詩の記事一覧

2017.07.20 花のいのち
2017.07.18 山の彼方
2017.07.10 銀河鉄道
2009.08.02 降る降る

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花のいのち

2017.07.20

1日でしぼんでしまう花もあるでしょう

1週間もがんばって咲いてる花もあるよね

みんな自分のいのちの長さ知っているのかな

比べなければ、何も考えずに受け入れるじゅみょうなのかな

鮭は産卵が終わるとしんでしまうし

アカウミガメは涙を流しながら産卵してまた大海原にかえっていく

神様はどういうふうに考えて差をつけているんだろう

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山の彼方

2017.07.18

そこに山があるから。。。と先人の言う

そこに空があるから。。。と言ってもいいですか

山に登るということの、空に一歩一歩近づいていくこと

何物にもさえぎられない空が待っているその大地の頂き

超絶の頂のその先の青、そして大気の織り成す雲、雲、雲

そこに空があるから。。。

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銀河鉄道

2017.07.10

闇夜を裂いて汽笛が響く

レールと車輪の軋む音が小気味よく繰り返す

今にも空に羽ばたいていくように

狭い谷間に共鳴して音の速度を上げる

車掌が窓からニヤリと笑った

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降る降る

2009.08.02

夏は降る降る　なみだ雨

夏は降る降る　蝉しぐれ

夏は降る降る　星もまた

月がお日様　隠したからか

お日様　きょうも　かくれんぼ

もういいよ　もういいよ　

早くこっちに出ておいで

夏は降る降る　なみだ雨

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