんかうらやましいかも。
植物に季節を写し、雨や雪に寒暖を感じ、
愛らしい小動物や鳥の絵に繊細な日本人のかわいいものへのあこがれを感じる。
今回、宗達の風神雷神図は間に合わなかったようだったのだが、
光琳、抱一のそれは、宗達から少しづつ変遷していく様が、比較できておもしろかったな。
で、宗達のインド象のふすま絵は一番印象的だった。
インドやチベットの絵画を思わせる象さんの目のなんとやさしげなこと。
リンパを堪能した夕べでした。
で、山仲間が集まれば、その後は飲みですよね~
場所を中華料理屋さんに移しての楽しい飲み会の始まりです。

お料理を全部撮ろうと意気込んだものの最初の前菜のみ
アルコールが入れば、そんなのはすぐぶっ飛んでしまう悲しい習性・・・
お山の話でおおいに盛り上がって、時間は新幹線発車の20分前。
みんなよりお先に山手線に乗って、東京駅に着いたのは発車2分前・・・
猛ダッシュでなんとか乗車。ふう、これで地元の終電に間に合うので、タクシー代助かったあ~
で、家に着くと 鍵が無い ガ━━(´・д・`|||●)━━ン
ピンポンの音が、空しくリビングにこだましているのが聞こえる。
誰か起きてくれ!
が、起きてくれたのは、ピンポンに反応したわんこ。
うるさい鳴声が、インターホンから御近所中に大音響で垂れ流される。
お前たちは、黙って寝てくれ!
人間起きろ!わんこ寝ろ!
ほとんど祈りだが、反応なしだ。
こうなると、むくむくと怒りがこみ上げてくる。
一人だけ遊ばせてもらってなんなのだが、
締め出しはね~だろ~
と酔った勢いでがらも悪くなるってもんです。
はっと、思いついて、自分達の部屋のある方に回り、下から小石を雨戸に向けて投げてみる。
私って頭いい~
が、2~3個投げたのに、まだ気づかない・・・
こらっ
でも、きょうはおつむに思いっきりいやしをかけてきたので、回転も速くなってるの。
そうだ、雨戸めがけてホースで放水だい!
なんて私って頭いいんでしょ。鈍感な相方もさすがに気づいて、ドア開けてくれたよ。
なんで開けてくれなかったのよ~
悪態をつく私に相方
携帯かければいいじゃん
え・・・
私が、いろいろと試したドアオープン作戦は、この一言でなんかすんごくおバカに・・・
やっぱ、まだまだおつむに栄養足りないらしい・・・
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